航空管制官

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航空管制官試験とは

空港内にてレーダーや無線機を使って航空機などに対して、安全な離発着が出来るように的確な指示を出す役割を担っています。
その航空管制官になるには、まず、日本国籍を持ち、30歳までに人事院が実施する航空管制官採用試験に合格しなければなりません。
試験を受験するには年齢制限があり、まず30歳以上の人は受験することができません。また、21歳未満の場合でも一定の学歴が必要になります。
試験難易度は非常に高く、合格率は毎年数パーセントしかありません。
この試験の採用は、試験の点数だけではなく、これまでの成績や本人の意志・意向等を考慮して決定されます。
ですから、合格点を取っていても総合的に見て採用されなければ、次の段階である「航空保安大学校」に入学することは出来ません。

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目次

航空管制官試験の基本情報

資格種別国家資格(業務独占資格)
ジャンル車・船・航空
資格区分なし
受験資格次のいずれか
・21歳以上30歳未満
・21歳未満の場合は、大学・高専卒業、及び翌年3月までに卒業見込みの者
試験日程試験は年1回実施
【一次試験】5月下旬
【二次試験】7月上旬
【三次試験】9月初旬
試験方法【一次試験】筆記試験、適性試験、外国語試験
【二次試験】英外国語試験、人物試験、身体検査、身体測定
免除科目なし
試験場所【一次試験】札幌、岩沼、東京、新潟、名古屋、泉佐野、広島、松山、福岡、宮崎、那覇
【二次試験】札幌、所沢、泉佐野、福岡、那覇
受験料無料
登録・更新なし
主な対象者
小学生
中学生
高校生
大学生
専門生
社会人
その他
問い合わせ各地方の人事院事務局

【総合評価】

人気 :将来性:
就転職:難易度:

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航空管制官試験の試験日

2020年度試験

試験日申込期間合格発表
一次試験
2020年6月7日(日)
二次試験
2020年7月8日(水)
三次試験
2020年8月27日(木)・28日(金)
3月27日~4月8日一次試験
6月30日
二次試験
8月18日
三次試験
10月2日

航空管制官試験の試験内容

基礎能力試験

文章理解、判断推理、数的推理、資料解釈、自然・人文・社会

適正試験

示された図や記号、数値などを記憶するもの、空間的な方向や移動などの状態を判断するもの

外国語試験

英文解釈、和文英訳、英文法についての筆記試験

航空管制官試験の受験者数・合格率

時期受験者数合格率
2019年912人8.7%
2018年1,015人6.4%
2017年1,045人7.6%
2016年1,005人7.1%
2015年1,077人10.6%
2014年1,315人13.6%
2013年1,436人16.5%

航空管制官試験の難易度

航空管制官の試験は大学卒業レベルと言われていますが、合格率を見る限りかなり難しい試験になります。

試験は英語で行われます。英語スキルが必須になるので、英語力の事前知識がどの程度あるのかで難易度が大きく変わります。

航空管制官試験の勉強法

面接試験は独学での取得は難しいので、スクールや通信講座を利用することをオススメします。

勉強期間は最低でも数年はかかることを覚悟しなければいけません。

資格を活かせる仕事

全国各地の空港内のターミナルで勤務し、レーダー画面を見ながら飛行機が安全に飛行できるように無線を使って交信を行うのが航空管制官の仕事です。

収入に関しては、航空管制官の平均年収は600万円程度になります。誰でも出来る仕事では無いので、一般的なサラリーマンの平均年収に比べると高い水準になります。

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