日本編物検定協会が実施している技能検定試験で、レース編み物に関する知識と技能を問う試験になります。
試験は、1級から3級まであり、それぞれで求められる実力が異なります。試験は年1回9月に行われ、試験会場は全国各地にあり、受験資格もありませんので、気軽に受験することができます。
合格者に対して、希望者には登録証と合格証明書を交付してもらえますので、就職や転職の際にご利用いただけます。
また、1級合格者には、約2年に1回行われる「審査委員資格認定・資質向上研修会」に参加する権利を得られ、講習を受講することで、日本編物検定協会の審査委員資格者として認められます。
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レース編物技能検定の基本情報
資格種別 | 公的資格 |
ジャンル | 衣服 |
資格区分 | 1級、2級、3級 |
受験資格 | なし |
試験日程 | 9月第3日曜日(年1回) |
試験方法 | 筆記試験、実技試験 |
免除科目 | なし |
試験場所 | 全国各地 |
受験料 | 【1級】9,500円 【2級】6,300円(小・中・高校生は5,300円) 【3級】4,200円(小・中・高校生は3,200円) |
登録・更新 | なし |
主な対象者 | 小学生
中学生
高校生
大学生
専門生
社会人
その他 |
問い合わせ | 公益法人 日本編物検定協会 |
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レース編物技能検定の試験日
2020年度試験
試験日 | 申込期間 | 合格発表 |
---|---|---|
2020年9月20日(日)予定 | 未定 | 未定 |
レース編物技能検定の試験内容
出題範囲
日本編物検定協会が発行しているテキストに準ずる
合格点
70%以上の正解率
レース編物技能検定の受験者数・合格率
合格率は1級で80%程、2級で90%程、3級だとほぼ100%で合格することができます
レース編物技能検定の難易度
- 1級:レース編物の専門的な技能と知識を持ち、指導ができる
- 2級:レース編物の専門的な技能と知識を持ち、指導者補佐ができる
- 3級:レース編物の基礎的な技能と知識を持ち、それを応用できる
試験難易度としてはかなり低く、実務未経験の方でも難なく合格することが可能です。
レース編物技能検定の勉強法
日本編物検定協会のHP内にテキストと過去問が販売されています。
資格を活かせる仕事
カルチャースクールでは、レース編物は人気の講座です。
この資格があると、カルチャースクールでの講師としての仕事にも就きやすくなります。
レース編物を趣味で行っている場合は、なかなか編物の歴史や、着装の知識などは持ち合わせていません。レース編物技能検定では、これらの知識も必要となりますので、レース編物を教えるのにとても役立ちます。そのため、編物の歴史などの知識のある人の方が、講師として採用がされやすいです。
また、この検定ではデザイン画やスタイル画の制作なども学びますので、変化のあるデザインを編むことができるようになります。他にはない、世界でたった一つの作品を作れるようになることは、とても貴重です。
このような作品を、インターネットで販売することもできますし、趣味のお店に置いてもらうこともできます。その際に、レース編物技能検定の資格を保有していることが有利に働きます。
購入者としても、有資格者の作品の方が価値を見出すからです。
インターネットなどで販売をし、自信がついたのであれば、自分のお店を開くことも可能です。