ボイラー整備士試験とは
安全衛生技術試験協会が実施している国家資格で、ボイラーに関する清掃、点検、交換、運転作業などを行う知識を問う資格になります。
受験資格はありませんが、試験に合格して免許を交付してもらうには、実務経験などの条件をクリアしなければいけません。
ボイラー技師の資格に比べるとマイナーですが、ボイラー技士が安心して業務を行うためにも必要不可欠な資格になります。
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目次
ボイラー整備士試験の基本情報
資格種別 | 国家資格(業務独占資格) |
ジャンル | 保安・技術 |
資格区分 | なし |
受験資格 | なし 但し、試験に合格して免許を交付してもらうには、下記の条件のいずれかをクリアしなければいけません。 ・一定以上のボイラー、第一種圧力容器の整備の補助業務を6ヶ月以上経験 ・小規模ボイラー、一定未満の第一種圧力容器の整備業務を6ヶ月以上経験 ・職業能力開発促進法による職業訓練の内ボイラー運転科を修了 |
試験日程 | 2月、6月、10月(年3回実施) |
試験方法 | 筆記試験 |
試験場所 | 北海道、東北、関東、中部、近畿、中国、九州の安全衛生技術センター |
受験料 | 6,800円 |
登録・更新 | 2年ごとの更新が必要。申請手数料:1,500円 |
主な対象者 | 小学生
中学生
高校生
大学生
専門生
社会人
その他 |
問い合わせ | 公益財団法人 安全衛生技術試験協会 |
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ボイラー整備士試験の試験内容
出題形式
筆記試験(択一式)
出題範囲
ボイラー及び第一種圧力容器の整備の作業に関する知識(10問)、ボイラー及び第一種圧力容器の整備の作業に使用する器材、薬品等に関する知識(5問)、関係法令(5問)、ボイラー及び第一種圧力容器に関する知識(10問)
合格点
各科目ごとの得点が40パーセント以上で、尚且、合計得点が60パーセント以上
免除科目
- ボイラー技士免許を取得
- 普通職業訓練又は普通職業訓練(ボイラー運転科)を修了
- 旧養成訓練、旧能力再開発訓練、旧専修訓練課程普通職業訓練のボイラー運転科を修了
※上記いずれかの条件をクリアしていれば、「ボイラー及び第一種圧力容器に関する知識」は免除になります
ボイラー整備士試験の受験者数・合格率
年度 | 受験者数 | 合格率 |
---|---|---|
2018年 | 3,226人 | 64.1% |
2017年 | 3,522人 | 67.4% |
2016年 | 3,429人 | 69.8% |
2015年 | 3,782人 | 66.8% |
2014年 | 4,143人 | 64.3% |
ボイラー整備士試験の難易度
試験自体はそれほど難しくありません。
ボイラー整備士試験の勉強法
資格を活かせる仕事
ボイラー整備士として、ボイラーに関する清掃、点検、交換、運転作業などを行う業務を行います。