歯科技工士

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歯科技工士試験とは

さし歯やつぎ歯、歯並びを矯正するための矯正装置などの作製や修正、加工を専門とするスペシャリストになります。
受験資格を得るには、基本的に文部科学大臣の指定した歯科技工士学校か、厚生労働大臣が指定した歯科技工士養成所を卒業しなければいけません。
試験の合格率は非常に高く、受験資格さえ得ることが出来れば、ほぼ合格することが可能です。
歯科技工士は、業務独占資格になりますので、歯科技工士の試験に合格して免許を交付してもらわなければ、歯科技工士としての業務を行うことができません。
歯科技工士の約7割が男性です。
高齢化が加速していく中で、今後も注目されるであろう資格の一つになります。

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目次

歯科技工士試験の基本情報

資格種別国家資格(業務独占資格)
ジャンル医療・心理
資格区分なし
受験資格・文部科学大臣の指定した歯科技工士学校を卒業
・厚生労働大臣が指定した歯科技工士養成所を卒業
・歯科医師国家(予備)試験を受験する資格のあるもの
・外国の歯科技工士養成所を卒業か外国で歯科技工士の免許を取得したもの
試験日程2月中旬(年1回)
試験方法学説試験、実技試験
免除科目なし
試験場所【筆記試験】北海道、宮城県、東京都、愛知県、大阪府、香川県、福岡県、沖縄県
【口述試験・実技試験】東京都
受験料30,000円
登録・更新歯科技工士名簿に登録することによって免許証が交付。歯科技工士として従事している場合は2年ごとの届け出が必要
主な対象者
小学生
中学生
高校生
大学生
専門生
社会人
その他
問い合わせ各都道府県の歯科技工士試験担当

【総合評価】

人気 :将来性:
就転職:難易度:

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歯科技工士試験の試験日

2019年度試験

試験日申込期間合格発表
2020年2月16日(日)12月11日~20日3月26日

歯科技工士試験の試験内容

出題形式

学説試験(択一式 、口述試験)、実技試験

出題範囲

歯科理工学、歯の解剖学、顎口腔機能学、有床義歯技工学、歯冠修復技工学、矯正歯科技工学、小児歯科技工学、関係法規

合格点

800点満点で480点以上

歯科技工士試験の受験者数・合格率

年度受験者数合格率
2018年839人94.9%
2017年952人94.7%
2016年1,012人97.5%
2015年1,114人99.1%
2014年1,142人99.3%

歯科技工士試験の難易度

合格率を見て頂ければ分かりますが、歯科技工士学校でみっちり勉強している受験者がほとんどなので、受験資格を得ることが出来れば、それほど難しい試験ではありません。

歯科技工士試験の勉強法

学校でしっかりとした対策を練ると思うので、勉強法に関しては問題ないと思います。

筆記試験は暗記問題がメインなので問題集を繰り返し復習しておくことが大事になります。

歯科技工士試験のお勧めテキスト

過去5年分の試験問題を掲載!問題と解説を分冊できるので便利

資格を活かせる仕事

歯科技工士の働ける職場として、病院や診療所、もしくは歯科技工所がほとんどです。歯科技工所とは、歯科技工を専門に行う職場で、歯科医師や歯科技工士が多数在籍しています。歯科技工所を行うには各都道府県への届出が必要になります。

技術職になりますので、いきなり仕事をこなすことは困難なので、最低でも5年以上は技術者としての経験を積まなければ、まともな業務を行うことが困難です。

ただ、経験を積めれば歯科技工所として独立開業も夢ではありません。

歯科技工士の収入

歯科技工士としての収入はピンきりで、平均的には初任給で20万円~25万円、年収だと250万円~350万円程になります。

また、収入は職場によっても大きく変わり、注文の多いところであればおのずと収入は上がります。

30歳を過ぎると年齢給や技術給が上がりますが、技術力が上がったからと言ってそれが直結して収入が上がるとは言い切れません。ですので、収入の伸び率で言うと、他の職種に比べて緩やかになる傾向が強いです。

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