ジェルネイルとは、ジェル状の樹脂をUVライトで固めて光沢を出す手法で、近年のジェルネイルの普及は目覚ましく、ネイルサロンの中心的メニューになっています。
日本ネイリスト協会が実施している検定試験で、プロとして、サロンワークでジェルネイルを施術するために必要な理論と技術の修得を問う試験になります。
試験は、上級、中級、初級の3つの区分が存在し、それぞれで求められる技術の基準が異なります。
義務教育を修了していれば誰でも受験することができますので、ネイルに興味がある多くの女性が受験している人気資格になります。
ただし、飛び級はできませんので、中級を受験するには初級、上級を受験するには中級をそれぞれ取得しておかなければいけません。
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JNAジェルネイル技能検定の基本情報
資格種別 | 民間資格 |
ジャンル | 美容・健康 |
資格区分 | 上級、中級、初級 |
受験資格 | 【上級】中級取得者 【中級】初級取得者 【初級】義務教育を修了 |
試験日程 | 6月上旬、12月上旬(年2回) |
試験方法 | 筆記試験、実技試験 |
免除科目 | 初級に関しては、ネイリスト技能検定3級以上を取得していれば実技試験第1課題を免除 |
試験場所 | 札幌、仙台、東京、名古屋、大阪、広島、福岡 |
受験料 | 【上級】16,500円【中級】13,200円 【初級】9,900円 |
登録・更新 | – |
主な対象者 | 小学生
中学生
高校生
大学生
専門生
社会人
その他 |
問い合わせ | NPO法人 日本ネイリスト協会 |
【総合評価】
人気 : | 将来性: |
就転職: | 難易度: |
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JNAジェルネイル技能検定の試験日
2020年度試験
試験日 | 申込期間 |
---|---|
初級 2020年6月6日(土) 中級・上級 2020年6月7日(日) | 2月12日~3月31日 |
初級 2020年12月5日(土) 中級・上級 2020年12月6日(日) | 8月中旬~9月下旬予定 |
JNAジェルネイル技能検定の試験内容
- 筆記試験
-
衛生と消毒、爪の構造(皮膚科学)、爪の病気とトラブル(爪の生理解剖学)、ネイルケアの手順など、ジェルネイルに関する基礎知識
- 第1課題
-
ネイルケア(手指消毒、ポリッシュオフ、ファイリング、キューティクルクリーンまで)
- 第2課題
-
ポリッシュカラーリング(赤)、ジェルカラーリング(赤)、ジェルアート…ジェルカラーリングの赤に映えるジェルアート(ピーコック)を施す
JNAジェルネイル技能検定の受験者数・合格率
合格率は60%~70%程
JNAジェルネイル技能検定の難易度
ジェルネイルのスペシャリストとして必要とされる総合的知識と技術の修得
JNAジェルネイル技能検定の勉強法
資格を活かせる仕事
この検定の資格を持っていると、ネイリストとして、ネイルサロンへの就職が有利になります。
最近では、通常のネイルよりも、ジェルネイルの方が人気となっています。そのため、ネイルサロンでも、ジェルネイルの施術ができるネイリストを優先的に採用しているのが現実です。
つまり、現在では、ネイリストの資格だけで、ジェルネイルの資格も持っていないと、就職には有利になりません。
ネイルサロンに就職をするのではなく、自宅でネイルサロンを開業する際にも、この資格を活かすことができます。
店舗に就職すると言う形でのネイリストであった場合、ジェルネイルの資格がない場合であれば、通常のネイルのお客さまの施術をすれば良いのですが、自宅でネイルサロンを開業している場合には、代わりの人材がいないので、「ジェルネイルはできません。」と言うしかありません。
これでは、お客さまの要望に応えられない訳ですから、サロンに来てくれるお客さまは減ってきてしまう可能性があります。
この資格があれば、現在の主流であるジェルネイルの要望にも応えられますから、今後の集客にも活かすことができます。
ネイリストの収入
ネイリストの平均年収は300万円程度になります。