ひきこもり支援相談士協議会が認定している資格で、不登校になった当事者やその家族に対して、学校および社会復帰を目指した支援を行う専門家を育成することを目的としています。
試験を受けるには、当協議会が主催する「不登校訪問専門員養成講座」を受講しなければいけません。その中で、課題を提出して見事合格できれば、不登校訪問専門員の認定証とを受け取ることができます。
資格を認定してもらうと、履歴書の提出して不登校訪問専門員としての参加機会の紹介や関連施設の情報提供などを受け取ることが可能です。
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不登校訪問専門員試験の基本情報
資格種別 | 民間資格 |
ジャンル | 教育 |
資格区分 | なし |
受験資格 | なし |
試験日程 | 随時 |
試験方法 | 講座内の課題を提出 |
免除科目 | なし |
試験場所 | 自宅など |
受験料 | 35,000円(講座費用) |
登録・更新 | 認定料5,000円 |
主な対象者 | 小学生
中学生
高校生
大学生
専門生
社会人
その他 |
問い合わせ | 一般社団法人 ひきこもり支援相談士認定協議会 |
【総合評価】
人気 : | 将来性: |
就転職: | 難易度: |
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不登校訪問専門員試験の講座内容
- 不登校の現状と障害性の基礎知識
-
学校における不登校の現状、不登校の原因、発達障害とは、発達障害と不登校のつながり
- 不登校の子ども達に対する訪問支援の基礎知識
-
訪問支援とは、訪問支援を行う目的、訪問支援を行う際の心構え、障害性に対する対処方法、訪問支援の流れ、おわりに
不登校訪問専門員試験の受験者数・合格率
累計の合格率は75%程
不登校訪問専門員試験の難易度
課題を提出して合格を貰うだけなので難しくありません。仮に課題で落ちても再提出できるので安心です。
不登校訪問専門員試験の勉強法
講座を受講するので特に対策は必要ありません。
不登校訪問専門員試験の通信講座
資格を活かせる仕事
不登校や引きこもりの生徒は年々数が増えています。不登校訪問専門員は、不登校の本人、家族に対して第三者の立場で接しながら、学校への復帰、或いは社会への復帰に対する支援を行うのが仕事です。
不登校の子供を抱える家族は、どうして良いかわからない場合が多く、又、不登校の原因もはっきりした物が無い場合も多いです。又、不登校であっても、引きこもりでは無い事も多いです。
不登校訪問専門員は、本人や家族を訪問するだけでなく、学校や社会との中間に位置するグループホームやフリースペースと言った施設も利用しながら、不登校の解決に向けていきます。
その為に、不登校訪問専門員自身が各地で催される研修会に参加して新しい知識・手法を習得すると共に、正しい対応の仕方を啓蒙する為に各種セミナーを開催する事も大事な役目です。
また教育関連会社で活躍することができます。ただ、この資格を持っているからと言って就職や転職に有利になるとは考えにくいです。