空間情報総括監理技術者

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空間情報総括監理技術者試験とは

日本測量協会が認定している資格で、測量専門技術認定と言われていた資格です。
ただ単なる測量の技術だけでは補えない空間情報を専門的に把握し、活用させる技術を有することを証明することができます。
受験資格は測量士か、技術士もしくは博士号取得者かそれと同等の能力を有する者か、空間情報関連業務に15年以上つき、責任者としての仕事を2回以上していることが必要です。
受験資格一つをとっても、かなり専門性が高い資格であることが分かります。また、試験は筆記試験と面接試験があり、筆記試験合格者のみが面接試験に進むことができます。
資格取得者は、国土交通省や地方自治体などが発注するプロジェクト等において活躍されています。
空間情報総括監理技術者は、数字だけ計れたら良いという仕事ではありません。得られたデータからそれを有効活用するまでの全てのことを任されます。

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目次

空間情報総括監理技術者試験の基本情報

資格種別民間資格
ジャンル建築・不動産
資格区分なし
受験資格下記参照
試験日程年1回実施
【筆記試験】7月中旬
【面接試験】9月上旬
試験方法筆記試験
免除科目なし
試験場所東京都
受験料20,000円(協会会員は13,000円)
登録・更新技術認定登録の有効期間は 5 年。登録料:27,000円(協会会員は20,000円)
主な対象者
小学生
中学生
高校生
大学生
専門生
社会人
その他
問い合わせ公益社団法人日本測量協会

【総合評価】

人気 :将来性:
就転職:難易度:

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空間情報総括監理技術者の受験資格

  • 測量士の資格を取得
  • 技術士の資格を取得、または博士の称号
  • 空間情報関連に関する実務経験15年以上+責任者の経験2回以上

の全ての条件をクリアする必要があります。

空間情報総括監理技術者の試験日

2019年度試験

試験日申込期間合格発表
筆記試験
2019年7月20日(土)
面接試験
2019年8月31日(土)
6月1日~6月30日筆記試験
2019年8月23日
面接試験
2019年9月6日

空間情報総括監理技術者の試験内容

  1. 空間情報技術に関連する知識および経験を有しているか
  2. 空間情報技術の応用力・構想力・提案力・説得力・監理力を有しているか
  3. 業務を遂行できる人格・責任感・リーダーシップを有しているか

を総合的に判断

筆記試験に関してはパソコンを用いて文章およびスライドにて作成

空間情報総括監理技術者の受験者数・合格率

2015年度

区分受験者数合格率
筆記試験90人27.8%
面接試験25人100%

空間情報総括監理技術者の難易度

まず何より受験資格を得るのはかなり難しいです。

一般的な資格の受験資格は、該当する資格もしくは業務に関係する実務経験のどちらかを満たしていれば受験資格を得ることができますが、こちらの資格では資格と実務経験の両方の条件を満たす必要があります。

しかもその資格は「測量士」と「技術士」という国家資格の中でも難しいとされている資格を両方取得しておく必要があります。(技術士は同等の能力があれば可能)

併せて空間情報関連業務に関する実務経験も15年以上必要になり、更に責任者としての経験もいるので、受験資格を得るだけでも40代になってしまいますね。

そんなスペシャリストだけが受験できる試験の中でも、10人中3人程しか合格することができないので、試験の難易度としては相当高いことが分かります。

資格を活かせる仕事

測量関連会社などで活躍を期待できます。

この資格を目指す方のほとんどが、もう既に空間情報関連の仕事に従事している方ばかりなので、更なるスキルアップとしての資格として位置付けられています。

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