日本ジュエリー協会が実施している検定試験で、ジュエリーに関するプロを目指す人の必須資格になりつつあります。
宝石販売のスペシャリストとして、適切なアドバイスを行える様になるには、宝飾品を取り扱う上で必要な専門知識、商品知識が必須になります。
試験は高度な専門知識を問う1級から、基礎知識を問う3級までクラス分けされています。
宝飾品販売の従事している人やこれから働きたい人は、取得しておきたい資格になります。
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ジュエリーコーディネーター検定の基本情報
資格種別 | 民間資格 |
ジャンル | 美容・健康 |
資格区分 | 1級、2級、3級 |
受験資格 | 【1級】2級取得者 【2級】3級取得者 【3級】なし |
試験日程 | 8月上旬、3月上旬(年2回) |
試験方法 | 筆記試験 |
免除科目 | なし |
試験場所 | 東京・名古屋・大阪・福岡・札幌・仙台 ※年度により異なる |
受験料 | 【1級】一次試験:10,000円、二次試験:5,000円 【2級】13,000円 【3級】9,000円 |
登録・更新 | なし |
主な対象者 | 小学生
中学生
高校生
大学生
専門生
社会人
その他 |
問い合わせ | 一般社団法人 日本ジュエリー協会 |
【総合評価】(3級)
人気 : | 将来性: |
就転職: | 難易度: |
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ジュエリーコーディネーター検定の試験日
2020年度試験
試験日 | 申込期間 | 合格発表 |
---|---|---|
2020年8月19日(水) | 5月上旬~6月中旬 | 9月中旬 |
2021年3月上旬予定 | 12月上旬~1月中旬 | 4月中旬 |
ジュエリーコーディネーター検定の試験内容
出題範囲
公式テキストに準ずる
合格点
1科目100点を満点とし、約70点以上
1級の記述式・論文試験は300点満点とし約210点以上
ジュエリーコーディネーター検定の受験者数・合格率
2016年度試験
区分 | 受験者数 | 合格率 |
---|---|---|
1級 | 17人 | 17.7% |
2級 | 239人 | 27.6% |
3級 | 734人 | 47.8% |
ジュエリーコーディネーター検定の難易度
3級は基礎的な知識や販売員としての基本的な知識が求められるため、合格率は高めの70%代を推移しています。
より高度な専門的な知識が求められる2級になると、試験範囲も広く3科目全てに合格することが必要になります。このため合格率は20%台となり、ぐっと難易度が上がることが分かります。
特に難易度が高いと言われている1級は、合格者は該当者がいない時もあるくらい厳しいものとなっています。
これは2級や3級と試験内容が異なり、記述式と論文式の試験に加え、ロールプレイング形式の試験や実技、面接が加わるからでしょう。
この実技対策として、実務を通して経験を積むことはもちろんですが、第三者から指摘を受けることも重要です。
ジュエリーコーディネーター検定の勉強法
日本ジュエリー協会のHP内に公式テキストが販売されているんで、そちらをメインに勉強すると良いでしょう。
資格を活かせる仕事
ジュエリーコーディネーターは、ジュエリーの歴史、宝石学の高度な専門知識に加え、接客や販売の実務技術を持っています。そこで、宝石を買うお客様に対して親身なアドバイスやコーディネートを提案し、お客様が満足する買い物をして貰うと共に、信頼も得るのが仕事です。
ですから、ジュエリー店ではこの資格を持った人員は不可欠な存在です。
ジュエリーコーディネーターは、ジュエリー産業の発展とお客様の利益になる事を目的として作られた資格なので、ジュエリーの販売の仕方だけに限らず、製造過程や卸売りといったあらゆる工程で役立つ知識を持っています。
全国のジュエリーコーディネーターは、ジュエリーの製造から卸しを経て、お客様へのどこかの工程で活躍しています。