パーソナルカラリスト検定とは
色彩知識をもとに、人に似合う色を提案する力を評価する検定試験です。肌、髪、瞳などの色の特徴を踏まえ、ファッション、メイク、ヘアカラー、アクセサリーなどに調和する色を考えるための知識が問われます。
資格区分は、1級、2級、3級に分かれています。1級が最上位で、色彩理論やパーソナルカラーの知識をより実践的に活用する力が求められます。2級は応用的な色彩知識、3級は色の基礎やパーソナルカラーの基本を学ぶ区分です。
美容、アパレル、ブライダル、メイク、ヘアサロン、ネイル、接客販売、イメージコンサルティングなどの分野で活かしやすい資格です。独占業務がある資格ではありませんが、似合う色を理論的に提案する力を示せるため、美容・ファッション系の仕事や個人向けサービスに関わる人に向いた検定といえます。
パーソナルカラリスト検定の基本情報
| 資格種別 | 民間資格 |
|---|---|
| ジャンル | クリエイター・デザイン |
| 資格区分 | 1級、2級、3級 |
| 受験資格 | なし(1級は2級取得者) |
| 試験日程 | 年3回程度。例年2月・7月・11月ごろに実施 |
| 試験方法 | 会場試験はマークシート形式。1級2次は配色実技・記述式で実施 |
| 免除科目 | 1級の1次または2次に不合格の場合、その後2年間は合格した試験を免除 |
| 試験場所 | 一般会場、団体会場、3級在宅ペーパー試験で実施 |
| 受験料 | 1級 17,600円、2級 11,000円、3級 7,700円、3級在宅ペーパー 8,800円 |
| 登録・更新 | なし |
| 問い合わせ | 一般社団法人 日本パーソナルカラリスト協会 |
| 関連資格 | カラーコーディネーター検定 カラーデザイン検定 カラーコーディネーター検定 カラーアドバイザー認定試験 色彩検定 |
パーソナルカラリスト検定の試験日
2026年度試験
| 試験日 | 申込期間 | 合格発表 |
|---|---|---|
| 7月5日 | 4月13日~5月25日 | 8月7日 |
| 11月15日 | 8月24日~10月9日 | 12月14日 |
| 2月15日 | 公式ページで確認 | 公式ページで確認 |
パーソナルカラリスト検定の試験内容
色彩知識や配色調和、パーソナルカラーに関する理解を問う検定です。区分は1級・2級・3級に分かれており、各級の公式テキストを中心に出題されます。2級は3級の内容、1級は2級・3級の内容も出題範囲に含まれます。
出題範囲
1級では、3級・2級の内容に加えて、色彩論の系譜、CUS配色調和理論、CUS配色調和を活かすテクニックなどが出題されます。色彩理論をより深く理解し、配色やパーソナルカラーを応用する力が問われます。
2級では、色彩と文化、色彩理論、CUS配色調和理論、色彩を活かすテクニック、パーソナルカラーなどが出題されます。3級よりも、色彩を実務や提案に活かすための理解が重視されます。
3級では、色彩と文化、色彩理論、色彩とファッション、パーソナルカラーなど、色彩とパーソナルカラーの基礎知識が中心です。
試験科目と出題数
試験は級ごとに、公式テキストの内容をもとに出題されます。3級は語群選択、記述、論述、配色実技問題などで構成され、制限時間は160分です。1級・2級も、色彩理論やパーソナルカラー、配色に関する知識と応用力を問う内容で実施されます。
合格基準
合格基準は、各級とも正答率70%程度が目安です。3級在宅ペーパー受検では、語群選択、記述、論述、配色実技問題があり、合格点は正答率90%程度が目安とされています。
パーソナルカラリスト検定の受験者数・合格率
1級
| 年度 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
|---|---|---|---|
| 2025年 | 非公表 | 非公表 | 50%前後 |
| 2024年 | 非公表 | 非公表 | 50%前後 |
| 2023年 | 非公表 | 非公表 | 50%前後 |
| 2022年 | 非公表 | 非公表 | 50%前後 |
| 2021年 | 非公表 | 非公表 | 50%前後 |
2級
| 年度 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
|---|---|---|---|
| 2025年 | 非公表 | 非公表 | 70%前後 |
| 2024年 | 非公表 | 非公表 | 70%前後 |
| 2023年 | 非公表 | 非公表 | 70%前後 |
| 2022年 | 非公表 | 非公表 | 70%前後 |
| 2021年 | 非公表 | 非公表 | 70%前後 |
3級
