医療福祉情報実務能力協会が実施している試験です。
メディカルケアワーカーとは看護助手のことで、仕事が多岐にわたる上に、多忙な看護師の仕事の補助や、看護師不足を補うものとして、近年注目されています。
試験は1級と2級があり、どちらも在宅受験で実施されます。
メディカルケアワーカーは医療行為はできませんが、食事や入浴の補助やベッドメーキングなど、看護の現場では看護助手でできる仕事はたくさんあります。
メディカルケアワーカーだけでなく、ついでに訪問介護員の資格と一緒にとると、就職に有利には働くことでしょう。
スポンサーリンク
メディカルケアワーカー検定の基本情報
資格種別 | 民間資格 |
ジャンル | 医療・心理 |
資格区分 | 1級、2級 |
受験資格 | 【1級】 2級合格者 【2級】 ・実務経験通年1年以上(当協会規定) ・メディカルケアワーカー講座を受講 のいずれか |
試験日程 | 【1級】3月下旬、7月上旬、12月上旬(年3回) 【2級】3月下旬、7月上旬、9月中旬、12月上旬(年4回) |
試験方法 | 筆記試験 |
免除科目 | なし |
試験場所 | 在宅 |
受験料 | 【1級】8,700円【2級】7,700円 |
登録・更新 | なし |
主な対象者 | 小学生
中学生
高校生
大学生
専門生
社会人
その他 |
問い合わせ | 特定非営利活動法人医療福祉情報実務能力協会 |
【総合評価】
人気 : | 将来性: |
就転職: | 難易度: |
【関連資格】
スポンサーリンク
メディカルケアワーカー検定の試験日
2020年度試験
試験日 | 申込期間 | 合格発表 |
---|---|---|
2019年7月7日(日) | 4月15日~5月24日 | 8月2日 |
2019年12月1日(日) | 9月30日~11月1日 | 1月24日 |
2020年3月22日(日)※2級のみ | 1月27日~2月21日 | 5月8日 |
メディカルケアワーカー検定の試験内容
出題形式・範囲
- 学科(45問)
-
基礎心理学、実技緒論
- 文章作成
-
形式:学科出題範囲及びガイドラインの事柄についての記述問題(総文字数400字程度)、問題に定められた「課題」を受験者が作成し、解答を行う。応用理解力と知識を他者へ伝える力を問う。
合格点
偏差値55以上で以下の条件を満たすこと
【学科】80%以上の正答率
【文章作成】不明
メディカルケアワーカー検定の合格率
- 1級の合格率は45.7%
- 2級の合格率は54.0%
メディカルケアワーカー検定の難易度
試験合格率は50%前後となっていますが、決して難しい試験ではありません。
資格を活かせる仕事
この資格があると、病院や診療所、介護施設などにおいて、介護助手として採用される確率が高まります。
医療現場は、過酷な労働のため、看護士はつねに人手不足となっており、大きな社会問題となっています。
この資格をもっていれば、ベッドメイキングから、患者さんの身体的な介助や、歩行の介助などができます。これだけでも、看護士の仕事は大きく軽減しますので、医療施設では大変重宝されています。
今後、今以上に高齢化社会が進む可能性がありますので、看護士不足を補える、メディカルケアワーカーの需要は今後も高まっていくと思われます。
また、医療施設だけでなく、高齢者のお世話をする施設などでも、メディカルケアワーカーの需要は高まっています。
この資格があれば、身体的な介助や食事の介助だけでなく、食事の配膳や食事の補助、包帯などの医薬品の準備や消毒なども行うことができますので、介護施設でも大いに役立てることができます。