非破壊試験技術者試験とは
物を破壊せずに内部や表面の傷、劣化状況を調べ出す検査技術のことを非破壊検査といい、この検査は原子力発電所やプラント、鉄道、航空機等において適用されています。
その検査をすることができる非破壊試験技術者の技術レベルを一定の水準に保つため、2003年度から非破壊試験技術者試験が実施されているのです。
これは日本非破壊検査協会が主催している資格で、レベル1から3までの3段階に分かれています。
レベル3が最上位になり、それぞれ訓練時間を満たせば受験資格を得ることができます。高校の物理の知識があればまず問題ありませんが、実技試験に合格するために講習を受けて試験対策をする人もいます。
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目次
非破壊試験技術者試験の基本情報
資格種別 | 民間資格 |
ジャンル | 保安・技術 |
資格区分 | レベル1、レベル2、レベル3 |
受験資格 | あり ※日本非破壊検査協会ホームページでご確認下さい |
試験日程 | 年2回実施 【一次試験】3月下旬、9月下旬 【二次試験】5月~6月、11月~12月 |
試験方法 | 【一次試験】筆記試験 【二次試験】実技試験(レベル3は筆記試験) |
免除科目 | – |
試験場所 | 札幌、仙台、千葉、東京、神奈川、名古屋、大阪、広島、高松、福岡 |
受験料 | 13,395円 |
登録・更新 | 登録料:10,500円 5年毎の更新料:5,250円 |
主な対象者 | 小学生
中学生
高校生
大学生
専門生
社会人
その他 |
問い合わせ | 一般社団法人 日本非破壊検査協会 |
【総合評価】(レベル1)
人気 : | 将来性: |
就転職: | 難易度: |
【関連資格】
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非破壊試験技術者試験の試験内容
出題形式
【一次試験】筆記試験(四者択一式)
【二次試験】実技試験(レベル3は筆記試験)
合格点
【一次試験】一般問題と専門問題、それぞれで70点以上
【二次試験】70点以上
非破壊試験技術者試験の合格率
- レベル1:40%程
- レベル2:30%程
- レベル3:15%程