MOS試験とは
Word、Excel、PowerPoint、Outlookなど、Microsoft Office製品を実務で使いこなすためのスキルを評価する資格試験です。試験は実際にパソコンを操作して解答する実技形式で行われるため、単なる知識だけでなく、仕事で使える操作スキルを証明しやすい点が特徴です。
試験は科目ごとに受験でき、WordやExcelには一般レベルと上級レベルであるエキスパートが用意されています。一般レベルでは文書作成や表計算の基本操作、エキスパートでは長文作成、データ分析、条件付き書式、マクロなど、より高度な機能の理解が問われます。
MOSは、就職・転職でパソコンスキルをアピールしたい学生や社会人に人気があります。試験終了後に結果が確認できるため、合格後は履歴書や職務経歴書にもすぐ記載しやすい資格です。事務職、営業職、企画職、経理職など、Officeソフトを使う機会が多い仕事を目指す人に向いている資格といえるでしょう。
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MOS試験の基本情報
| 資格種別 | 民間資格 |
| ジャンル | IT・パソコン |
| 資格区分 | Word、Excel、PowerPoint、Access、Outlookなど |
| 受験資格 | なし |
| 試験日程 | 全国一斉試験は月1回、随時試験は会場ごとに随時 |
| 試験方法 | CBT方式。実際にOfficeソフトを操作する実技形式 |
| 免除科目 | なし |
| 試験場所 | 全国一斉試験会場、全国の随時試験会場 |
| 受験料 | 一般価格:12,980円/学割価格:9,680円 |
| 登録・更新 | なし |
| 問い合わせ | 株式会社 オデッセイコミュニケーションズ |
| 関連資格 | Excel表計算処理技能認定試験 Word文書処理処理技能認定試験 マイクロソフト認定トレーナー パソコンインストラクター資格認定試験 |
MOS試験の試験日
2026年度試験
| 試験日 | 申込期間 |
|---|---|
| 随時実施 | 試験会場により異なる |
| 4月12日(日) | 2月10日~3月16日 |
| 5月10日(日) | 3月17日~4月13日 |
| 6月14日(日) | 4月14日~5月18日 |
| 7月12日(日) | 公式ページで確認 |
| 8月9日(日) | 公式ページで確認 |
| 9月13日(日) | 公式ページで確認 |
| 10月11日(日) | 公式ページで確認 |
| 11月8日(日) | 公式ページで確認 |
| 12月13日(日) | 公式ページで確認 |
MOS試験の試験内容
試験はパソコンを使って実際に操作しながら解答する形式です。WordとExcelには一般レベルと上級レベルがあり、一般レベルでは基本操作、上級レベルではより高度な機能の活用力が評価されます。
出題範囲
Word
文字入力、書式設定、表の作成、画像や図形の挿入、文書の印刷設定など、ビジネス文書を作成・編集するための操作が問われます。上級レベルでは、スタイル、目次、索引、差し込み印刷、長文文書の管理なども出題範囲に含まれます。
Excel
数式や関数の作成、セルの書式設定、表の作成、グラフ作成、データの並べ替え・抽出など、表計算ソフトを実務で使うための操作が問われます。上級レベルでは、ピボットテーブル、条件付き書式、入力規則、マクロの作成・編集なども扱われます。
PowerPoint
スライドの作成、レイアウト調整、画像・図形・表・グラフの挿入、アニメーションや画面切り替え、プレゼンテーションの設定などが問われます。
Access・Outlook
Accessでは、テーブル、クエリ、フォーム、レポートなど、データベースを扱うための操作が問われます。Outlookでは、メール、予定表、連絡先、タスク管理など、ビジネスで使う情報管理の操作が中心です。
試験科目と出題数
試験科目は、Word、Excel、PowerPoint、Access、Outlookなどから選択して受験します。WordとExcelには、一般レベルと上級レベルがあります。
試験時間は50分です。試験は全国一斉試験と随時試験があり、申込方法は異なりますが、受験料・試験内容・合格証は同じです。随時試験は全国の認定試験会場で実施されています。
合格基準
MOS試験の合格点は科目ごとに異なり、試験問題の更新などによって変動します。公式には具体的な固定点は公表されていませんが、試験終了後にパソコン画面で得点と合否を確認でき、試験結果レポートにも得点や分野ごとの得点率が表示されます。
MOS試験の受験者数・合格率
受験者数、合格率の全てが非公開
参考情報として、一般レベルは約80%、上級レベルは約60%程度
MOS試験の難易度
WordやExcel、PowerPointなどのOfficeソフトの操作スキルを確認する試験なので、普段から学校や職場でこれらのソフトを使っている人であれば、比較的取り組みやすい資格です。特に一般レベルであれば、基本操作に慣れている人ならそれほど難しく感じないでしょう。
一方で、普段なんとなくOfficeソフトを使っているだけでは、試験で問われる操作に対応しきれない場合もあります。MOSでは、指定された操作を正確に行う力が求められるため、自己流で使っている人は、知らない機能や細かい操作でつまずく可能性があります。
上級レベルになると、より実務的で細かい機能も扱うため、一般レベルより難易度は上がります。特にExcelの関数やデータ分析、Wordの長文作成機能などに慣れていない人は、しっかり対策しておく必要があります。
