実用英語技能検定(英検)試験・難易度・日程など

資格名 実用英語技能検定
評価【3級】
資格種別 民間資格
資格法令
資格区分 1級~5級(7区分)
受験資格 誰でも受験できます
試験方法 筆記試験
試験場所 全国各地
試験日程 一次試験:6月中旬、二次試験:7月中旬
一次試験:10月中旬、二次試験:11月上旬
一次試験:1月中旬、二次試験:2月中旬
※年3回日曜日に実施
申込期間 ①3月中旬~5月中旬、②8月上旬~9月中旬、③11月下旬~12月中旬
合格発表 試験の約2週間後を目途に通知(WEB通知は約2週間後)
受験料 1級:8,400円
準1級:6,900円
2級:5,000円 (準会場は4,600円)
準2級:4,500円 (準会場は4,100円)
3級:3,200円 (準会場は2,800円)
4級:2,100円 (準会場は1,600円)
5級:2,000円 (準会場は1,500円)
問い合わせ先 公益財団法人 日本英語検定協会
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概要

英検1

英検(実用英語技能検定)とは、英語を使用したコミュニケーション能力の判定基準として行われる試験で、「日本英語検定協会」が実施しています。

英検取得者が優遇される機会が多く、就職や転職の際はもちろん、大学や高校の入試や、学校での単位として認定されたり、様々な場面で活躍できる資格になり、更に語学に関する資格で最も認知されている資格の一つなので、学生を中心に多くの人が取得を目指しています。

試験は1級から5級まで存在し、どの級からでもチャレンジすることができます。ちなみに、1級を取得すれば、語学の資格で唯一の国家資格「通訳案内士」の一部科目の免除されるなど、様々な特典が得られる様になります。

英検取得を目指すのであれば、4級や5級を取得してもあまり意味が無いので、できれば社会的認知度のある3級以上を目指すようにしましょう。

2016年度から試験内容が変更

  • 2級にライディングテストが追加
  • 2級の試験時間(筆記)が75分⇒85分に延長
  • 4級と5級にスピーキングテストが追加
  • 合否判定方法の変更

詳しくは日本英語検定協会のHPで確認して下さい。

試験内容

1級

一次試験

リーディング

  • 文脈に合う適切な語句を補う (25問)
  • パッセージの空所に文脈に合う適切な語句を補う (6問)
  • パッセージの内容に関する質問に答える (10問)

ライティング

指定されたトピックについての英作文を書く (1問)

リスニング

  • 会話の内容に関する質問に答える (10問)
  • パッセージの内容に関する質問に答える (10問)
  • Real-Life 形式の放送内容に関する質問に答える (5問)
  • インタビューの内容に関する質問に答える (2問)
二次試験
  • 面接委員と簡単な日常会話を行う (自由会話)
  • 与えられた5つのトピックの中から1つ選び、スピーチを行う (スピーチ)(1問)
  • スピーチの内容やトピックに関連した質問に答える (Q&A)

準1級

一次試験

リーディング

  • 文脈に合う適切な語句を補う (25問)
  • パッセージの空所に文脈に合う適切な語句を補う (6問)
  • パッセージの内容に関する質問に答える (10問)

ライティング

  • 指定されたトピックについての英作文を書く(1問)

リスニング

  • 会話の内容に関する質問に答える (12問)
  • パッセージの内容に関する質問に答える (12問)
  • Real-Life 形式の放送内容に関する質問に答える (5問)
二次試験
  • 面接委員と簡単な日常会話を行う (自由会話)
  • 与えられた5つのトピックの中から1つ選び、スピーチを行う (スピーチ)(2問)
  • スピーチの内容やトピックに関連した質問に答える (Q&A)

2級

一次試験

リーディング

  • 文脈に合う適切な語句を補う (20問)
  • パッセージの空所に文脈に合う適切な語句を補う (6問)
  • パッセージの内容に関する質問に答える (12問)

ライティング

  • 指定されたトピックについての英作文を書く(1問)

リスニング

  • 会話の内容に関する質問に答える (15問)
  • 短いパッセージの内容に関する質問に答える (15問)
二次試験
  • 60語程度のパッセージを読む (音読) (1問)
  • 音読したパッセージの内容についての質問に答える (1問)
  • 3コマのイラストの展開を説明する (1問)
  • ある事象・意見について自分の意見などを述べる (1問)
  • 日常生活の一般的な事柄に関する自分の意見などを述べる (1問)

準2級

一次試験

リーディング

  • 文脈に合う適切な語句を補う (20問)
  • 会話文の空所に適切な文や語句を補う (5問)
  • 短文または会話文を読み、前後関係に合うように与えられた語句を並べ替える (5問)
  • パッセージの空所に文脈に合う適切な語句を補う (5問)
  • パッセージの内容に関する質問に答える (7問)

リスニング

  • 会話の最後の発話に対する応答として最も適切なものを補う (10問)
  • 会話の内容に関する質問に答える (10問)
  • 短いパッセージの内容に関する質問に答える (10問)
二次試験
  • 50語程度のパッセージを読む (1問)
  • 音読したパッセージの内容についての質問に答える (1問)
  • イラスト中の人物の行動を描写する (1問)
  • イラスト中の人物の状況を説明する (1問)
  • カードのトピックに関連した内容についての質問に答える (1問)
  • 日常生活の身近な事柄についての質問に答える (1問)

