外国語の資格

スペイン語技能検定の難易度・合格率・日程など

資格の門太郎

スペイン語技能検定とは

スペイン語技能検定は、公益財団法人日本スペイン協会が実施している、スペイン語能力を測定する検定試験です。1973年から実施されており、現在は文部科学省後援の検定として行われています。

スペイン語は、スペインだけでなく中南米を中心に多くの国と地域で使われている言語です。公式サイトでも、スペイン語は21の国と地域で公用語とされ、世界で約5.9億人以上が使用する主要言語のひとつと紹介されています。

試験は1級から6級まであり、基礎レベルから高度な運用力まで段階的にスペイン語力を測定できます。検定結果は、留学時の公的証明、大学などでの単位認定、通訳・翻訳業務の能力証明、官公庁や民間企業の採用試験など、さまざまな場面で活用されています。

また、スペイン語技能検定1級に合格している場合、スペイン語で全国通訳案内士試験を受験する際に、外国語筆記試験が免除されます

スペイン語を使った仕事に就きたい人、留学や国際交流に興味がある人、通訳・翻訳・観光・ボランティア活動などでスペイン語を活かしたい人に向いている検定です。

人気はあるのか?

スペイン語技能検定は、英語資格ほどの知名度はありませんが、スペイン語学習者にはよく知られている検定です。留学、国際交流、観光、通訳・翻訳などでスペイン語を活かしたい人に人気があります。

スペイン語技能検定の基本情報

資格種別民間資格
ジャンル英語・外国語
資格区分1級・2級・3級・4級・5級・6級
受験資格なし
試験日程夏季・冬季の年2回。1級は冬季のみ実施
試験方法1級・2級は一次試験と二次試験。3級〜6級は一次試験のみ
免除科目なし
試験場所一次試験は北海道、青森、仙台、東京、新潟、金沢、山梨、静岡、名古屋、大阪、神戸、広島、松山、福岡、宮崎、沖縄など
受験料1級16,720円、2級13,970円、3級11,000円、4級8,250円、5級6,930円、6級5,830円
登録・更新なし
問い合わせ公益財団法人 日本スペイン協会
関連資格DELE
通訳案内士
実用イタリア語検定
ドイツ語技能検定

スペイン語技能検定の試験日

2026年度試験

実施回対象級一次試験二次試験
夏季2級~6級6月28日8月2日 ※2級のみ
冬季1級~6級12月13日1月24日 ※1級・2級のみ

スペイン語技能検定の合格率

合格率の目安
1級約7%
2級約10%
3級約15%
4級約70%
5級約80%
6級約85%

スペイン語技能検定は、4級〜6級までは比較的合格を目指しやすい一方、3級以上になると難易度が大きく上がります。特に1級・2級は合格率が低く、語彙力・文法力だけでなく、読解力、リスニング力、表現力も高いレベルで求められます。

スペイン語技能検定の難易度

難易度の目安
1級会議通訳、文学翻訳、専門ガイドができるプロレベル
2級ラジオやテレビの内容を理解し、一般的な通訳ができるレベル
3級新聞などの文章を理解し、一般的な観光ガイドにも対応できるレベル
4級簡単な日常会話ができ、基本文法を一通り理解しているレベル
5級平易な文章の読み書きができ、初級文法を理解しているレベル
6級基礎的な短文の読み書きができ、直説法現在を理解している入門レベル

6級・5級は入門〜初級レベルなので、スペイン語を学び始めた人でも挑戦しやすい級です。4級になると基本文法を一通り理解していることが求められ、簡単な日常会話や文章読解にも対応できる力が必要になります。

一方で、3級以上になると難易度は大きく上がります。新聞や一般的な文章を読む力、聞き取り力、表現力などが求められ、単語や文法を覚えるだけでは対応しにくくなります。特に1級・2級は、通訳や翻訳に近い高度な運用力が必要です。

なお、現在の試験では1級・2級に二次試験があり、一次試験に合格した人のみ面接試験に進みます。3級〜6級は一次試験のみです。

スペイン語の知識がまったくない状態から3級を目指す場合は、毎日2〜3時間ほど学習しても、半年以上の継続的な勉強が必要になるでしょう。まずは6級・5級で基礎を固め、4級、3級へと段階的に進めるのがおすすめです。

受験者に難易度を聞いた
  • 基本的に公式からの過去問が公表されていないので、勉強としては手探りのものになります。合格率などそのほか情報についても公表されていないものが多く、基本的には市販のテキストや問題集を購入して独学になりますが、種類は多くありません。ただし、低い級であれば出る範囲は限定されています。6級であれば基本の文法や単語を覚えるだけでよいので、市販のテキストで十分でしょう。また、気を付けることとしてはマークシートではないので、偶然に受かることはほぼないといってよいです。(6級取得 20代女性)
  • スペイン語の最大の難関はなんといっても動詞の活用ですが、6級では動詞は直説法現在形しか出ないので比較的ラクです。慣れないうちはこれでも十分大変だと感じますが、5級以上を受けてみると、6級がいかにラクだったかを痛感します。薄い文法書を1冊、プラス過去問を2回ほどやって合格できました。出てくる単語もわりと決まりきっています。(4級取得 30代女性)

