自動車検査員

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自動車検査員試験とは

自動車検査員は「指定整備工場(民間車検場)」で働く検査員です。整備された車が問題ないたことを確認し、車検を通すための検査を行います。
整備工場に必ず一人はいなければいけないことになっています。
自動車検査員は、自動車検査員講習の受講資格を満たし、講習を受講し、修了試験に合格することでなることができます。
問題となる受講資格は、勤務先が指定整備工場で、整備主任としての実務経験が1年以上あり、直近の整備主任者研修を受講していることです。
すなわち、検査員もまた車両整備ができるのですが、しっかり検査をするために、検査員が整備を行った車両をその検査員が検査することはできません。
自動車検査員は、本来、国が行うべき検査をしているので、業務中は公務員と同じ扱いを受ける「みなし公務員」です。
万が一、検査に便宜を働いたりした場合は、公務員として裁かれます。普通に整備員をしているよりも、責任は重くなりますが、挑戦できる機会があるのなら挑戦しましょう。

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目次

自動車検査員試験の基本情報

資格種別国家資格(業務独占資格)
ジャンル車・船・航空
資格区分なし
受験資格下記参照
試験日程教習実施機関により異なる
試験場所全国各地
受験料教習実施機関により異なる
登録・更新
主な対象者
小学生
中学生
高校生
大学生
専門生
社会人
その他
問い合わせ各地の運輸局自動車技術安全部整備課など

【総合評価】

人気 :将来性:
就転職:難易度:

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自動車検査員試験の受験資格

  • 整備主任者として 1 年以上の実務経験
  • 指定自動車整備事業の指定を受けている(受けようとしている)事業場に従事(予定)
  • 直近の整備主任者研修を受講

全ての条件をクリアする必要があります。

自動車検査員試験の資格取得までの流れ

  1. 自動車検査員教習試問申請
  2. 自動車検査員教習の受講
  3. 自動車検査員教習試問受験
  4. 自動車検査員教習試問修了
  5. 自動車検査員教習修了証交付
  6. 自動車検査員資格取得

自動車検査員試験の受験者数・合格率

教習実施機関によって問題が異なりますので何とも言えませんが、合格率は概ね50%~70%程と言われています。

自動車検査員試験の難易度

試験の難易度はそれほど高くありません。

資格を活かせる仕事

自動車検査員は資格が無ければ業務を行うことができません。(業務独占資格)

ですので、資格を取得することにより資格手当を支給している企業も多いので、スキルアップは勿論のこと、自動車整備士の更なる収入アップの為の資格としても認知されています。

自動車検査員の仕事とは、民間の車検場で整備された車が「道路輸送車両法」の基準に適合しているかを判断する事です。つまり、車検を受けた車の最終的なチェックをする責任ある仕事です。

自動車検査員は国家資格であり、国が行うべき検査を代行する仕事なので、公務員待遇となります。その為、刑法や罰則規定も公務員と同様に課されますので、そういった自分の立場も日頃からよく弁えておきましょう。

自動車検査員の資格を取得している人は、車の指定整備工場に必ず1人は置かなくてはならない「検査責任者」になる事が出来ます。他の整備員よりも給与や待遇は上となります。

資格侍

車検を受けた車の最終的な点検を任されるので、責任感と遣り甲斐、両方を感じる事が出来ると思います。

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