コンピュータサービス技能評価試験とは
国の定める法律、「職業能力開発促進法」で職業能力評価の専門機関として設立された職業能力開発協会が行う試験で、コンピューター活用の能力を評価するために行われています。
試験は、「ワープロ部門」「表計算部門」「情報セキュリティ部門」3部門があります。
合格者には、技士の称号が与えられ合格証が授与されます。
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目次
コンピュータサービス技能評価試験の基本情報
資格種別 | 公的資格 |
ジャンル | IT・パソコン |
資格区分 | ワープロ部門(1級、2級、3級)、表計算部門(1級、2級、3級)、情報セキュリティ部門 |
受験資格 | なし |
試験日程 | 毎年5月~3月の間で実施 |
試験方法 | 【1級】実技試験、筆記試験 【2級・3級】実技試験 |
免除科目 | なし |
試験場所 | 東京、新潟、奈良、兵庫、宮崎(認定施設) |
受験料 | 【ワープロ・表計算】 1級:7,970円 2級:6,710円 3級:5,350円 【情報セキュリティ】 5,350円 |
登録・更新 | なし |
主な対象者 | 小学生
中学生
高校生
大学生
専門生
社会人
その他 |
問い合わせ | 中央職業能力開発協会 |
【総合評価】
人気 : | 将来性: |
就転職: | 難易度: |
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コンピュータサービス技能評価試験の試験内容
出題形式・範囲
ワープロ
- 実技
-
- 表作成・オブジェクト作成(図+テキストボックス)・編集を含め、入力文字数約1100字の文書を作成
- オブジェクトの作成、編集、校正を行い、複数枚の文書を完成
- 表紙・目次・ハイパーリンクの設定を含め、1つの文書ファイルに編集
- 筆記
-
4肢択一により、漢字、ビジネス文書、ハード・ソフトウェア、ネットワークと情報活用等の知識について問う
表計算
- 実技
-
- ワークシート設定、画像貼付け、フォーム設定、入力規則設定、条件付き書式設定、マクロ設定を行い、検索フォームを完成
- 設定・変換、集計を行い、2種類のグラフを作成するとともに、2種類の形式でデータを保存
- 筆記
-
4肢択一により、表計算ソフトの機能、ハード・ソフトウェア、ネットワークと情報活用等の知識について問う
合格点
【1級】実技試験と筆記試験の合計が70点以上で尚且つ実技試験は32点、筆記試験は8点以上
【2級】70点以上
【3級】70点以上
コンピュータサービス技能評価試験の受験者数・合格率
合格率の平均は84%程
コンピュータサービス技能評価試験の難易度
受験資格がない中で合格率も80%程あるので難しい試験ではありません。ただ、実務試験があるので難しく感じる人もいるかもしれません。
コンピュータサービス技能評価試験の勉強法
資格を活かせる仕事
企業認知度の低い資格になるので、就職や転職で有利になりにくいです。
また、それほど難しい試験ではありませんので、スキルアップの為の資格としても少々物足りないかもしれません。