スペイン語技能検定の勉強法

スペイン語技能検定は、英検やTOEICに比べると受験者数が少なく、試験対策に関する情報も多くありません。そのため、まずは市販の参考書や過去問を使って、出題形式や難易度を把握することが大切です。

勉強の基本は、文法・単語・読解・リスニングをバランスよく進めることです。特に4級〜6級では、基礎文法の理解が重要になります。動詞の活用、名詞・形容詞の性数一致、前置詞、基本的な時制などをしっかり確認しておきましょう。

過去問や模擬問題は、繰り返し解くことで出題傾向をつかみやすくなります。間違えた問題は答えを確認するだけでなく、「なぜ間違えたのか」「どの文法知識が足りなかったのか」まで見直すと効果的です。

3級以上を目指す場合は、読解力やリスニング力も重要になります。スペイン語の記事、ニュース、会話音声などに触れ、長めの文章や自然なスピードの音声に慣れておくとよいでしょう。

1級・2級では二次試験もあるため、声に出して答える練習も欠かせません。自分の意見や身近なテーマについて、スペイン語で簡単に説明する練習をしておくと、面接対策にもつながります。

スペイン語技能検定は対策情報が限られる分、過去問と模擬テストを中心に、出題傾向を自分でつかみながら学習を進めることが合格への近道です。

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スペイン語技能検定を活かせる仕事

この資格を取得していると、航空会社での勤務や、客室乗務員として、貿易業や観光業、外国人の支援団体や、翻訳などの仕事などに活かすことができます。

スペイン語は、英語、中国語、フランス語、ロシア語、アラビア語と共に、国際連合において公用語として使われていますし、スペイン語を母国語にしている人口の数は、英語・中国語・ヒンドゥー語に次いで4番目となっています。

日本国内では、スペイン語の需要は少ないのですが、世界的に見るとスペイン語は多用されていることがわかります。

メキシコをはじめとする中南米は、経済は発展していく国として注目されていますので、中南米に進出する日本企業や、中南米と取引を行う企業が今後増加していくと考えられます。

スペイン語は、英語や中国語と比べると、話せる人材が少ないため、中南米と関わりあう企業への就職の際には大きな強みとなるでしょう。

また、スペイン語を公用語とする、カリブ海の島国や、中央アメリカ、南アメリカなどは、観光としても人気のあるスポットであるため、スペイン語を話せる人材は、添乗員としても需要が高まります。

受験者の口コミ評判

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僕の勉強法

3級の一次の筆記試験は日本語文→スペイン語文(5問)スペイン語文→日本語文(5問)の計10問です。確か時間は60分くらいです。
2017年7月の3級の二次試験の面接は3分間ひたすら話し続けるというものでした。スペイン語ネイティブの試験監と日本人のタイムキーパーの人が一人ずついました。
二人とも中年の男性でした。『スペイン語検定対策3級問題集』を使って勉強しました。一次試験が大体この問題集の中からでたので、2次もこれにあるような問題が出るだろうと踏み、この問題集で二次試験をひたすら勉強+面接練習をスペイン人の友達に手伝ってもらいました。しかし、二次試験では問題集に載っていないばかりか大変難しい質問をされ、全くできませんでした。
質問は「今はとても暑い夏です。外国人観光客に暑さ対策についてアドバイスをしてください。」というものでした。
私は特に普段暑さ対策にも取り組んでおらず、さらに「外国人観光客」にとなると緊張も相まって全く思いつきませんでした。
外国人観光客など来るはずのない四国のド田舎に住んでいるのでわからないということもあったかもしれません。冒頭「暑い時はどこも暑いですからね、それはちょっと難しいですね。」と変なことを口走り、「十分に水分補給をして、日中の外出は控えてくださいとアドバイスします」の計15秒でネタが尽き、あとはひたすら「外国人観光客にアドバイスすべき暑さ対策って何がある???」とかなんとかごもって終わりました。
「他の質問はありませんか」と聞いても首を振り続けてとの合図があるのみで、会話もありません。十中八九不合格です。
帰りに神戸の街を歩きながら「あ、アーケードの中って涼しいんだ」とか、「そういえば地下ってものがあるんだな」と都会の避暑スポットを見つけながらとぼとぼ帰りました。
母語であっても3分間会話なしで一方的に話し続けることができるトピックは限られているので、せめて3択にして貰えばなとここで言ってもなんですが、そう強く思います。
更に、受験者数、評価基準・方法など基本的な情報がオフィシャルに公開されていないのもこの試験の大きな問題点です。(2018年12月)

どうが 20代無職
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1日1、2時間、3ヶ月の勉強では全然無理

3級は、レベルとしては英検と比べると準1級程度と言われています。
1日1、2時間、3ヶ月の勉強では全然無理です。それで取れるのは5、6級でしょう。4級でも厳しいかも?接続法ができないと受からないので。その記載が気になったので投稿しました。(2018年6月)

名無し 30代主婦
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旅行がキッカケ

以前、旅行でバルセロナに行ったことがあり、スペインの魅力に取りつかれ、一からスペイン語の勉強をしようと思い受験を決意しました。
英語の様に事前知識が無くて苦労しましたが、半年間の勉強期間で無事4級を取得することができました!
ただ、4級を取れる知識でも日常会話をするレベルまではいきませんでしたので次は3級を目指して頑張ります!(2017年11月)

まんだい 40代主婦
まんだい 40代主婦
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