DCプランナー試験とは
年金制度全般にわたる専門的な知識に加え、投資やライフプランに関する知識を問う試験です。
ちなみにDCとは、確定拠出年金プラン(Defined Contribution Plan)のことを指します。
適格年金制度が平成24年3月末に廃止されたことにより、一部の企業では、新しい企業年金制度に移行されたところもありますが、今後ますます確定拠出年金制度をはじめとする新しい企業年金制度に移行する企業等が増加すると思われます。
このようなことから、DCプランナーの活躍の場はますます広がるでしょう。
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目次
DCプランナー試験の基本情報
資格種別 | 民間資格 |
ジャンル | 金融・会計・簿記 |
資格区分 | 1級、2級、3級 |
受験資格 | なし (但し、1級を受験するには2級の取得が必要) |
試験日程 | 【1級】1月下旬(年1回) 【2級】9月上旬(年1回) |
試験方法 | 筆記試験 |
免除科目 | なし |
試験場所 | 全国各地 |
受験料 | 【1級】11,000円【2級】6,600円 |
登録・更新 | 2年毎の更新が必要 |
主な対象者 | 小学生
中学生
高校生
大学生
専門生
社会人
その他 |
問い合わせ | 一般社団法人 金融財政事情研究会検定センター |
【総合評価】(2級)
人気 : | 将来性: |
就転職: | 難易度: |
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DCプランナー試験の試験日
2020年度試験(PBT方式)
試験日 | 申込期間 | 合格発表 |
---|---|---|
2級 2020年9月13日(日) | 7月6日~7月28日 | 10月23日 |
1級 2021年1月24日(日) | 11月10日~12月1日 | 3月5日 |
DCプランナー試験の試験内容
出題形式
- 基礎編
-
四答択一式問題50問程度(マークシート形式)
- 応用編
-
記述式問題5問程度
出題範囲
- 公的年金制度
-
公的年金制度の概要、国民年金の仕組み、厚生年金保険の仕組み、共済年金の仕組み、公的年金制度の改革動向
- 私的年金制度
-
私的年金制度の概要、企業年金と退職金制度、国民年金基金の仕組み、厚生年金基金の仕組み、税制適格退職年金の仕組み、中小企業退職金共済制度、特定退職者共済制度、財形年金制度、各種個人年金とその仕組み
- 新しい私的年金制度
-
確定拠出年金制度導入の背景、確定拠出年金制度の位置付け、米国確定拠出型年金の概要とわが国制度との比較、確定給付企業年金法に基づく制度、ハイブリッド型年金制度
合格点
【1級】200点満点中140点以上
【2級・3級】100点満点中70点以上
DCプランナー試験の受験者数・合格率
1級
時期 | 受験者数 | 合格率 |
---|---|---|
2018年 | 929人 | 22.5% |
2017年 | 1,032人 | 24.6% |
2016年 | 864人 | 9.3% |
2015年 | 748人 | 43.3% |
2014年 | 765人 | 32.4% |
2013年 | 680人 | 19.1% |
2012年 | 800人 | 44.1% |
2011年 | 727人 | 41.5% |
2級
時期 | 受験者数 | 合格率 |
---|---|---|
2018年 | 2,417人 | 41.2% |
2017年 | 2,803人 | 44.6% |
2016年 | 2,499人 | 38.5% |
2015年 | 1,839人 | 65.1% |
2014年 | 1,873人 | 65.1% |
2013年 | 1,656人 | 62.7% |
2012年 | 1,775人 | 57.0% |
2011年 | 1,959人 | 51.6% |
DCプランナー試験の難易度
1級も2級もそれほど難しい試験ではありません。
DCプランナー試験の勉強法
DCプランナー試験のテキスト
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