総合的に見ると、MOS試験はパソコン系資格の中では比較的チャレンジしやすい資格です。難関資格ではありませんが、確実に合格するには出題形式に慣れ、実際に手を動かして練習しておくことが大切です。
- MOS試験の中でもExcelやPowerPointよりも難易度は低く、Wordを使ったことがない方でも、参考書を一冊勉強すれば合格できると思います。Wordを日ごろから使用している方も、試験の傾向を把握したり自分の知らない機能を勉強するために、参考書の問題を解いてから試験に臨むと良いと思います。(Excelエキスパート 20代男性 大学生)
- 難易度はそれほど高くありません。パソコンでワードやエクセルを使いこなせている人であれば、試験勉強はほとんどいらないと思います。基本的なことしか出題されないため、簡単に感じる人もいると思います。逆に、パソコンが苦手な人にとってはかなり勉強しないと難しいと思います。勉強しなければならないことも多いため、険しい道のりとなるでしょう。(Excelエキスパート 10代男性 大学生)
- Excelを普段からある程度使いこなしている人向けだと思います。2010までのバージョンとは違い難しくなっていますが、基礎知識があり、実務をこなしている人なら取れる資格です。Excelの最新版ソフトを持っていないと練習ができないので、テキストを買って独学で勉強するには面食らうと思いますので要注意です。(Excelエキスパート 20代男性 会社員)
MOS試験の勉強法
富士通エフ・オー・エム株式会社の「よくわかるマスター」シリーズの対策テキスト&問題集を中心に進めるのがおすすめです。
このシリーズは模擬試験が豊富に収録されており、解説も丁寧なので、初めてMOS試験に挑戦する方でも使いやすい教材です。基本的には、テキストの内容を順番に進め、実際にWordやExcelを操作しながら機能を覚えていきましょう。
MOS試験は知識を暗記するだけではなく、実際に操作できるかどうかが重要です。リボンの場所、書式設定、表やグラフの作成、関数、スライド編集など、出題される操作を手を動かしながら繰り返し練習しましょう。
一通り学習した後は、模擬試験を何度も解いて本番形式に慣れることが大切です。最初は時間がかかっても問題ありませんが、慣れてきたら制限時間内に解けるように練習し、間違えた操作は解説を見ながら復習しましょう。
独学でも十分に合格を目指せる試験ですが、パソコン操作に苦手意識がある方は、パソコンスクールのMOS対策講座を利用するのも一つの方法です。基本的には、対策テキスト&問題集を1冊しっかりこなし、模擬試験で安定して得点できる状態にしておくことが合格への近道です。
MOS試験のお勧めテキスト
よくわかるマスター MOS Excel 365 対策テキスト&問題集
MOS Excel 365の出題範囲を網羅した定番の対策テキストです。基礎解説と模擬試験プログラムで、操作手順を確認しながら本番形式の演習まで進められます。Excelを中心に受験する人の最初の一冊に向いています。
資格を活かせる仕事
一般事務、営業事務、総務、人事、経理補助、学校事務、医療事務、受付、データ入力、資料作成、営業職、カスタマーサポートなどがあります。特に、Excelでの表作成や集計、Wordでの文書作成、PowerPointでの資料作成が多い職場では、資格で学んだスキルを実務に活かしやすいでしょう。
ただし、MOS試験だけで就職・転職が大きく有利になるわけではありません。現在はWordやExcelを使えること自体が当たり前に求められる職場も多く、MOSを持っているだけで採用の決め手になるケースは少ないです。
一方で、事務職未経験者や学生、パソコンスキルに自信がない人にとっては、「Officeソフトを基本レベル以上で使える」と客観的に示せる点で役立ちます。特にExcelの資格は実務との相性がよく、履歴書でも比較的アピールしやすいです。
社会人経験がある人の場合は、MOSだけではやや弱いため、実務経験、Excelの関数・ピボットテーブル・資料作成スキル、簿記、ITパスポートなどと組み合わせてアピールした方が効果的です。MOS試験は、就職・転職の切り札というより、事務処理能力やパソコンスキルを補強するための資格と考えるとよいでしょう。
受験者の口コミ評判
1.5
あまり役に立たない
マイクロソフトオフィス検定試験EXCEL上級の資格を取得しました。取得のきっかけは勤めていた会社で資料を作成する際などにEXCELを使用することが多く、作業効率がアップするかなと思ったためです。
市販されている試験対策の本を買って1~2週間程度勉強して取得しました。もともと会社で使っていたので、それ以上の特別なスキルを覚える必要は無かったです。スクール等もあると思いますが、普段からEXCELを使用している人なら本1冊読めば充分かなと思います。
資格を取得して役に立ったかと言われると余り変わらないかなという感想です。特別専門的という内容でもありませんし。まあ、履歴書に書くことが増えたという程度でしょうか。
田中 30代会社員(2019年12月)
5.0
履歴書に書けるのでお勧め
私は就職するにあたって、事務職を目指していました。事務はとても競争率の高い職種です。倍率20倍、30倍なんて普通、書類すら通るか分からない、落ちるのが当たり前、そんな世界です。
その中でどう生き残るか?これを考えたときパソコンの資格を持っていた方が絶対にいいと思い、マイクロソフトオフィススペシャリスト(通称MOS)の資格を取得しました。履歴書に書けるか書けないかはとても大きいです。他の人よりもできます!というのをアピールするのは大事ですよ。
momo 20代会社員(2019年7月)