| 年度 | 受験者数 | 合格者数 | 合格率 |
|---|---|---|---|
| 2025年 | 非公表 | 非公表 | 75%前後 |
| 2024年 | 非公表 | 非公表 | 75%前後 |
| 2023年 | 非公表 | 非公表 | 75%前後 |
| 2022年 | 非公表 | 非公表 | 75%前後 |
| 2021年 | 非公表 | 非公表 | 75%前後 |
合格率は、3級が75%、2級が75%、1級は1次、2次ともに50%前後になります。
パーソナルカラリスト検定の難易度
色彩やファッション、美容に関心がある人であれば比較的取り組みやすい検定です。色の見え方や配色の基本に加えて、肌・髪・瞳の色などから似合う色を考える内容が中心になるため、日常生活や仕事と結びつけて理解しやすい資格です。
難しく感じやすいのは、感覚だけで「似合う色」を判断するのではなく、色彩理論に基づいて分類・説明する必要がある点です。色相、明度、彩度、トーン、アンダートーン、配色調和などの基本を理解していないと、選択肢の違いで迷いやすくなります。
また、パーソナルカラーでは、スプリング、サマー、オータム、ウィンターなどの分類や、それぞれの色の特徴を整理する必要があります。ファッションやメイクが好きな人はイメージしやすい一方、色彩用語に慣れていない人は、最初に専門用語を覚える部分で少し負担を感じやすいでしょう。
上位級では、単に色の分類を覚えるだけでなく、相手に合う色を提案するための理解も求められます。肌色や髪色との相性、印象づくり、ファッション・メイク・商品提案への応用など、実際のカウンセリングや接客に近い視点が必要になります。
美容、アパレル、ブライダル、メイク、ネイル、販売、カラーコーディネート関連の仕事に関わっている人は、実務と結びつけながら理解しやすい検定です。初学者でも目指しやすい資格ですが、色彩理論とパーソナルカラー分類を混同せずに整理できるかがポイントになります。
パーソナルカラリスト検定の勉強法
色彩の基礎知識に加えて、パーソナルカラーの考え方、配色、色の見え方、ファッションやメイクへの活用方法を整理して学ぶことが大切です。まずは、色相・明度・彩度といった基本用語を押さえ、色の違いが人の印象や見え方にどのように影響するのかを理解していくと学習しやすくなります。
パーソナルカラリスト検定では、単に「似合う色」を感覚で判断するのではなく、色彩理論に基づいて色を分類し、肌・髪・瞳の色との調和を考える力が求められます。色のグループ分けや配色の特徴は混同しやすいため、実際の色見本やカラーカードを見ながら覚えると定着しやすくなります。
上位級を目指す場合は、色彩理論だけでなく、カウンセリングや提案に近い視点も意識して学ぶ必要があります。過去問や公式問題を使って出題形式に慣れ、間違えた分野はテキストに戻って確認すると効果的です。ファッション、メイク、ヘアカラー、インテリアなど、日常の色使いと結びつけながら学ぶと、知識を実践的に理解しやすくなります。
パーソナルカラリスト検定のお勧めテキスト
パーソナルカラリスト検定 2級・1級公式テキスト 第2版
2級・1級対策の中心になる公式テキストです。色彩理論、配色、ファッションやブライダルなどを幅広く学べるため、上位級まで見据えてしっかり理解を深めたい人に向いています。
パーソナルカラリスト検定 3級公式テキスト 第2版
3級から学ぶ人向けの公式テキストです。パーソナルカラーの基本だけでなく、CUS配色調和理論や色彩の使い方も学べるため、初めて色彩分野に触れる人の入門書として使いやすいです。
資格を活かせる仕事
パーソナルカラリストは、個人のお客様に合うパーソナルカラーを提示したり、お客様の目的に合わせて相応しいカラーを提案するのが仕事です。
又、中には美容師やスタイリストと兼任で仕事をしている人もいます。どちらもファッション的に色彩が深く関係しますので、活躍する場が広がります。
何よりお客様の希望を実現するのがパーソナルカラリストの役目です。お客様の服装だけでなく、小物、髪飾り、アクセサリー、又、服に限らず部屋をお客様に似合うカラーで彩ったりもします。インテリア関係でも活躍しているのです。
パーソナルカラリストは、色彩調和理論を学んでいるので、それぞれの色が持つイメージを的確に掴み、お客様が引き立つカラーを提案していきます。
男女比で言えば圧倒的に女性の方が多いです。企業認知度の高い資格になるので、就職や転職活動で有利になりやすいです。
これらの仕事に従事していない場合でも、パーソナルカラリスト検定を受けることで、日々の生活の中で効果的な色の使い方をすることができるので、日常生活に豊かさをもたらすことができます。
また自分の魅力をより引き出せるようになる色の使い方なども知ることができます。

