インターネットを駆使してアクセスの解析や計画の立案や設計などの実務で活躍できる人材を育成するための試験でウェブ解析士協会が実施しています。
初級・上級・マスターの3つの区分に分かれています。
ウェブ解析士の資格を取得することで、より効果的、効率的な宣伝活動を行うための知識を身につけているということも証明できます。
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ウェブ解析士試験の基本情報
資格種別 | 民間資格(名称独占資格) |
ジャンル | IT・パソコン |
資格区分 | ウェブ解析士マスター、上級ウェブ解析士、初級ウェブ解析士 |
受験資格 | なし |
試験日程 | 受験地により異なる |
試験方法 | 【マスター】レポート作成、実技試験 【上級】筆記試験(選択問題、計算問題、筆記問題[60分]) 【初級】パソコン試験(4択問題[65問・60分]) |
免除科目 | なし |
試験場所 | 全国各地 |
受験料 | 【マスター】324,000円(講座込み) 【上級】86,400円(講座込み) 【初級】17,280円 |
登録・更新 | 2017年以前に資格を取得した方は「フォローアップテスト」を受講が必須。また、資格を維持するには年会費6,480円が必要 |
主な対象者 | 小学生
中学生
高校生
大学生
専門生
社会人
その他 |
問い合わせ | 一般社団法人ウェブ解析士協会 |
【総合評価】(初級)
人気 : | 将来性: |
就転職: | 難易度: |
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ウェブ解析士試験の試験内容
5日間のマスター講座を受講してレポートを作成します。
ウェブ解析士試験の受験者数・合格率
2010年10月~2018年6月までの累計
時期 | 受験者数 | 合格率 |
---|---|---|
マスター | 387人 | 47.0% |
上級 | 4,044人 | 80.0% |
初級 | 20,720人 | 70.0% |
2018年6月試験
時期 | 受験者数 | 合格率 |
---|---|---|
マスター | 0人 | – |
上級 | 31人 | 82.0% |
初級 | 598人 | 62.0% |
ウェブ解析士試験の難易度
試験の難易度的にはそこまで簡単な試験ではありませんが、上級とマスターに関しては事前に講座を受講する必要があるので、合格率は高いです。
ウェブ解析士試験の勉強法
初級の場合、認定講座を受講する場合は「ウェブ解析士 公式テキスト」の購入が必須になります。
初級では認定講座の受講は必須ではありませんが、ウェブ解析士協会が実施した受験者を対象にしたアンケートによると、99%の人がウェブ解析士の認定講座を受講して何かのプラスになったと答えているので、試験対策だけではなく、業務をする上で受講しておいて損は無いと思います。
受講料も1万円程なので経済的です。
資格を活かせる仕事
ウェブ解析士は、企業での営業、開発、社内ウェブマスター業務を行う事で、企業の業務効率化を高めるのが仕事です。
ネットのアクセスを解析するのが主な作業で、
- 用途に応じた適切な情報の認識・分析・計算方法を見つける
- ウェブ解析を行う事で問題点を見つけ、早期にその解決手段を行う
ことをします。
又、ウェブマーケティングやウェブ解析に対する広い知識でデータを正しく読み取り、クライアントや上長に高い成果を上げられる仕事の取り組み方を提案します。これには、ネット上のデータの正確な読み取りが必要です。その読み取りの結果から、コンサルティングを行ってウェブマーケティング計画の設計や立案を行います。
ウェブ解析士にはそれだけのスキルが求められます。
数多くの企業が社内研修でウェブ解析の講座を開いているので、ITパスポートなどの国家資格程ではありませんが、企業認知の高い資格になり、就職や転職活動の際にも大いに活用することができます。
マスター試験に合格すると講師として活躍することも可能とされています。