金融窓口サービス技能士試験とは
金融機関における窓口業務等に必要な技能を問う試験で、金融財政事情研究会が平成14年度から実施している国家資格になります。
学科試験と実技試験で構成されており、どちらも「テラー業務」と「金融商品コンサルティング業務」の2つの科目に分けて実施しています。
窓口業務における必要な業務知識と実践能力を学科試験・実技試験両面から審査し、1級、2級、3級金融窓口サービス技能士として認定されます。
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目次
金融窓口サービス技能士試験の基本情報
資格種別 | 国家資格(名称独占資格) |
ジャンル | 金融・会計・簿記 |
資格区分 | テラー業務(1級、2級、3級)、金融商品コンサルティング業務(1級、2級、3級) |
受験資格 | 下記参照 |
試験日程 | 1月中旬、5月中旬、9月中旬(年3回) |
試験方法 | 筆記試験、実技試験 |
免除科目 | 学科試験(あるいは実技試験)の合格者は、学科試験(あるいは実技試験)が免除 ※但し、合格した学科試験(あるいは実技試験)の試験日の翌々年度末までに行われるものに限る |
試験場所 | 全国各地 |
受験料 | 【テラー業務】 1級:学科(8,500円) 実技(26,000円) 2級:学科(6,500円) 実技(7,000円) 3級:学科(3,800円) 実技(4,000円) 【金融商品コンサルティング業務】 1級:学科(8,500円) 実技(15,000円) 2級:学科(6,500円) 実技(7,000円) 3級:学科(3,800円) 実技(4,000円) |
登録・更新 | なし |
主な対象者 | 小学生
中学生
高校生
大学生
専門生
社会人
その他 |
問い合わせ | 一般社団法人 金融財政事情研究会 |
【総合評価】(3級)
人気 : | 将来性: |
就転職: | 難易度: |
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金融窓口サービス技能士試験の受験資格
2級合格者、テラー技能審査2級合格者、4年以上の実務経験のいずれか
金融窓口サービス技能士試験の試験日
2020年度試験
試験日 | 申込期間 | 合格発表 |
---|---|---|
2020年5月24日(日) | 2月3日~3月26日 | 6月30日 |
2020年9月13日(日) | 7月6日~7月28日 | 10月23日 |
2021年1月24日(日) | 11月10日~12月1日 | 3月5日 |
金融窓口サービス技能士試験の試験内容
出題範囲
金融窓口サービス技能検定は、金融商品コンサルティング業務とテラー業務の2種類があります。
金融商品コンサルティング業務は投資信託や保険商品を販売するにあたっての基礎知識や販売や勧誘を行う上での基本的なルールが試験範囲です。
テラー業務は窓口業務における窓口事務、預金業務、相続業務などが試験範囲です。
合格点
- 1級・2級
-
学科:100点満点で70点以上、実技:100点満点で80点以上
- 3級
-
学科:100点満点で70点以上、実技:100点満点で70点以上
金融窓口サービス技能士試験の難易度
実技試験がありますがそれほど難しい試験ではありません。
金融窓口サービス技能士試験のテキスト
資格を活かせる仕事
金融業界で活躍することができます。尚、金融業界の求人数は年々増加しています。
金融機関の窓口業務はお金の入出金の他にも税金や公共料金の収納、投資信託などのリスク商品の販売など業務は多岐に渡ります。
資格侍
金融業界に従事している人には取得しておいた方がいい資格と言えるでしょう。