日商ビジネス英語検定は、日本商工会議所が実施するビジネス英語力を測る検定試験です。
現在は級別ではなく300点満点のスコア制で、リスニングとリーディングの60問を約30分で解答します。自宅などから受験できるIBT方式です。
英文メールや会議、商談、海外取引など実際のビジネス場面を想定した問題が出題されるため、仕事で英語を使う人や海外取引のある企業を目指す人に適しています。
基本情報
| 資格種別 | 公的資格 |
| 資格区分 | なし |
| 受験資格 | なし |
| 試験日 | 年2回 |
| 試験方法 | 自宅オンライン |
| 試験内容 | ビジネス場面を題材としたリスニング・リーディングの選択式試験です。英文メール、会議、商談、海外取引など、仕事で必要となる英語の理解力が問われます。 全60問、試験時間約30分。300点満点で評価されます。 |
| 合格点・合格基準 | 合否判定なし。300点満点のスコア制で英語力を評価します。 |
| 免除科目 | なし |
| 試験場所 | 自宅など、指定の受験環境を満たす場所。 |
| 受験料 | 6,600円(税込) 別途事務手数料550円(税込) |
| 登録・更新 | なし |
| 問い合わせ | 日本商工会議所 |
| おすすめ対象者 |
試験日程
2026年度
| 試験区分 | 試験日 | 申込期間 |
|---|---|---|
| 7月実施 | 7月5日(日) | 6月1日~6月15日 |
| 12月実施 | 12月6日(日) | 11月2日~11月16日 |
難易度
特に、リスニングでは会話の内容や状況を正確に把握する力、リーディングでは英文の意図や必要な情報を素早く読み取る力が求められます。基本的な文法や単語を理解しているだけでなく、ビジネスの場面に応じた適切な表現を身につけることが重要です。
現在の試験は300点満点のスコア制となっており、従来のような級別の合否判定はありません。そのため、英語の基礎力を確認したい人と、高いスコアを目指す人とでは、必要な学習量や難易度が異なります。
英語の基礎が身についている人であれば、ビジネス特有の語彙や表現を重点的に学習することで対応しやすくなります。一方、英語に苦手意識がある人は、中学・高校レベルの文法や基本単語の復習から始め、段階的にビジネス英語へ進むとよいでしょう。
※勉強時間は、関連する知識や実務経験がない方が、合格を目指して学習する場合のおおよその目安です。学習経験や理解度、学習方法などによって必要な時間は異なります。
合格率・受験者数
2023年度のリニューアル以降、日商ビジネス英語検定は300点満点のスコア制となっています。従来の1級・2級・3級のような合否判定を行わないため、現在の試験制度における合格率はありません。
おすすめテキスト・参考書
日商ビジネス英語検定のスコアと評価の目安
日商ビジネス英語検定は300点満点で、合否ではなくスコアによってビジネス英語力を評価します。
目安としては、200点以上で一定のビジネス英語力、250点以上になると比較的高いレベルと考えるとよいでしょう。
ただし、TOEICのように「○点以上ならこのレベル」という社会的に広く定着した基準があるわけではありません。そのため、就職・転職でアピールするなら、取得スコアをそのまま記載するのが分かりやすいでしょう。
日商ビジネス英語検定と英検の違い
日商ビジネス英語検定と英検では、測定する英語力と試験の目的が異なります。
日商ビジネス英語検定は、英文メールや会議、商談、海外取引など、仕事で使う英語力を重視した試験です。級による合否ではなく、300点満点のスコアで評価されます。
一方、英検は日常生活から学校・社会生活まで幅広い英語力を測り、5級から1級までの級別で評価されます。
そのため、仕事で使うビジネス英語力を測りたいなら日商ビジネス英語検定、総合的な英語力を証明したいなら英検と考えると分かりやすいでしょう。
日商ビジネス英語検定は就職・転職に役立つ?
履歴書に記載できる資格ですが、TOEICや英検と比べると知名度は高くありません。
一方で、商社や貿易会社、海外取引のある企業などでは、ビジネスを想定した英語を学んでいることをアピールできるのがメリットです。
資格だけで就職が有利になるというより、TOEICなどと組み合わせてビジネス英語力を補足する資格として活用しやすいでしょう。
以前の1級・2級・3級はどうなった?
日商ビジネス英語検定は以前、1級・2級・3級の級別で実施されていましたが、現在は級制度が廃止されています。
現在は全受験者が共通の試験を受け、300点満点のスコアで評価される方式です。
そのため、現在の日商ビジネス英語検定で「1級合格」「2級合格」といった取得方法はできません。

