計量士の資格は、経済産業省によって登録された国家資格で、環境に関する計量管理を職務とする為の資格になります。
計量士の資格は、環境計量士(濃度関係)、環境計量士(騒音・振動関係)、一般計量士の3つの資格に分けることができます。
受験資格はありませんが、試験に合格して計量士として登録するには、特定の実務経験が必要になります。試験の合格率は、毎年20%程しかないので、かなり難易度の高い資格と言っていいでしょう。
環境計量証明事務所などでは、計量士を置くことを義務付けられていますので、重宝される資格になります。そういった業界で活躍したいとお考えの方は、積極的にチャレンジしてみて下さい。
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環境計量士試験の基本情報
資格種別 | 国家資格(必置資格) |
ジャンル | 環境・自然 |
資格区分 | 環境計量士(濃度関係)、環境計量士(騒音・振動関係)、一般計量士 |
受験資格 | なし ※但し、計量士の登録をする際は実務経験が必要 |
試験日程 | 12月中旬(年1回) |
試験方法 | 筆記試験 |
免除科目 | なし |
試験場所 | 全国各地 |
受験料 | 8,500円(収入印紙) |
登録・更新 | – |
主な対象者 | 小学生
中学生
高校生
大学生
専門生
社会人
その他 |
問い合わせ | 経済産業省 産業技術環境局 |
【総合評価】
人気 : | 将来性: |
就転職: | 難易度: |
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環境計量士試験の試験日
2020年度試験
試験日 | 申込期間 | 合格発表 |
---|---|---|
2020年12月13日(日) | 7月上旬~8月上旬 | 2月中旬 |
環境計量士試験の試験内容
出題形式
筆記試験(五者択一式)
出題範囲
環境計量に関する基礎知識、化学分析論及び濃度の計量、計量関係法規、計量管理概論
合格点
環境計量士(濃度関係):112点以上(28/50問)
環境計量士(騒音・振動関係):112点以上(28/50問)
一般計量士:112点以上(28/50問)
※2018年度のデータ(年度により変動)
環境計量士試験の受験者数・合格率
濃度
年度 | 受験者数 | 合格率 |
---|---|---|
2019年 | 2,250人 | 15.4% |
2018年 | 2,118人 | 18.5% |
2017年 | 2,910人 | 15.2% |
2016年 | 3,239人 | 15.3% |
2015年 | 3,533人 | 15.1% |
2014年 | 3,744人 | 12.7% |
2013年 | 3,991人 | 15.9% |
騒音・振動
年度 | 受験者数 | 合格率 |
---|---|---|
2019年 | 736人 | 17.5% |
2018年 | 647人 | 17.5% |
2017年 | 888人 | 18.1% |
2016年 | 883人 | 16.1% |
2015年 | 896人 | 16.5% |
2014年 | 989人 | 17.4% |
2013年 | 1,112人 | 18.9% |
一般
年度 | 受験者数 | 合格率 |
---|---|---|
2019年 | 939人 | 22.5% |
2018年 | 689人 | 23.4% |
2017年 | 990人 | 20.7% |
2016年 | 1,043人 | 15.6% |
2015年 | 1,061人 | 17.0% |
2014年 | 1,234人 | 17.0% |
2013年 | 1,179人 | 18.6% |
環境計量士試験の難易度
合格率は低いですが、しっかり対策を立てれば独学でも十分合格できます。
環境計量士試験の勉強法
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資格を活かせる仕事
環境計量士としての仕事は、環境分析事業所(環境計量証明事務所)での環境分析業務がメインになります。環境計量士は、事業所に最低でも1人は置かなくてはいけませんが、小さな事業所だと、1人から多くても2人ほどで業務をこなさなければいけませんので、有給取得などの融通は利きにくい職場になります。
環境分析の業務は、より高い専門知識が必要になりますので、資格を取得したからといってすぐに業務を行えるといったことはありません。一流の計量士になるには相当の経験が必要になりますので、それなりの覚悟が必要になります。
受験者の口コミ評判
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4.0 友永 40代会社員