和裁検定

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和裁検定とは

職業能力開発促進法に基づき、都道府県職業能力開発協会によって主催されています。
着物の仕立などの和裁に関する知識と技能を問う試験で、初歩的な知識を問う4級から、部分縫いなど、高度で専門的な技術力を問う1級まで存在します。
着物業界で仕事をしていきたいという人が受験をする傾向があり、実際にこの業界で仕事をするなら最低2級はあった方が良いと言われています。
試験は筆記と実技があります。

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目次

和裁検定の基本情報

資格種別公的資格
ジャンル衣服
資格区分1級、2級、3級、4級
受験資格なし
試験日程9月上旬(年1回)
試験方法筆記試験、実技試験
免除科目なし
試験場所東京、高松市・佐世保市(2~4級のみ)
受験料【1級】16,500円【2級】14,300円
【3級】11,000円【4級】5,500円
登録・更新なし
主な対象者
小学生
中学生
高校生
大学生
専門生
社会人
その他
問い合わせ東京商工会議所

【総合評価】(3級)

人気 :将来性:
就転職:難易度:

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和裁検定の試験日

2020年度試験

試験日申込期間合格発表
9月12日(土)・9月13日(日)6月22日(月)~6月30日10月8日

和裁検定の試験内容

出題範囲

実技(8時間30分)

女子用あわせ長着、広えりで別付けとし寸法は指定しない、材料はつむぎ以外の絹布とする

部分縫い(3時間)

服の種類に関する出題区分表の範囲から

筆記(50分)

職業としての和裁の常識と裁断図解、被服の種類に関する出題区分表の範囲から

合格点

各科目100点満点中70点以上

和裁検定の受験者数・合格率

2019年試験(第62回)

区分受験者数合格率
1級8人37.5%
2級16人31.3%
3級37人43.2%
4級60人80.0%

和裁検定の難易度

受験者数が少ないので何とも言えませんが、合格率から見れば難しい試験では無い気がします。

和裁検定の勉強法

受験者が少なく情報も少ないので確立された勉強法は把握できていません。

資格を活かせる仕事

和裁検定に合格した人は和服を仕立てる事が出来るので、着物業界や専門学校で働く人が多いです。現在着物を仕立てる事が出来る人は減っています。その為着物を縫える人は着物業界で存在価値が高まっています。

一方着物に対する関心は若い人にも広がっており、七五三や成人式だけでなく、普段にも着物を着る人が増えています。

和裁検定に合格した人は、呉服店からの依頼で着物だけでなく、襦袢、袴、羽織、浴衣等を反物から裁断し、手縫いをして仕立てて行きます。生地も綿、羽二重、綸子、ちりめんと種々あり、縫い方、仕上げ方も異なるので、それぞれに最適の縫い方をしていきます。

又、専門学校ではなく、注文を受け、反物を受け取れば自宅でも出来るので、慣れた環境と使い慣れた自分の裁縫道具を使って仕事をする事も出来ます。

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