測量士(補)試験とは
測量法に基づき配置が義務づけられている国家資格で、測量に関する計測計画や計画書の作成を行います。
街で測量している人をよく見かけると思いますが、その多くは測量士補です。
測量士は業務独占資格になりますので、資格を取得しなければ測量士としての業務を行うことができません。
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目次
測量士(補)試験の基本情報
資格種別 | 国家資格(業務独占資格) |
ジャンル | 建築・不動産 |
資格区分 | 測量士、測量士補 |
受験資格 | なし |
試験日程 | 5月(年1回) |
試験方法 | 筆記試験 |
免除科目 | なし |
試験場所 | 北海道、宮城、秋田、東京、新潟、富山、愛知、大阪、島根、広島、香川、福岡、鹿児島、沖縄 |
受験料 | 【測量士】4,250円【測量士補】2,850円 |
登録・更新 | 国土地理院に備える測量士名簿又は測量士補名簿に登録の申請を行うことで測量士(補)として業務を行うことができる |
主な対象者 | 小学生
中学生
高校生
大学生
専門生
社会人
その他 |
問い合わせ | 国土交通省 国土地理院 |
【総合評価】(測量士)
人気 : | 将来性: |
就転職: | 難易度: |
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測量士(補)の試験日
試験日 | 申込期間 | 合格発表 |
---|---|---|
2020年5月17日(日) | 1月6日~1月27日 | 7月7日 |
測量士(補)の試験内容
出題範囲
測量に関する法規及びこれに関連する国際条約、多角測量、汎地球測位システム測量、水準測量、地形測量、写真測量、地図編集、応用測量、地理情報システム
合格点
【測量士】総得点のおよそ65%以上の得点率で、尚且つ午前試験が満点中、50%以上の得点率
【測量士補】満点中、65%以上の得点率
測量士(補)の受験者数・合格率
合格率は測量士で5%程、測量士補で20%程になります。
測量士(補)の難易度
合格率から見るとかなり難しい試験と言えますが、受験資格が無いことを考えると測量士補に関しては実務未経験の方でもキチンと対策を取れば独学でも十分合格可能です。
測量士(補)の勉強法
覚えることが多いので、過去問やテキストを徹底的にこなして問題の傾向を掴むことから始めましょう。
測量士(補)の通信講座
ユーキャンの「測量士補講座」は、5年間で1,200人の合格実績があります。過去10年以上の試験問題を徹底分析しているので、効率よく重点的に勉強することができます。
資格を活かせる仕事
測量士事務所などで活躍することができます。資格を持っていれば、建築業界などで就職や転職の際に大いに有利になります。
収入に関しては、測量士の平均年収は2013年度で433万円になります。業務独占資格の中ではかなり低いですね。