3級

一次試験

リーディング

  • 文脈に合う適切な語句を補う (15問)
  • 会話文の空所に適切な文や語句を補う (5問)
  • 日本文を読み、その意味に合うように与えられた語句を並べ替える(5問)
  • パッセージの内容に関する質問に答える (10問)

リスニング

  • 会話の最後の発話に対する応答として最も適切なものを補う (10問)
  • 会話の内容に関する質問に答える (10問)
  • 短いパッセージの内容に関する質問に答える (10問)
二次試験
  • 30語程度のパッセージを読む (1問)
  • 音読したパッセージの内容についての質問に答える (1問)
  • イラスト中の人物の行動や物の状況を描写する (2問)
  • 日常生活の身近な事柄についての質問に答える (2問)

4級

一次試験

リーディング

  • 文脈に合う適切な語句を補う (15問)
  • 会話文の空所に適切な文や語句を補う (5問)
  • 日本文を読み、その意味に合うように与えられた語句を並べ替える (5問)
  • パッセージの内容に関する質問に答える (5問)

リスニング

  • 会話の最後の発話に対する応答として最も適切なものを補う (10問)
  • 会話の内容に関する質問に答える (10問)
  • 短いパッセージの内容に関する質問に答える (10問)

5級

一次試験

リーディング

  • 文脈に合う適切な語句を補う (15問)
  • 会話文の空所に適切な文や語句を補う (5問)
  • 日本文を読み、その意味に合うように与えられた語句を並べ替える (5問)

リスニング

  • 会話の最後の発話に対する応答として最も適切なものを補う (10問)
  • 会話の内容に関する質問に答える (5問)
  • 短文を聞いて、イラストの動作や状況を表すものを選ぶ(10問)

免除科目

1級〜3級の一次試験に合格した方は、合格から1年間に限り、次回受験の際に一次試験が免除され、二次試験から受験できる資格が与えられます。

合格基準

英検合否
※日本英語検定協会のHPより抜粋(2016年度試験から正答率⇒スコアに基づく判定に変更)

受験者データ

受験志願者数

  • 2012年度:2,545,304人
  • 2013年度:2,657,044人
  • 2014年度:2,635,403人
  • 2015年度:3,225,358人

2013年度

区分 受験者数 合格率
1級 26,454人 10.4%
準1級 72,346人 15.3%
2級 318,133人 26.2%
準2級 526,715人 35.9%
3級 657,833人 53.4%
4級 444,473人 70.1%
5級 309,764人 82.4%

受験者数で言うと、やはり認知度があって、履歴書や職務経歴書に書けたり、学校での単位が認定される3級の取得者が多いです。

4級や5級は社会的認知度が低く、取得してもあまり意味がありませんので、3級以上(出来れば準2級以上)を目指すようにしましょう。

合格率で言うと、1級と準1級の合格率が極端に低いのが分かります。また、1級や準1級を受験する人は、かなりの対策をしていますので、合格率以上に難易度が高いと言えるでしょう。

逆に3級以下を受験する人は、学校単位で受験する割合が多く、試験対策をせずに受験している学生が多いので、合格率ほど難しい試験ではありません。しっかり対策をすれば、合格できる確率はかなり上がるでしょう。

試験の難易度

3級までであれば英語が苦手な人でも数ヶ月あれば十分合格できるレベルに達することができますが、準2級より上位の級になると急激に難易度が上がります。

準2級で高校2年生の英語レベルになのでTOEIC450点~550点程度、2級は高卒レベルになるのでTOEIC550点~640点程度になります。

試験の勉強

英検では「語彙力」が重要になりますので、覚えにくい単語や熟語に関しては必ず書いて覚えることが重要です。

参考書や問題集は豊富に出版していますので、自分に合った参考書を選んで勉強することが大事です。また、学生時代に使用していた英語の教科書も大いに活躍します。

また、NHKの英語番組を見たり、英字新聞を読んだりなど、普段の生活の中で英語と触れ合う機会を増やしましょう。

勉強法 英検 勉強法
テキスト 英検 テキスト
問題集 英検 過去問

資格講座の紹介

試験実施団体である「日本英語検定協会」が実施している通信講座があります。対象級により費用は異なりますが、概ね1万5千円程~3万円程で受講することができます。

Amazonで販売されているので、興味のある方は参考にしてみて下さい。

詳しい情報を見る

資格を活かせる仕事

英検は社会認知度の非常に高い資格になるので、どの職種や業種であれ、2級以上であれば就職や転職の際の大きな武器になります。

また、貿易商社や海外営業、外資企業など、英語に直接的に関わる仕事であれば、資格手当を支給する企業も多くあります。一般的には、2級で1,000円~3,000円、準1級で3,000円~5,000円、1級だと1万円以上の資格手当が出る場合もあります。

口コミ・体験談

お勧め度 ★★★★☆4

マリモ 20代女性(会社員)
2015年9月10日

英文事務に興味があった
英検準1級を受験しました。英文事務などの仕事に興味があり、その職種に的を絞った就職活動に有利になると思ったのが受験のキッカケでした。
また、昔から実施されていて、広く認められた英語の資格試験と言えばまず思い浮かべるのが英検であることや、問題集などがたくさん出版されていることも理由でした。試験内容は難しいと思いました。
実際にコミュニケーションに使う英語というより、単語をたくさん覚えなくてはいけない印象でした。試験会場では女性の方が多かったですが、お年を召した男性も見かけました。
※2017年01月11日時点の情報
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