指定自動車教習所指導員試験とは
自動車の免許を取得する際は、自動車教習所に通って指導してもらいながら免許の取得を目指すことになります。
その際に指導する教官は誰でもなれる訳ではなく、指定の自動車教習所に入社して3ヶ月~半年程の事前教養を行い、3週間ほどの教育研修に参加して試験に合格することで、晴れて指導員になることができます。
試験は、学科教習と技能教習を行える「教習指導員」と、技能検定を行える「技能検定員」の二つに分かれており、指定教習所にはどちらも設置することを義務付けられています。
指導員としての業務を広げるために、どちらも取得するのが一般的な様です。
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目次
指定自動車教習所指導員試験の基本情報
資格種別 | 国家資格(業務独占資格) |
ジャンル | 車・船・航空 |
資格区分 | 教習指導員 、技能検定員 |
受験資格 | 【教習指導員】21歳以上で技能教習に用いる自動車を運転できる免許所持者 【技能検定員】25歳以上で教習者を運転できる免許所持者 ※事前教養が必要になります ※過去に不正をしたり禁固以上の刑を処せられたりした場合は受験することができません |
試験日程 | 不定期 |
試験方法 | 【教習指導員】筆記試験、運転技能試験、面接 【技能検定員】運転技能試験、実技試験、論文試験、面接 |
免除科目 | 1年以内であれば科目合格制度有り |
試験場所 | 全国各地 |
受験料 | 科目により異なる |
登録・更新 | – |
主な対象者 | 小学生
中学生
高校生
大学生
専門生
社会人
その他 |
問い合わせ | ・各都道府県指定教習所協会 ・各都道府県警察本部運転免許課 |
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指定自動車教習所指導員試験の試験内容
出題範囲
- 筆記
-
自動車教習所に関する法令についての知識(論文、正誤式)、教習指導員として必要な教育についての知識(論述式)、教則の内容となっている事項、その他自動車の運転に関する知識(論述式、正誤式)
- 技能
-
教習指導員として必要な自動車の運転技能、技能教習に必要な教習方法、学科教習に必要な教習方法
- 運転技能審査
- 面接による審査
合格点
各科目概ね80%~95%の正解率
指定自動車教習所指導員試験の受験者数・合格率
受験者数、合格率の全てが非公開
指定自動車教習所指導員試験の難易度
試験に関する情報が不足していますので何とも言えませんが、暗記問題が大半になるので莫大な勉強時間が必要になります。
1年以内であれば、合格した科目は免除できるので、一つずつ確実に勉強していくことが重要です。
指定自動車教習所指導員試験の勉強法
資格を活かせる仕事
自動車教習所の教官として活躍することが可能です。
- 自動車教習所に就職して、受験資格を得るために3~6ヶ月以上勤務(養成)する
- 公安委員会が行っている3週間程度の教育研修を受講する
- 試験を受験して合格する
- 研修を受ける
自動車教習所教習指導員の平均年収は400万円程度になります。月収で言うと25万円~30万円程度ですね。
業務独占資格の割には収入は低いです。
受験者の口コミ評判
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将来的に使える資格なのか
2.5 ダッフィ 40代会社員
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