金融業務能力検定とは
金融財政事情研究会が主催している金融機関と関係がある者向けの検定です。
若手を対象とした「実務初級」、実務に直接あたる方が即戦力・応用力をつけるための「預金上級」「預金中級」、また、新しいところではマイナンバー導入に伴う「マイナンバー保護オフィサー」など、たくさんの種目があります。そのため、1つの検定というよりも、複数の種目の総称と考えた方がイメージしやすいかもしれません。
「金融業務能力検定」が銀行業務に特化しているのに対して、銀行だけでなく、保険会社、クレジット会社、消費者金融など、対象となる方が多いという違いがあります。
金融機関は、しばしばどちらかを人事研修に導入しています。もし将来、金融関係に進みたいという学生さんは、実務系の種目くらいは学生のうちに取得しておくと、就職活動の時にアピールポイントとして使えるでしょう。
2018年度試験よりCBT方式が採用されました。
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目次
金融業務能力検定の基本情報
資格種別 | 民間資格 |
ジャンル | 金融・会計・簿記 |
資格区分 | 実務初級、預金(上級・中級)、融資(上級・中級)、法務(上級・中級)、財務(上級・中級)、税務(上級・中級)、コンプライアンス・オフィサー(銀行・生命保険・クレジット会社)、個人情報保護オフィサー(銀行・生命保険・クレジット会社)、マイナンバー保護オフィサー、法人営業力強化(シリーズあり)、シニア相談、資産承継アドバイザー、リスク管理、DCプランナー |
受験資格 | なし |
試験日程 | 【PBT方式】1月中旬、9月中旬(年2回) |
試験方法 | 筆記試験 |
免除科目 | なし |
試験場所 | 全国各地 |
受験料 | 3,300円~11,000円 |
登録・更新 | なし |
主な対象者 | 小学生
中学生
高校生
大学生
専門生
社会人
その他 |
問い合わせ | 一般社団法人金融財政事情研究会 |
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金融業務能力検定の試験日
2020年度試験(PBT方式)
試験日 | 申込期間 | 合格発表 |
---|---|---|
2020年9月13日(日) | 7月6日~7月28日 | 10月23日 |
2021年1月24日(日) | 11月10日~12月1日 | 3月5日 |
金融業務能力検定の受験者数・合格率
受験者数と合格率共に非公開
金融業務能力検定の難易度
それぞれの初級に関しては、学生でもチャレンジできる内容になっているので、それほど難しい試験ではありません。
資格を活かせる仕事
銀行や証券会社などで就職・就職する際に有利になります。
似たような検定に「銀行業務検定」があります。こちらは銀行業務検定協会が主催で、銀行業務に特化した検定です。そのため、銀行や信用金庫にお勤めの方向けです。