パソコンの操作を教えるための知識を身に付け、指導者であることを認定する資格として多くの技術者が取得を目指しています。
高度な知識を持ったパソコン指導者は、多くの企業で求められており、企業や教育の現場での活躍が期待されます。受験資格は満20歳以上で、特定の資格を有しなければいけません。
試験は、高度な知識を必要とする1級と、応用的な知識を必要とする2級に分かれており、いずれも筆記試験のみで実施されます。
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パソコンインストラクター資格認定試験の基本情報
資格種別 | 民間資格 |
ジャンル | IT・パソコン |
資格区分 | 1級、2級 |
受験資格 | 下記参照 |
試験日 | 6月中旬、10月上旬、3月中旬(年3回) |
試験方法 | 筆記試験 |
免除科目 | なし |
試験場所 | 全国主要都市 |
受験料 | 【1級】20,000円(税抜) 【2級】14,000円(税抜) |
登録・更新 | 認定カードを維持するには2年ごとの更新が必要。更新手数料は通常カードは3,000円、プレミアムカードは4,500円(更新しなくても資格の維持はできる) |
主な対象者 | 小学生
中学生
高校生
大学生
専門生
社会人
その他 |
問い合わせ | 一般財団法人 全日本情報学習振興協会 |
【総合評価】(2級)
人気 : | 将来性: |
就転職: | 難易度: |
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パソコンインストラクター資格認定試験の受験資格
申込時に満20歳以上で、1級、2級とも当協会のパソコン技能検定Ⅱ種試験2級以上またはパソコン技能検定ビジネス実務試験実践以上またはパソコン検定文書・表計算試験2級以上の合格者、またはMCAS・MOSスペシャリスト(一般)以上(Office2000以降のWord・Excel両取得)の合格者
尚、特例として各級とも以下の項目に該当する方も受験できます。【1級】パソコン指導実務経験3年以上で、かつ指導実務時間が年間100時間以上合計300時間以上
【2級】パソコン指導実務経験1年以上で、かつ指導実務時間が年間100時間以上
パソコンインストラクター資格認定試験の試験内容
出題形式
【1級】筆記試験(120分)
【2級】筆記試験(90分)
出題範囲
- 基本ソフト、アプリケーションソフト、インターネットに関する高度な知識
- ハードウェアに関する高度な知識、パソコンに関する高度な知識
- 情報セキュリティーに関する一般知識、個人情報保護に関する一般知識
合格点
各80点以上
パソコンインストラクター資格認定試験の受験者数・合格率
2級の合格率は50%程
パソコンインストラクター資格認定試験の難易度
試験難易度は1級も2級もそれほど高くありませんが、受験資格が設けられていますのでその条件をクリアする方が面倒かもしれません。
また、当協会のホームページ内に参考問題が掲載されているので、試験レベルを確認する意味でも参考にして下さい。
パソコンインストラクター資格認定試験の勉強法
当協会のホームページ内で過去問のCD-ROMが発売されているので、そちらを中心に勉強しましょう。マイナーな資格になるので、参考書などの数が少ないのがネックですね。
参考記事 お勧めのプログラミングスクール13校を比較!ランキング形式で発表!
資格を活かせる仕事
資格の名の通り、パソコンインストラクターとして活躍することができます。
パソコンインストラクターの資格を持つと、企業や専門学校等でパソコン(ハードウェア)の使い方から専門的なソフトの使い方までを教える事が出来ます。
パソコン自体ならWindowsやMacについて、又ソフトに付いても各種アプリケーションソフトを使いこなす知識を活かす事が出来ます。
パソコン自体の使い方としては、OSの基本的な動作及び便利なショートカットの利用方法、又、メールの設定やインターネットの閲覧の仕方等を教えます。
又、高度になると、パソコンのハードウェアに付いて教える事もあります。
ソフトウェアの場合は、生徒のニーズに合わせてオフィス系ソフトやデザイン系ソフト(Illustrator、Photoshop、Indesign)といった様々なソフトの使用法を教える事になります。
就職や転職の為にスクールに通う若者だけでは無く、高齢者にもパソコンが普及しているこの時代なので、今後需要が増えるであろう業界になります。