ビオトープ管理士試験とは
日本生態系協会が実施している民間資格で、ビオトープ事業を推進することを目的として1997年に誕生しました。
ビオトープ(BIOTOP)とは、地球上の野生の生きものたちが生息、育成する空間を意味します。
ビオトープ管理士の資格には、「計画管理士」と「施工管理士」2つの区分に分けられ、それぞれで試験内容が異なります。それぞれで1級と2級が存在し、1級では筆記試験と口述試験、2級では筆記試験のみが行われます。
また、2級に関しては受験資格はありませんが、1級は学歴などに応じて、一定の実務経験が必要になります。
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目次
ビオトープ管理士試験の基本情報
資格種別 | 民間資格 |
ジャンル | 環境・自然 |
資格区分 | 計画管理士(1級・2級)、施工管理士(1級・2級) |
受験資格 | 下記参照 |
試験日程 | 【筆記試験】9月下旬【口述試験】12月上旬 |
試験方法 | 【1級】筆記試験 【2級】口述試験、筆記試験 |
免除科目 | あり |
試験場所 | 全国各地 |
受験料 | 【1級】11,000円【2級】7,000円 |
登録・更新 | なし |
主な対象者 | 小学生
中学生
高校生
大学生
専門生
社会人
その他 |
問い合わせ | 公益社団法人 日本生態系協会 |
【総合評価】(2級)
人気 : | 将来性: |
就転職: | 難易度: |
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ビオトープ管理士試験の受験資格
- 四年制大学を卒業後、7年以上の実務経験
- 大学院を卒業後、5年以上の実務経験
- 短大・専門学校・高専のいずれかを卒業後、9年以上の実務経験
- 高校卒業後、11年以上の実務経験
- 技術士(建築・農業・森林・水産・環境)、1級土木施工管理技士、1級造園施工管理技士のいずれかの資格を取得後、4年以上の実務経験
- 2級ビオトープ計画管理士、2級ビオトープ施工管理士、2級土木施工管理技士、2級造園施工管理技士のいずれかの資格を取得後、7年以上の実務経験
※実務経験は、基本的に部門に関わる実務経験でなければならない。
ビオトープ管理士試験の試験日
2019年度試験
試験日 | 申込期間 | 合格発表 |
---|---|---|
筆記試験 2019年9月29日(日) 口述試験 2019年12月7日(土) | 6月1日~8月13日 | 12月 |
ビオトープ管理士試験の試験内容
出題範囲
1級
- 共通科目
-
生態学(10問)、ビオトープ論(10問)、環境関連法(10問)
- 専門科目
-
計画部門(20問)、施工部門(20問)
- 記述問題(4問)
- 小論文(1問)
2級
- 共通科目
-
生態学(10問)、ビオトープ論(10問)、環境関連法(10問)
- 専門科目
-
計画部門(20問)、施工部門(20問)
- 小論文(1問)
合格点
各科目60%以上の正解率
ビオトープ管理士試験の受験者数・合格率
合格率は1級で約30%、2級で約55%になります。
ビオトープ管理士試験の難易度
難しい試験ですが、公式テキストがあるので試験対策は立てやすいと思います。
ビオトープ管理士試験の勉強法
ビオトープ管理士試験のお勧めテキスト
唯一の公式テキスト