生活総合ヨガインストラクターは、若者から高齢者までといった幅広い年代の方が、心身ともに健やかに生活できるよう、ヨガを取り入れた指導をしていくこと仕事です。
ヨガの呼吸法やポーズを教えるだけではなく、普段の食事や、生活改善などといった、生活全般のアドバイスも同時に行っていきます。
受験資格は、20歳以上のヨガ経験のある方で、試験対策講習を受講した者となっています。
試験内容は、筆記と実技試験となっています。生活総合ヨガインストラクターの資格は2年ごとに更新する必要があります。
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生活総合ヨガインストラクター試験の基本情報
資格種別 | 民間資格 |
ジャンル | 美容・健康 |
資格区分 | なし |
受験資格 | 20歳以上でヨガ経験のあるもの(事前に対策講座の受講が必要) |
試験日程 | 10月(年1回) |
試験方法 | 筆記試験、実技試験 |
免除科目 | なし |
試験場所 | 東京、愛知 |
受験料 | 10,000円(再受験は7,000円) |
登録・更新 | 認定書発行料:4,000円。2年ごとの更新が必要で更新する際はスキルアップ講座の受講が必須 |
主な対象者 | 小学生
中学生
高校生
大学生
専門生
社会人
その他 |
問い合わせ | 一般財団法人 職業技能振興会 |
【総合評価】
人気 : | 将来性: |
就転職: | 難易度: |
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生活総合ヨガインストラクター試験の試験日
2019年度試験
試験日 | 申込期間 |
---|---|
2020年3月20日(金・祝) | ~3月10日 |
生活総合ヨガインストラクター試験の対策講座
生活総合ヨガインストラクターの受験をするには
- 1day直前講座(43,000円)
- 3ヵ月養成講座(247,600円)
のいずれかの講座を受講しておく必要があります。料金に受講料も含まれています。
1day直前講座
基本的なヨガポーズを中心に公式テキストの復習を重点的に行う講座です。
ヨガ経験が2年以上ある方やヨガインストラクターやヨガ資格取得者などヨガに関しての知識を持っている方を対象にしています。
3ヵ月養成講座
200分1レッスンを17回の他に2泊3日の合宿を含めた長期的な養成講座となっています。
ヨガ初心者を対象にしているので、これから本格的にヨガを習いつつ資格も取得したいという方にお勧めです。
生活総合ヨガインストラクター試験の試験内容
出題範囲
1人5分を目途に、公式テキスト「第2章ヨガの体操(アサナ編)」の中から、基本ポーズを中心に出題
ポーズの効果・ポイント・ほぐし動作・逆刺激を必ず取り入れ、インストラクターとして指導することが必要
合格点
非公開(筆記・実技の両方が合格点に達した者)
生活総合ヨガインストラクター試験の受験者数・合格率
非公開
生活総合ヨガインストラクター試験の難易度
合格率が分からないので何とも言えませんが、事前に対策講座の受講が必須になっていることから、真面目に受講していれば問題なく合格できると考えられます。
ただ、実技試験ではインストラクターとして指導することが求められるので、ヨガ初心者やスポーツインストラクターとしての経験が無い方からしてみれば難しい面もあります。
生活総合ヨガインストラクター試験の勉強法
筆記試験に関しては、公式テキストがありますので試験対策はやりやすいと思います。
事前に講座の受講が必須となっているので、講座を受講する前にどういった内容が出題されるのか確認しておきましょう。
生活総合ヨガインストラクター試験の講座
インストラクターとして指導することが求められるので、不安な方は料金は高いですが3ヵ月養成講座を受講することをお勧めします。
資格を活かせる仕事
生活総合ヨガインストラクターの資格を取得していると、スポーツクラブや高齢者施設などで、インストラクターとして働く際に有利となります。
高齢者施設などでは、激しい運動ではないヨガを取り入れているところも多くあります。
生活総合ヨガインストラクターとしてのスキルを持っていない者が指導をすると、高齢者に無理なポーズをさせることによって、身体を痛める可能性があります。
そのため、きちんとしたスキルをもった者が、その人に合った呼吸法やポーズを指導する必要があります。
また、生活総合ヨガインストラクターは、食事や生活に対するアドバイスもすることができますので、その人の生活全般を改善に導くお手伝いができます。
また、生活総合ヨガを医療現場で行っているところも増えてきましたので、そのような医療現場への就職にも有利となります。
腰やひじ、首や肩などに痛みを抱え、整形外科に通っているものの、改善がされないと言う方が、ヨガを行うことで痛みが改善したと言う事例もあります。
ただし、通常のヨガを行うだけではなく、生活全般を改善していく必要がありますので、やはり生活総合ヨガインストラクターとしてのスキルが必要となります。
現在、女性の間でヨガは大ブームとなっていますので、将来的に男性や高齢者などにもヨガが浸透していくものと思われます。
自宅などで、生活総合ヨガに特化した教室を開くことで、受講生を増やすことも可能になります。