企業や教育機関をはじめ、ビジネス実務や日常生活で必要とされる著作権についての基礎知識や著作権法および関連法規などの知識を問う試験で、(株)サーティファイが実施しています。
弁理士資格の下位資格とされており、弁理士を目指す方のステップアップとしてチャレンジしやすい資格です。
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ビジネス著作権検定の基本情報
資格種別 | 民間資格 |
ジャンル | 事務・ビジネス・経営 |
資格区分 | 初級、上級 |
受験資格 | なし |
試験日程 | 【上級】6月上旬、11月中旬(年2回) 【初級】2月中旬、6月上旬、11月中旬(年3回) |
試験方法 | 筆記試験 |
免除科目 | なし |
試験場所 | 札幌、仙台、東京、横浜、新潟、静岡、名古屋、大阪、広島、福岡 |
受験料 | 【上級】8,000円【初級】5,100円 |
登録・更新 | なし |
主な対象者 | 小学生
中学生
高校生
大学生
専門生
社会人
その他 |
問い合わせ | (株)サーティファイ |
【総合評価】(初級)
人気 : | 将来性: |
就転職: | 難易度: |
【関連資格】
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ビジネス著作権検定の試験日
2020年度試験
試験日 | 申込期間 |
---|---|
初級・上級 2020年6月7日(日) | 2月10日~5月17日 |
初級・上級 2020年11月8日(日) | 6月8日~10月18日 |
初級 2021年2月14日(日) | 11月9日~1月24日 |
ビジネス著作権検定の試験内容
出題形式
筆記試験(択一式)
出題範囲
ビジネスと法、著作物、著作者、著作者人格権、著作権、著作権の制限、著作物の保護期間、著作権の変動と著作物の利用、著作権の登録、著作隣接権、著作権の侵害と救済、著作権の周辺問題、著作権・著作隣接権に関する国際条約等、著作権ビジネス、著作物の製作を委託・受託する際の留意点、情報社会と情報モラル
合格点
【上級】70%以上の得点率
【初級】65%以上の得点率
ビジネス著作権検定の受験者数・合格率
合格率は上級だと50%程、初級だと60%程
ビジネス著作権検定の難易度
法律に関する知識が全くない場合の勉強時間の目安は、初級で20時間、上級で50時間程度になります。
法律の登竜門である著作権に関する基礎知識を問う試験になるので、それほど難しい試験ではありません。
ビジネス著作権検定の勉強法
公式ホームページ内に過去問や模擬問題が掲載されているので、まずはそちらで試験の概要を掴みましょう。
ビジネス著作権検定のお勧めテキスト
初級・上級どちらも対応!著作権について分かりやすく掲載
資格を活かせる仕事
著作権の扱いはとても慎重に行われなければなりません。
断りも無く不正にコピーをするのは論外ですが、情報処理を適切に行った上で、ある著作物をビジネス上で活用するのであれば、それは大変意義のあることです。
特に企業にとっては、著作権の侵害を犯すことは社の信用を貶め、酷い場合は社自体の存続にも関わる問題となってしまいます。
反対に、自社の知的財産を他社に勝手に使われては、その損害は計り知れません。
そういったことから、ビジネス著作権検定に合格した人は、情報関連の企業で重宝されています