これから投資をしたい方に向けて、投資のアドバイスができることを目的とした試験になります。
資格を取得するには、事前に研修(通信講座)を受講する必要があります。研修後に試験を実施し合格することで投資診断士になることができます。
FPに比べると投資に特化した内容で、投資そのものの考え方を学ぶことができるので、より実務的な知識を得ることができます。
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投資診断士試験の基本情報
資格種別 | 民間資格 |
ジャンル | 金融・会計・簿記 |
資格区分 | なし |
受験資格 | なし |
試験日程 | 11月中旬、3月中旬など |
試験方法 | CBT方式 |
免除科目 | なし(不合格の場合1年以内に限り10,000円で再受験が可能) |
試験場所 | 日本全国260箇所から選択 |
費用 | 研修受講料:33,000円 資格試験料:10,000円 |
登録・更新 | 2年毎の更新が必要。更新料は20,000円 |
主な対象者 | 小学生
中学生
高校生
大学生
専門生
社会人
その他 |
問い合わせ | 一般社団法人 投資診断協会 |
【総合評価】
人気 : | 将来性: |
就転職: | 難易度: |
【関連資格】
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投資診断士試験の試験日程
2020年度試験
試験日 | 申込期間 |
---|---|
2020年11月21日(土) | ~10月31日 |
2021年3月20日(土) | 未定 |
投資診断士試験の研修内容
研修教材(研修はテキスト1冊と研修動画360分)が送られてくるので予習を行います。
にて
- 投資診断協会 基本理念
- 投資に関する基礎知識
- 投資商品について
- 制度投資について
- ポートフォリオの考え方
- 投資診断士Ⓡとは
など。
研修と言ってかも会場まで出向く必要はないんですね!
投資診断士試験の試験内容
出題形式
選択式:60問
出題範囲
研修の内容から出題
合格点
100点満点中60点以上
投資診断士試験の受験者数・合格率
受験者数と合格率共に非公開
投資診断士試験の難易度
投資診断士を主催する投資診断協会によると、資格を取得するのに必要な勉強量はテキスト1冊と360分の動画を視聴することとなっていますが、動画は1度視聴するだけでは頭に入りませんので、資格取得者からの情報によるとおおよそ20~30時間の勉強量が必要となってくるようです。
金融知識のない方の場合は、これ以上の勉強量が必要となります。試験内容は、金融市場や金融政策などの基本知識や、投資商品内容の概要などで、深い知識までは問われないため、しっかりと学習をしていれば問題なく取得できるレベルです。
難易度を投資診断士と類似した資格で表すと、簿記3級・ファイナンシャルプランナーが3級と言われています。これらは独学で十分取得できるレベルですので、投資診断士も難易度としてはやさしいと推測します。
また、試験当日はテスト会場にて無料直前講習が30分間実施され、試験官より傾向と対策を指導してもらえますので、この講習を受けた場合は難易度がより低くなります。
投資診断士の仕事
投資診断士は、銀行員や証券外務員、税理士やファイナンシャルプランナー、不動産投資物件販売員や不動産コンサルティング、金融コンサルティングや保険業などに従事している方に活かせる資格となっています。
特に投資商品の販売を行っている金融機関に従事している方は、投資診断士の資格を名刺に記載できますので、営業の際の強みとなります。
また、これから就職をする学生にとっては、投資診断士の資格は採用の際のアピールポイントとなりますのでおすすめです。
その他、家計を管理している方や、これから投資を始めようと考えている方など、お金の知識を持ちそれを活用する能力を身に付けたい方にとって有利になる資格となっています。