ビジネス会計検定とは
ビジネスシーンで役立つ会計知識(財務諸表)を問う試験です。
会計関連の検定試験には、「日本商工会議所」が実施している簿記検定がありますが、簿記検定では会計の基準に従った正確な財務諸表を作成する能力が問われるのに対して、ビジネス会計検定試験では財務諸表を正確に読み解き、分析する能力が問われます。
簿記の基本である仕訳の知識がなくとも試験に臨むことができ、財務諸表の種類や読み方、分析方法、諸法令に関する知識が問われることになります。
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目次
ビジネス会計検定の基本情報
資格種別 | 民間資格 |
ジャンル | 金融・会計・簿記 |
資格区分 | 1級、2級、3級 |
受験資格 | なし |
試験日程 | 【1級】3月中旬(年1回) 【2級・3級】3月中旬・9月上旬(年2回) |
試験方法 | 筆記試験 |
免除科目 | なし |
試験場所 | 札幌・仙台・新潟・東京・横浜・静岡・名古屋・京都・大阪・神戸・岡山・広島・山口・松山・福岡 |
受験料 | 【1級】4,400円【2級】6,600円 【3級】11,000円 |
登録・更新 | なし |
主な対象者 | 小学生
中学生
高校生
大学生
専門生
社会人
その他 |
問い合わせ | ビジネス会計検定試験センター |
【総合評価】(3級)
人気 : | 将来性: |
就転職: | 難易度: |
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ビジネス会計検定の試験日
2019年度試験
試験日 | 申込期間 | 合格発表 |
---|---|---|
2級・3級 2019年9月1日(日) | 6月24日~7月26日 | 10月10日 |
全級 2020年3月8日(日) | 12月24日~1月31日 | 1級 4月16日 2級 5月7日 |
ビジネス会計検定の試験内容
出題形式
【1級】筆記試験(択一式、記述式)
【2級・3級】筆記試験(記述式)
出題範囲
- 会計情報に関する総合的な知識
-
ディスクロージャー、財務諸表と計算書類、財務諸表項目の要点、財務諸表の作成原理
- 財務諸表を含む会計情報のより高度な分析
-
財務諸表分析、企業価値分析
合格点
【1級】200点満点で、論述式50点以上かつ全体で140点以上
【2級・3級】100点満点中70点以上
ビジネス会計検定の受験者数・合格率
2019年9月試験【第25回】
区分 | 受験者数 | 合格率 |
---|---|---|
2級 | 1,850人 | 48.5% |
3級 | 4,502人 | 59.2% |
2019年3月試験【第24回】
区分 | 受験者数 | 合格率 |
---|---|---|
1級 | 211人 | 29.4% |
2級 | 1,858人 | 48.0% |
3級 | 3,859人 | 62.4% |
ビジネス会計検定の難易度
日商簿記検定の同じ試験区分と比較すると、比較的難易度は低いです。
ビジネス会計検定の勉強法
大阪商工会議所が発行している「公式テキスト」があります。
内容が分かりやすく掲載しているし、基本的にこちらのテキストから出題されるので、このテキストをメインに勉強すると良いでしょう。
ビジネス会計検定のお勧めテキスト
主題傾向が分かりやすくお勧め
公式テキストの内容を把握できているのか確認
資格侍
公式テキストと公式過去問題集2冊あれば十分です。
資格を活かせる仕事
企業の経理課など、財務に関わる職場で活躍することができます。
就職・転職活動で有利に進めたいのであれば、最低でも2級以上は欲しいですね。