通訳案内士試験の難易度・合格率・日程など

資格名 通訳案内士
評価
資格種別 国家資格
資格法令 業務独占資格
資格区分 英語、中国語、韓国語、フランス語、スペイン語、ドイツ語、イタリア語、ポルトガル語、ロシア語、タイ語
受験資格 誰でも受験できます
試験方法 一次試験:筆記試験(多肢選択式)
二次試験:口述試験
試験場所 一次試験:札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、広島、福岡、那覇
二次試験(英語、中国語、韓国語):東京、大阪、福岡
二次試験(それ以外):東京
試験日程 一次試験:8月中旬
二次試験:12月上旬
申込期間 5月中旬~6月末頃
合格発表 一次試験:11月中旬
二次試験:翌年2月上旬
受験料 11,700円(1ヵ国)
問い合わせ先 独立行政法人 国際観光振興機構
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概要

通訳案内士とは、日本に訪れる外国人を対象に付き添い、その外国人に合わせた言語を用いて観光案内する、いわゆるガイドの役割を担っており、別名、通訳ガイドとも言われています。

通訳案内士になるには、通訳案内士法の規定により通訳案内士の資格を取得して、都道府県知事の登録を受ける必要がありますので誰でもなれる訳ではありません。

試験の種類は、「英語」「フランス語」「スペイン語」「ドイツ語」「中国語」「イタリア語」「ポルトガル語」「ロシア語」「韓国語」「タイ語」に分かれており、その中の一つの言語を選択して受験することになります。

受験者数は年々増加しており、2015年度試験においては1万人を突破しました。

合格率は10%~25%程しかありませんのでしっかり試験対策をしておく必要はありますが、受験資格はありませんので通訳業に興味のある人は積極的にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

試験内容

試験は、各言語から一つを選択して受験します。

一次試験

外国語(出願者の選択する一カ国語)

英語:記述式とマークシート方式の併用

フランス語、スペイン語、ドイツ語、中国語、イタリア語、ポルトガル語、ロシア語、韓国語、タイ語:記述式

日本語による筆記試験 (マークシート方式)

(ア)日本地理 (イ)日本歴史 (ウ)産業、経済、政治及び文化に関する一般常識

二次試験

筆記試験で選択した外国語による通訳案内の現場で必要とされるコミュニケーションを図るための実践的な能力について判定

免除科目

  • 実用英語技能検定1級、TOEIC840点以上の場合は、外国語(英語)の筆記試験が免除
  • 実用フランス語技能検定試験の1級取得者は、外国語(フランス語)の筆記試験が免除
  • 中国語検定試験の1級取得者は、外国語(中国語)の筆記試験が免除
  • 歴史能力検定の日本史1級・日本史2級取得者は、日本歴史の筆記試験が免除
  • 合又は国内旅行業務取扱管理者試験の合格者は、日本地理の筆記試験が免除
  • 前年の筆記試験を合格して口述試験が不合格だった場合、次の年の外国語以外の筆記試験が免除

※その他にもあるので、詳しくは日本政府観光局のホームページをご覧ください

合格基準

  • 外国語についての筆記試験は、各語学ごとに、70点を合格基準点
  • 日本地理、日本歴史、一般常識は、各科目60点を合格基準点

受験者数・合格率

実施時期 受験者数 合格率
2016年 11,307人 21.3%
2015年 10,975人 19.3%
2014年 7,290人 22.7%
2013年 4,706人 25.5%
2012年 5,000人 14.3%
2011年 5,485人 16.3%
2010年 7,239人 12.9%
2009年 8,078人 15.2%
2008年 8,972人 19.4%
2007年 9,245人 20.6%
2006年 8,695人 13.1%
2005年 7,043人 11.2%

※合格率は、2次試験の合格者数から算出しています。

試験の難易度

合格率は毎年10%~20%しかありませんので、試験難易度はかなり高いと言えるでしょう。通訳案内士は業務独占資格(資格を取得しなければ業務ができない)になるので、難しい試験になるのは当然です。

ただ受験資格が無く、遊び気分で特に試験対策を立てずに受験する人が多数いる中で合格率が下がっていることも考えられますので、しっかりと試験対策をすれば十分合格できるチャンスはあります。

試験の勉強

通訳案内士の試験は1次試験が大きなカギを握っています。

この試験の厄介な所が、「外国語」+「地理・歴史」の異なるジャンルの勉強を同時に行わなければいけないという所です。

地理と歴史は、ある程度出題の範囲が決まっているので、予備校や通信講座を利用した方が効率が良いです。

ただ、使える参考書が多数出版されていますので、時間に余裕がある人であれば、独学でも十分取得可能です。

勉強法 通訳案内士 勉強法
テキスト 通訳案内士 テキスト
問題集 通訳案内士 過去問

通訳案内士の仕事

旅行代理店や日本観光通訳協会などと契約して働くことがメインになります。

雇用ではなくフリーとして働くパターンが多いので安定した収入を得ることは難しいですが、完全歩合制になるので、働き方次第では高収入を狙うことができる仕事と言えるでしょう。

仕事情報 通訳案内士の仕事
仕事探し

口コミ・体験談

お勧め度 ★★★★☆4

たかお 30代男性(会社員)
2015年8月18日

堂々と商売できる
英語力をいかしながら地元でツアーガイドのようなものをしようと調べてみたら、国家資格をとらないと「通訳をしながらガイド」をする行為が違法になると知ったのが資格取得を志したきっかけです。
メリットはやはり堂々と商売ができるようになるところ。難易度は非常に高いです。一般常識、地理、歴史、語学力の4科目があるのですが、地理はローカル線の駅の名前などが出てきてよほど記憶力が良くないと難しいです。
私も一度落ちています。いずれも科目免除になる資格があるので、それらを取得してからチャレンジするのもありでしょう。

お勧め度 ★★★☆☆3

あきら 20代男性(会社員)
2015年8月11日

それほど難しくはない

大学在学中に取得しました。もともと英検1級を持っていたのでそれほど難しくはありませんでした。今は通訳会社に派遣社員として所属して働いています。

※2017年09月07日時点の情報
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