漫画家アシスタント検定試験の難易度・合格率・日程など
資格名 | 漫画家アシスタント検定 |
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評価【3級】 |
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資格種別 | 民間資格 |
資格法令 | – |
資格区分 | 1級、2級、3級 |
受験資格 | 1級:1級合格者 2級:2級合格者 3級:誰でも受験できます |
試験方法 | 描画能力を問う試験になります |
試験場所 | 宮城県、新潟県、栃木県、東京都、神奈川県、愛知県、大阪府、広島県、高知県、香川県、愛媛県、福岡県、沖縄県の専門学校など |
試験日程 | 3月上旬、6月中旬、11月中旬 |
申込期間 | 12月上旬~2月上旬、3月中旬~5月中旬、8月中旬~10月中旬 |
合格発表 | 発表時期は未定 |
受験料 | 1級:10,000円 2級:8,000円 3級:5,000円 |
問い合わせ先 | 日本漫画能力検定協会 |
概要
漫画家アシスタント検定は、「日本漫画能力検定協会」が実施している民間資格です。
試験は、基礎能力を問う3級から一般能力を問う1級まで存在し、初めて受験する際は3級からチャレンジすることになります。(飛び級はできません)
漫画家のアシスタントとしての実務が出来るレベルの試験になりますので、趣味要素の強い漫画キャラクター検定に比べると、より実務的な知識を問う試験になります。
資格を取得したからと言って、いきなり漫画家や漫画家のアシスタントとして活躍できる訳ではありません。
試験内容
1級
レベル
漫画家のアシスタントとして一般的な作業が十分できる能力を問う
対象者
漫画専門科生・漫画愛好家・漫画家アシスタント志望者
試験内容
- 背景おこし:キャラクターの描かれた絵の背景に写真を参考にして背景を描く(俯瞰を含む)
- 背景処理:描かれたキャラクターの状況に合わせた背景処理を行い、効果を出す
- 効果線:集中線、流線を用いて様々な効果を出す
- トーン処理:ウラ削り、平削り、かけ合わせ等のテクニックを用いて様々な効果を出す
- 風景・モブシーンおこし:風景写真、モブシーンの写真から漫画をおこす
2級
レベル
漫画家のアシスタントとして基本的な作業が不自由なくできる能力を問う
対象者
漫画専門科生・漫画愛好家・漫画家アシスタント志望者
試験内容
- 集中線・ベタフラッシュ:入りを太く、抜きを細く、定められた中心点に向かって集中線を入れる。キャラクターの後ろにベタフラッシュを入れる
- かけ網:線に強弱のない均一な太さと間隔の線で網目を作ってハーフトーン効果を出す
- つやペタ・ホワイト処理:筆の抜きを生かして髪の毛等の艶のある感じを表現する
- トーン削り:スクリーントーンを削って質感や雲等を表現する
- 背景おこし:何種類かの小物、背景の見本を参考に背景を描く
3級
レベル
漫画家のアシスタントとして基礎的な作業ができる能力を問う
対象者
高・専・短・大・漫画専門科生・漫画愛好家・漫画家アシスタント志望者
試験内容
- ペタ入れ:予め描かれたキャラクターの髪や背景の影の部分などにペタを入れる
- スピード線・集中線:キャラクターや車などのスピードの速さを線で表現
- トーンペタ貼り:描かれたキャラクターや背景の効果を考え、スクリーントーンのペタ貼りや重ね貼りをする
- ホワイト修正:汚れ、はみ出し(フキダシの中、ワク線の外コマの角)、線の整理等のホワイトかけ
- 背景:簡単な背景の見本を参考に描く
免除科目
漫画キャラクター検定か漫画技法検定1級の合格者は、1級・2級のいずれの級も受験することができます
合格基準
プロの審査による客観的な評価により合否を判定します。
受験者数・合格率
受験者数、合格率は全て非公開
試験の難易度
3級は簡単です。
試験の勉強
絵の得意な方であれば、試験の為の対策を立てる必要はありません。
漫画家アシスタント検定 勉強法(準備中)
資格を活かせる仕事
プロにより審査されるので、プロの目に留まれば漫画家のアシスタントとして第一歩を踏み出せるかもしれません。
漫画アシスタントの収入
漫画家のアシスタントであれば、時給や月給制で働くことになりますが、決して収入の良い仕事ではありません。
口コミ・体験談
まだありません。