スピーチやプレゼンテーションの能力を見るための検定です。
合格に向けて練習をすることによって、それらの能力が格段に成長します。受験級は3級から3段まであります。
基本的にスピーチと質問で試験が行われます。
準1級からはその場でテーマが与えられて、10分間でスピーチ原稿を用意してスピーチするというような課題も出ます。
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スピーチ検定の基本情報
資格種別 | 民間資格 |
ジャンル | 教養・基礎 |
資格区分 | 三段・二段・初段・1級・準1級・2級・3級 |
受験資格 | 誰でも受験できます(飛び級はできない) |
試験日程 | 年数回 |
免除科目 | なし |
試験場所 | 東京 |
受験料 | 【三段】15,000円【二段】15,000円 【初段】12,000円【1級】10,000円 【準1級】8,000円【2級】6,000円 【3級】6,000円 |
登録・更新 | なし |
主な対象者 | 小学生
中学生
高校生
大学生
専門生
社会人
その他 |
問い合わせ | NPO 日本スピーチ・話し方協会 |
【総合評価】
人気 : | 将来性: |
就転職: | 難易度: |
【関連資格】
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スピーチ検定の試験日
2022年度試験
試験日 | 申込期間 | 合格発表 |
2022年6月5日(日) | 未定 | 2~3週間後発送 |
スピーチ検定の試験内容
出題形式・範囲
- 「出題テーマ」での3分間スピーチ
-
原稿を見ずに、2分45秒以上・3分以内厳守 声の出し方 内容構成 分かりやすさ聴衆を感動・感心・頷き・笑いのどれかに巻き込む面白さ 視線 話すときの表情 原稿を見ずに話す
- 「その場で出題されたテーマ」での2分間スピーチ
-
(原稿作成時間10分) 2分以内厳守、内容構成、分かりやすさ、聴衆に興味をもたせる面白さ、視線
合格点
現役アナウンサーなどの審査員が合否を判定(採点基準は下記参照)
受験時に審査に利用するために、スピーチは録画されます。
スピーチ検定の受験者数・合格率
受験者数、合格率共に非公開
スピーチ検定の難易度
マークシート問題ではなく実技試験になるので、人前で話すことが苦手な方や、話を組みたてることことが苦手な方からしてみれば難しく感じるかもしれません。
人前で話すと顔が赤くなっちゃう・・・
スピーチ検定の勉強法
- まずは人前で話すことに慣れる
-
筆記試験でしたらテキストで学習すればいいですが、スピーチ検定は実技試験になるので、試験に直結した効果的な勉強法はありません。
評価のポイントは公表されているので、まずは家族や友人を最低3人以上集めて皆の前で話すことに慣れて下さい。
- スピーチ講習会に参加する
-
試験を実施している「日本スピーチ・話し方協会」では定期的に講習会を実施しています。(講習会の詳細はコチラ)
実際にスピーチをして、試験に合格する為の改善点などをアドバイスしてもらえるので、合格できる確率を少しでも上げたいのであれば受講しておきたいですね。
会場は東京、池袋・茗荷谷・後楽園など、受講時間は2時間で受講料は10,000円となっています。
資格を活かせる仕事
年齢に関係なく、仕事に関係なく、人前で話す機会はあります。
しかしながら、スピーチに対する苦手意識は、欧米の人に比べると日本人は強いようです。苦手なものを克服するのは大変なことですが、できないことではありません。そのためか、小学校においてもスピーチの練習をさせるところがあるほどです。
自分の意見を伝えるため、聞いてもらうためには、やはりある程度、テクニックが必要です。
海外で働きたい、外資系の企業に就職したい、マスコミなど人前で話す仕事をしたいという方だけでなく、今の時代、日本の普通の企業に就職するにも、プレゼンテーション能力は求められます。
自分の想いを相手に伝えることは、どの仕事に就くにしても必要です。国際化が進むうちに、語らぬが花という時代は終わったのかもしれません。
人前できちんと話せる自分を手に入れて、自分が就きたい職、したい仕事をしましょう。