外国語の資格

CBS(国際秘書)検定の難易度・合格率・日程など

資格の門太郎

CBS(国際秘書)検定とは

CBS(国際秘書)検定は、一般社団法人日本秘書協会が実施している、英語と日本語を使って秘書業務やオフィス業務を行う力を証明する資格です。CBSは「Certified Bilingual Secretary」の略で、国際的なビジネス環境で活躍できるバイリンガルオフィスプロフェッショナルを目指す人に向いています。

試験は、CBSプライマリー試験CBSファイナル試験に分かれています。CBSファイナル試験を受験するには、先にCBSプライマリー試験に合格し、準CBS資格を取得しておく必要があります。

CBSプライマリー試験では、主にビジネス実務とビジネス英語が出題されます。CBSファイナル試験では、秘書実務、オフィス業務管理、経営管理、英語での面接など、より実践的な内容が問われます。

外資系企業、国際部門、役員秘書、英文事務など、英語を使うオフィス業務を目指す人におすすめの資格です。

人気は?

英検やTOEICのように幅広い人が受験する資格ではありませんが、英語力と秘書実務の両方を証明できるため、国際秘書やバイリンガル事務を目指す人には一定の需要があります。特に、外資系企業や海外取引のある企業で働きたい人に向いている資格です。

CBS検定の基本情報

資格種別民間資格
ジャンル英語・外国語
資格区分CBSプライマリー試験、CBSファイナル試験
受験資格ライマリー試験は制限なし
ファイナル試験はプライマリー試験合格者が対象
試験日程プライマリー試験は年2回
ファイナル試験は年1回実施
試験方法筆記試験、英語による個人面接
ファイナルの面接はオンラインで実施
免除科目あり。プライマリーは1科目合格後、一定期間内は不合格科目のみ再受験可能。ファイナルも条件付きで不合格科目のみ再受験可能
試験場所プライマリー試験は東京・名古屋・大阪など
ファイナル試験は東京会場中心
受験料プライマリー一括受験11,000円
ファイナル一括受験22,000円
登録・更新CBS資格の更新制度あり。ファイナル合格後、資格継続には更新手続きが必要
問い合わせ一般社団法人 日本秘書協会
関連資格秘書技能検定
米国上級秘書資格
BATIC
医療秘書技能検定

CBS検定の試験日

2026年度

区分試験日
CBSプライマリー試験・春季6月6日
CBSプライマリー試験・秋季11月14日
CBSファイナル試験・面接10月3日
CBSファイナル試験・筆記10月17日

資格取得までの流れ

CBSプライマリー試験に申し込む

まずはCBSプライマリー試験を受験します。プライマリー試験は受験資格がなく、誰でも受験できます。

CBSプライマリー試験を受験する

試験では、ビジネス実務とビジネス英語の2科目が出題されます。

プライマリー試験に合格する

合格すると「準CBS資格」を取得できます。

CBSファイナル試験に申し込む

CBS資格を取得するには、次にファイナル試験を受験します。ファイナル試験は、プライマリー試験合格者のみ受験できます。

CBSファイナル試験を受験する

筆記試験と英語による個人面接が実施されます。秘書実務、オフィス業務管理、経営管理、英語対応力などが問われます。

ファイナル試験に合格する

合格すると、正式に「CBS資格」を取得できます。

CBS検定の試験内容

CBSプライマリー試験CBSファイナル試験の2段階に分かれています。
まずプライマリー試験に合格して「準CBS資格」を取得し、その後ファイナル試験に合格すると正式なCBS資格を取得できます。

区分試験内容
CBSプライマリー試験ビジネス実務、ビジネス英語
CBSファイナル試験オフィス業務管理、経営管理、秘書実務、英語による個人面接

CBSプライマリー試験

CBSプライマリー試験では、ビジネス実務ビジネス英語の2科目が出題されます。ビジネス実務では、秘書業務、電話・来客応対、会議、出張、スケジュール管理、文書管理、ビジネスマナーなど、オフィスで必要となる基本的な実務知識が問われます。

ビジネス英語では、英文メール、英文文書、英語でのビジネス表現、英文解釈、ライティングなどが出題されます。英語力だけでなく、ビジネスの場にふさわしい表現を使えるかが重要です。

CBSファイナル試験

CBSファイナル試験では、より実践的な秘書・オフィス業務能力が問われます。オフィス業務管理では、秘書業務管理、レコードマネジメント、秘書適性、英文表記技法、リスニングなどが出題されます。経営管理では、経営・会計・法律に関する知識が問われます。

また、秘書実務ではインバスケット方式が採用され、複数の業務をどのような優先順位で処理するか、実務に近い形で判断力・処理力が評価されます。さらに、英語による個人面接もあり、英語で受け答えする力や、国際秘書としての対応力が確認されます。

合格点

プライマリー試験・ファイナル試験ともに各科目70%以上が目安です。

区分合格点・合格基準
CBSプライマリー試験各科目70%以上の得点で合格
CBSファイナル試験各科目70%以上の得点で合格
ファイナル試験の面接面接官による合否判定

CBS検定の受験者数・合格率

CBS検定の受験者数は公式には公表されていません。合格率も年度によって変動しますが、目安としてはプライマリー試験が40%〜60%前後、ファイナル試験が10%〜30%前後とされています。特にファイナル試験は英語力だけでなく、秘書実務やオフィス管理能力、英語での面接対応力も問われるため、難易度は高めです。

