画像処理エンジニア検定とは
CG-ARTS協会が実施している5つの検定試験の一つで、画像処理分野の開発、設計に必要な知識を問う試験になります。
産業や学術分野のさまざまな領域において、一定の条件のもと、ソフトウェアや関連するハードウェア、システムの開発ができる能力が求められます。
工業分野、医用、リモートセンシング、ロボットビジョン、交通流計測、バーチャルスタジオ、画像映像系製品などのソフトウェアやシステム、製品などの開発を行うための知識が必要になります。
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目次
画像処理エンジニア検定の基本情報
資格種別 | 民間資格 |
ジャンル | クリエイター・デザイン |
資格区分 | エキスパート、スタンダード |
受験資格 | なし |
試験日程 | 7月中旬、11月下旬(年2回) |
試験方法 | 筆記試験(択一式[10問]) |
合格点 | 100点満点中70点 |
免除科目 | なし |
試験場所 | 全国各地 |
受験料 | 【エキスパート】6,700円 【ベーシック】5,600円 |
登録・更新 | なし |
主な対象者 | 小学生
中学生
高校生
大学生
専門生
社会人
その他 |
問い合わせ | CG-ARTS協会 |
【総合評価】(スタンダード)
人気 : | 将来性: |
就転職: | 難易度: |
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画像処理エンジニア検定の試験日
2020年度試験
試験日 | 申込期間 | 合格発表 |
---|---|---|
2020年7月12日(日) | 4月1日~6月5日 | 試験の約2か月後 |
2020年11月29日(日) | 9月1日~10月23日 | 試験の約2か月後 |
画像処理エンジニア検定の試験内容
エキスパート
画像入出力と画像生成モデル | 画像入出力装置としての役割や画像を生成するための幾何学的モデルや光学的モデルなどについての知識 |
---|---|
画像ごとの濃淡変換 | 明るさやコントラストの変換、カラー情報の交換など画像を画素ごとに変換できることについての知識 |
フィルタリング処理と復元 | 平滑化、エッジ抽出、鮮鋭化、モザイク処理などの空間フィルタリングや周波数領域で画像を処理することについての知識 |
幾何学的変換 | 画像の線形変換や幾何学的変換、画像の幾何学的変換の応用としてのイメージモザイキングなどについての知識 |
領域、パターン図形の検出・認識 | 画像の領域特徴量を利用する領域分割処理や画像を利用したパターン認識の原理、パターン認識のための特徴選択などに関する知識 |
動画像処理、空間情報処理、画像符号化 | 動画像に対するさまざまな処理や3次元空間情報を取得する手法、画像の圧縮や符号化などに関する知識 |
画像処理応用、システム、規格 | さまざまな分野で画像処理の技術が応用されていることの理解と、各応用例について利用されている画像処理の要素技術などについての知識 |
知的財産権 | 知的財産権についての基本的な知識 |
ベーシック
ディジタルカメラモデル | ディジタルカメラモデルとビジュアル情報処理の原理を対応づけて理解する知識 |
---|---|
画像の濃淡変換とフィルタリング処理 | 画像の濃淡変換に関する各種処理技術についての知識 |
画像からの情報の抽出 | 画像から情報を抽出するための主要な方法についての知識 |
入出力と伝送・書類のための処理 | 画像の入力、伝送、蓄積および出力に関わる処理に関する基本的な知識 |
システムと規格 | 一般的なコンピュータシステム、ビジュアル情報処理、CG専用システム、周辺機器の知識 |
関連知識 | 関連知識 |
画像処理エンジニア検定の受験者数・合格率
エキスパート
時期 | 応募者数 | 合格率 |
---|---|---|
2019年後 | 484人 | 32.6% |
2019年前 | 412人 | 45.4% |
2018年後 | 415人 | 40.4% |
2018年前 | 433人 | 31.8% |
ベーシック
時期 | 応募者数 | 合格率 |
---|---|---|
2019年後 | 602人 | 60.85% |
2019年前 | 765人 | 63.9% |
2018年後 | 426人 | 68.3% |
2018年前 | 365人 | 63.9% |
画像処理エンジニア検定の難易度
試験はベーシックとエキスパートに分かれ、専門的な知識と応用力が試されるエキスパートの方が難易度は高いです。
合格率もベーシックが60~70%を推移しているのに対し、出題範囲も広いエキスパートは20~40%となっています。
他の資格と比較すると共にやや高めな合格率ですが、この資格試験では数式やアルゴリズムを理解していなければ、簡単に合格することはできません。
数学が苦手な人にとっては難易度が高い資格と言え、数学的な基礎的な知識も身につけておく必要があります。
合格基準は100点満点中おおよそ70点以上ですが、難易度により多少変動することもあるため、最低でも75点以上は取れるように対策をする必要があります。
画像処理エンジニア検定の勉強法
勉強法としては、CG-ARTS協会が発行している「画像処理エンジニア検定 問題集」をしっかりこなしていれば、合格できるレベルです
受験者の口コミ評判
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問題集で勉強すれば合格できる
5.0 まさ 40代会社員
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