植物や生態系に関する知識を持っていることを証明できる資格です。
1998年に検定試験として導入されていて全国各地でグリーンセイバー資格を持っている人が活動をしています。
マスター、アドバンス、ベーシックと3段階に分かれています。
マスター資格を取得すると環境教育指導者として認定されます。登録することで環境保全活動や環境教育の指導などを行える人材として認められます。
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グリーンセイバー資格検定の基本情報
資格種別 | 民間資格 |
ジャンル | 環境・自然 |
資格区分 | マスター、アドバンス、ベーシック |
受験資格 | なし(飛び級はできない) |
試験日程 | 【マスター】12月上旬(年1回) 【アドバンス・ベーシック】6中旬(年1回) |
試験方法 | 【マスター】筆記試験(小論文を含めた記述式を含む) 【アドバンス・ベーシック】筆記試験 |
免除科目 | なし |
試験場所 | 東京、大阪(アドバンス・ベーシックのみ) |
受験料 | 【マスター】8,000円 【アドバンス・ベーシック】5,000円 |
登録・更新 | 試験に合格することでグリーンセイバー登録(個人会員として)することができる(任意) 会員の有効期限は5年間。登録料と更新料は共に5,000円。 |
主な対象者 | 小学生
中学生
高校生
大学生
専門生
社会人
その他 |
問い合わせ | 特定非営利活動法人 樹木・環境ネットワーク協会 |
【総合評価】(ベーシック)
人気 : | 将来性: |
就転職: | 難易度: |
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グリーンセイバー資格検定の試験内容
自然の捉え方、自然との共生、自然の学び方、接続可能な環境社会を目指して
グリーンセイバー資格検定の受験者数・合格率
資格取得者の累計は3,500人以上
マスターの合格率は40~50%、アドバンスとベーシックの合格率は50~60%
グリーンセイバー資格検定の難易度
難易度としては低いです。
ただ、マスターは小論文で自分の意見を伝える必要があるので難しい面もあります。
グリーンセイバー資格検定の勉強法
グリーンセイバー資格検定の「公式テキスト
また、過去三年分の過去問題集も発売されているので、試験問題を把握しておくためにも購入しておいた方がいです。過去問はAmazonでは販売されていませんので、樹木・環境ネットワーク協会のHPにある「お申し込み方法 (テキスト/検定試験/セミナー)」から申込みして下さい。
また、これからグリーンセイバーの勉強を始める方を対象に「グリーンセイバー・ガイダンス」と呼ばれる無料説明会も開催されているので、どんな試験何だろうって気になる方は受講してみて下さい。
かなりマイナーな資格で、ネット上で勉強法を掲載しているサイトがほとんどないので、独学で勉強する場合はテキストの購入が必須になります。
資格を活かせる仕事
グリーンセイバー資格検定合格後、すぐに活躍できれば良いですがなかなか活動が難しいケースもあります。
そこで検定で得た知識を活かせるようにグリーンセイバー登録を推奨しています。登録すると人材募集情報などを提供してもらう事ができます。他にも活動の場を提供してくれているので、参加することでどのような活動が行えるのか具体的に分かってきます。
自然体験イベントや森づくり体験といったイベントに実際に活躍しているグリーンセイバーとともに参加できます。
体験を重ねていく中で、ご自身で子供向けの自然体験プログラムを提案したり企画の運営や実行などにも携われるようになります。
自然を守るため、美しい地球を守るために活躍できるグリーンセイバー資格検定は、自然に興味がある人、子供や大人に自然の美しさやすばらしさを伝えていきたい人に向いている資格です。