樹木医

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樹木医試験とは

樹木医は樹木の調査・研究、診断・治療、また公園や緑地の設計、管理をして、樹木の保護・育成・管理を行います。更に、落ちた枝や倒木等によって人的及び物損事故を防いだり、現在では貴重になってしまった樹木を後世に向けて育成する、文字通り樹木のお医者さんと言える存在です。
そして同時に、樹木に関する知識の普及や指導を行う専門家でもあります。
樹木医試験は、樹木の調査・診断・治療・保護・育成・管理、そして公園緑地の計画・設計・設計管理等の業務に7年以上就いていた人が受けられる試験です。

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目次

樹木医試験の基本情報

資格種別民間資格
ジャンル環境・自然
資格区分なし
受験資格・実務経験7年以上
・樹木医補としての経験が1年以上
※実務経験は、樹木の保護・管理、樹勢回復等に関する実務、研究
試験日程7月下旬
試験方法筆記試験、業績審査、研修
免除科目
試験場所
受験料18,000円
登録・更新
主な対象者
小学生
中学生
高校生
大学生
専門生
社会人
その他
問い合わせ一般財団法人 日本緑化センター

【総合評価】

人気 :将来性:
就転職:難易度:

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樹木医研修受講者選抜試験

筆記試験

択一式(主に樹木医研修科目関係分野)と論述式で出題されます。

業績審査

応募の際に提出した書類を元に選考

研修内容

研修場所筑波学都資金財団筑波研修センター(茨城県つくば氏)
研修費用85,000円(研修費用) + 往復交通費 + 宿泊費
※テキスト(最新・樹木医の手引き)をお持ちでない人は、テキスト代(8,500円)が必要
宿泊場所筑波学都資金財団筑波研修センター内に宿泊施設有り。
※上記以外でも可
研修科目
(参考)
樹木の分類、樹木の生理、樹木・樹林の生態、樹木の構造と機能、樹木保護に関する制度、土壌の診断、病害の診断と防除、虫害の診断と防除、腐朽病害の診断と対策、大気汚染害の診断と対策、気象害の診断と対策、後継樹木の育成と遺伝子保存、幹の外科技術と機器による診断、樹木の移植法、土壌改良と発根促進、総合診断
修了試験2週間程度を掛けて講義と16科目の実習を行い、その翌日に研修科目について筆記試験を行います。
他に、公園・道路緑化樹木を主とした樹種の識別に関する適性試験も行われます。
その後樹木医としての適性を見る為の面接試験も行われます。
以上の結果を樹木医制度審議会で審査を行い、総合的な評価に依って合否が決定されます。
【筆記試験】科目ごとに試験
【面接】樹木医としての適性等を判定
合格後合格した人は、一般財団法人日本緑化センターに樹木医登録をすることで樹木医として認定されます。

樹木医試験の受験者数・合格率

受験者数は毎年400名程、合格率は20%程

樹木医試験の難易度

民間資格の中ではかなり難しいです。

樹木医になるまでの流れ

  1. 公募
  2. 一次審査(選抜試験)
  3. 二次審査(研修)
  4. 登録&認定証の配布

樹木医の仕事

樹木医の仕事は、樹木の調査、研究、診断と治療、そして公園緑地の計画や設計管理に依って、樹木の保護・育成・管理をする事です。更に、落枝や倒木等で人的被害が出ない様に抑制します。

そして、後継樹の育成や樹木に関する知識の普及や指導を行う樹木の専門家です。

日本には全国に古木があり、それが日本の美しい環境を作る貴重な資源となっています。しかし、これらの樹木の中には病気になったり、害虫の所為で弱ってしまった物があります。樹木医はこれらの樹木が弱った原因を突き止め、これを保護し、適切な治療を行う事に依って元気な姿に戻していきます。

中には周囲の環境の変化に依って元気が無くなってしまった樹木もあります。古くからある樹木が環境の悪化で枯れたりしない様、環境に関する知識も不可欠となります。

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