現代用語検定協会が主催している検定で実生活の中で求められる思考力や説明力を育成することを目的としています。
検定指定の原稿用紙を使って決められた文字数の範囲で解答します。
社会人・就活生を意識したマスターコースと、高校生・大学1,2年生を意識したスタンダードコースがあり、合格すれば、前者であれば1級から3級、後者であれば4級から6級まで級が授与されます。
課題はその時々の時事問題が提出されることが多いため、受験を決めたら新聞やニュースなどをよく見ておくと良いでしょう。
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小論文検定の基本情報
資格種別 | 民間資格 |
ジャンル | 教養・基礎 |
資格区分 | マスター(1級~3級)、スタンダード(4~6級) |
受験資格 | 誰でも受験できます |
試験日程 | 4月中旬、10月中旬(年2回) |
試験方法 | 課題を提出 |
免除科目 | なし |
試験場所 | 自宅など(個人受験の場合)、学校や学習塾、企業、サークル等の特別会場(団体受験の場合) |
受験料 | 【マスター】3,780円【スタンダード】3,240円 |
登録・更新 | なし |
主な対象者 | 小学生
中学生
高校生
大学生
専門生
社会人
その他 |
問い合わせ | 特定非営利活動法人現代用語検定協会 |
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小論文検定の試験日
2020年度試験の試験日は未定です。
小論文検定の試験内容
評価基準
内容、表現、表記・条件の3領域(12項目)をA、B、C、Dの4段階で採点
出題形式
自分の意見や考えを文章として表現するコース。
小論文の文字数は1200文字以内で制限時間は90分
- A判定:1級
- B判定:2級
- C判定:3級
小論文検定の受験者数・合格率
受験者数と合格率共に非公開
小論文検定の難易度
- マスター:大学3年~社会人
- スタンダード:高校生~大学2年
選択式問題であれば何となく覚えていれば正解できますが、小論文は自分の考えが無ければ解くことが困難なので、文章を組み立てることが苦手な方からしてみれば難しく感じるかもしれません。
スタンダードでも難しいと感じるのであれば先に下位資格である「作文検定」から受験した方が良いでしょう。
小論文検定を活かせる仕事
一般の会社はもちろんのこと研究機関など、レポート提出を求められることはよくあることです。
そのレポートは学生時代に書いていた小論文の延長線上にあるもので、社会人になったからと言って書き方のコツなどが変わるものではありません。良いアイデアや企画があっても、上手く申請書や企画書が書けなければ、チャンスを得ることができません。
学生のうちはいくらでも失敗ができます。だから、学生のうちにしっかり小論文を書くテクニックを身に着けておくと良いでしょう。
ちなみに、この検定は学生だけでなく、一般の人も受験できます。学生時代を過ぎると、小論文の書き方を指導してくれる人はなかなか見つからないものです。
合格を目指して小論文を書くことで、間接的な指導を受けることが可能になります。
書くのが苦手、アイデアをまとめるのが苦手という方は、合格を目指すと、今後の出世や転職に役に立つことと思います。