CBS検定の難易度

CBS検定は、グローバルなビジネス環境で秘書業務やオフィス業務を行う力を測る試験です。日本語でのビジネス実務だけでなく、ビジネス英語の理解力や英語での応対力も問われるため、難易度は決して低くありません。

プライマリー試験では、ビジネス実務とビジネス英語の基礎力が中心に出題されます。英語力の目安としてはTOEIC500点程度といわれることもありますが、単に英語が読めるだけでなく、英文メールやビジネス文書など、実務に近い英語表現に慣れておくことが大切です。

また、正式なCBS資格を取得するには、まずプライマリー試験に合格し、その後ファイナル試験に進む必要があります。ファイナル試験では、オフィス業務管理、経営管理、秘書実務、英語による個人面接などが出題されるため、より実践的な知識と対応力が求められます。

プライマリー試験は比較的挑戦しやすいレベルとされていますが、ファイナル試験は合格率が低く、難易度は高めです。英語力だけでなく、秘書実務やビジネスマナー、経営に関する知識まで幅広く対策しておく必要があります。

CBS検定の勉強法

CBS検定を受験する場合は、まず「CBS(国際秘書)検定対応 問題集」などの公式・対応教材を活用し、試験形式や出題傾向を把握することから始めましょう。模擬問題を繰り返し解くことで、ビジネス実務やビジネス英語で問われる内容に慣れることができます。

プライマリー試験では、ビジネス実務とビジネス英語が中心になります。秘書業務、電話応対、来客対応、スケジュール管理、会議、文書作成などの基本知識を押さえたうえで、英文メールやビジネス文書、英語表現にも慣れておくことが大切です。

ファイナル試験を目指す場合は、さらにオフィス業務管理、経営管理、秘書実務、英語面接への対策が必要になります。特に英語面接では、知識だけでなく実際に英語で受け答えする力が求められるため、声に出して練習しておくとよいでしょう。

また、日本秘書協会が開催しているCBS関連の講座やセミナーを活用するのも効果的です。独学では分かりにくい出題傾向や実務上の考え方を学べるため、問題集で基礎を固めたうえで受講すると、より実践的な対策ができます。

CBS検定のお勧めテキスト

バイリンガルオフィスプロの基礎

CBSプライマリー試験に対応した基礎テキストです。ビジネス実務やビジネス英語の基本を学べるため、初めてCBS検定を受ける人は、まずこの本で全体像をつかむとよいでしょう。

テキストを見る

CBS(国際秘書)検定対応プライマリー試験問題集2023

プライマリー試験対策に使いやすい問題集です。ビジネス実務とビジネス英語の出題形式に慣れることができるため、テキストで学んだ後の演習用としておすすめです。

テキストを見る

CBS(国際秘書)検定対応ファイナル試験問題集2023

CBSファイナル試験を目指す人向けの問題集です。オフィス業務管理、経営管理、秘書実務など、ファイナル試験で問われる実践的な内容を確認できます。プライマリー合格後、CBS資格取得を本格的に狙う人に向いています。

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CBS(国際秘書)検定と秘書検定との違い

CBS(国際秘書)検定は、英語と日本語の両方を使い、国際的なビジネス環境で秘書業務やオフィス業務を行える人材であることを証明する資格です。CBSは「国際秘書検定」とも呼ばれ、試験では日本語でのビジネス実務だけでなく、ビジネス英語や英文文書、英語での応対力も問われます。

一方、秘書検定は、日本国内のビジネスシーンで必要とされる秘書業務やビジネスマナー、社会常識、接遇力などを測る検定です。英語力を証明する資格ではなく、基本的には日本語での秘書実務能力を確認する試験と考えると分かりやすいでしょう。

また、以前は秘書検定1級に英検2級以上やTOEIC470点以上などの英語関連条件があったとされますが、現在はそのような英語資格がなくても受験できます。そのため、秘書検定は「秘書としての基本的な実務力」、CBS検定は「英語も使える国際秘書・バイリンガルオフィス業務力」を証明する資格といえます。

試験内容にも違いがあります。CBS検定は、プライマリー試験でビジネス実務とビジネス英語を学び、ファイナル試験では秘書実務、経営管理、オフィス業務管理、英語による個人面接などが問われます。ファイナル試験を受けるには、先にプライマリー試験に合格する必要があります。

秘書検定にも準1級・1級では面接試験がありますが、基本的には日本語での応対力や立ち居振る舞いが中心です。CBS検定では英語を使った面接や国際的な業務対応力も評価されるため、外資系企業や海外取引のある企業で秘書・英文事務・バイリンガル事務を目指す人には、CBS検定の方が目的に合いやすいでしょう。

資格を活かせる仕事

CBS(国際秘書)検定は、英語と日本語を使った秘書業務・オフィス業務の実務力を証明できる資格です。試験では、ビジネス実務、ビジネス英語、秘書実務、オフィス業務管理など、実際の職場で活用しやすい内容が出題されるため、企業や教育機関からも一定の評価を得ています。

活かしやすい仕事としては、外資系企業の秘書、役員秘書、英文事務、貿易事務、国際部門のアシスタント、グループセクレタリー、大学・教育機関の国際交流部門などが挙げられます。

特に、海外の取引先とのメール対応、英文資料の作成、外国人上司のサポート、会議や出張の調整などを行う仕事では、CBS検定で学んだ知識を活かしやすいでしょう。

ただし、資格を取得しただけで就職・転職が必ず有利になるわけではありません。英語力、実務経験、パソコンスキル、コミュニケーション力などと組み合わせることで、より強いアピール材料になります。

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