英語と日本語を使いこなすことができて秘書としての能力を持つオフィスプロフェッショナルであることを証明できる資格です。
CBS資格(ファイナル)を受験したい場合は先に準CBS資格(プライマシー)を取得する必要がります。
プライマシー試験ではビジネス実務とビジネス英語についての問題が出題されます。
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CBS検定の基本情報
資格種別 | 民間資格 |
ジャンル | 英語・外国語 |
資格区分 | プライマリー(準CBS資格)、ファイナル(CBS資格) |
受験資格 | 【プライマリー】誰でも受験できます 【ファイナル】プライマリー試験の合格者 |
試験日程 | 【プライマリー】春・秋の2回実施 【ファイナル】秋に実施 |
試験方法 | 【プライマリー】筆記試験 【ファイナル】筆記試験、面接試験 |
免除科目 | ファイナル試験では科目合格制度あり(4年間有効) |
試験場所 | 【プライマリー】東京、大阪、名古屋 【ファイナル】東京(損保会館) |
受験料 | 【プライマリー】11,000円 【ファイナル】22,000円 |
登録・更新 | なし |
主な対象者 | 小学生
中学生
高校生
大学生
専門生
社会人
その他 |
問い合わせ | 一般社団法人 日本秘書協会 |
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CBS検定の試験日
【試験日】
<プライマリー>①2022年6月12日(日)② 未定
<ファイナル>2022年10月1日(土)、10月16日(日)の2日間
【申込期間】
<プライマリー>①2022年4月11日(月)~5月20日(金)、② 未定
<ファイナル>2022年8月1日(月)~9月5日(月)
【合格発表】
<プライマリー>未発表
<ファイナル>11月上旬頃
資格取得までの流れ
準CBS資格を受けるためにはオリエンテーションに参加する必要があります。
CBSを取得するCBSファイナル試験ではオフィス管理業務や経営管理、秘書実務についての試験と英語による面談が行われます。
講座で試験の中で出題される内容をしっかりと学んでいきます。
CBS検定の試験内容
出題形式
【プライマリー】筆記試験(選択式と記述式)
【ファイナル】筆記試験(選択式と記述式)、面接試験
出題範囲
プライマリー試験
電話・来客応対、会議、出張、スケジュール管理、文書管理、慶弔・プロトコールの基礎知識、ビジネスの場で必要な日本語の言葉づかい・表現、ビジネス文書のマナー・文書作成
ファイナル試験
秘書業務管理、レコードマネジメント、秘書適性、英文表記技法、リスニング
合格点
【プライマリー】
「総合得点の70%以上の得点」+「各科目の合格点が所定の合格点を満たしている」
【ファイナル】
「各科目70%以上の得点」+「面接は面接官の合否判定」
CBS検定の受験者数・合格率
プライマリー試験
実施時期 | 受験者数 | 合格率 |
---|---|---|
2019年 | 非公開 | 39.0% |
2018年 | ↑ | 32.0% |
2017年 | ↑ | 39.0% |
2016年 | ↑ | 54.0% |
2015年 | ↑ | 71.0% |
2014年 | ↑ | 70.2% |
2013年 | ↑ | 54.1% |
2012年 | ↑ | 48.1% |
2011年 | ↑ | 49.6% |
ファイナル試験
実施時期 | 受験者数 | 合格率 |
---|---|---|
2019年 | 非公開 | 13.3% |
2018年 | ↑ | 23.0% |
2017年 | ↑ | 17.0% |
2016年 | ↑ | 18.1% |
2015年 | ↑ | 27.0% |
2014年 | ↑ | 22.5% |
2013年 | ↑ | 19.7% |
2012年 | ↑ | 28.0% |
2011年 | ↑ | 28.2% |
CBS検定の難易度
グローバルな秘書業務を遂行を目的とした検定のため、日本語だけでなく英語の能力も問われるので、難易度は低くありません。
TOEIC500点程度の英語力が必要と言われているので、それほど高い英語力が求められるという訳ではありませんが、試験と並行して英語をしっかりと身につけることは大切です。
ファイナル(CBS)試験を受験するためにはプライマリー(準CBS)試験に合格する必要があり、合格するまでの道のりは長くなるでしょう。
プライマリー試験の合格率は50%後半と言われているため、それほど難易度は高くありませんが、ファイナル試験となると20%を切るので油断はできません。
講義などで身につけた力を発揮できるように取り組みましょう。
CBS検定の勉強法
「CBS(国際秘書)検定対応 問題集」を活用して、模擬問題を徹底的にこなしていく勉強法が最も合理的です。。
テキストの内容を理解した上で、日本秘書協会が開催しているセミナー等にも併せて受講するとより効果的です。
CBS検定のお勧めテキスト
試験対策だけでなくバイリンガルの実務でも役立つ
オフィス事情に即した実践的な内容
過去の試験問題に基づいて作成
CBS(国際秘書)検定と秘書検定との違い
CBSは国際秘書検定ともよばれる通り、日本語と英語を同じように使用し、秘書業務を遂行できる人材として認められた資格です。
ですから、試験は日本語と英語の両言語からの出題となります。
一方秘書検定は国際的な秘書として認められる資格ではありません。
秘書検定では1級に限っては、資格取得後1年以内に実用英語技能検定2級以上もしくはTOIEC470点以上の検定試験に合格することが必要となっています。
つまり、秘書検定では英語力が問われるのは1級だけであり、1級であってもそれほど高度な英語力は必要とされていません。
CBSはビジネス実務とビジネス英語が範囲となっているプライマリー試験と、秘書実務、経営管理、オフィス業務管理が範囲となる筆記試験と面談のファイナル試験の2種類があります。
ファイナル試験はプライマリー試験に合格しなければなりません。秘書検定1級、準1級ともにも面接試験がありますが、ほとんどが日本人との面談です。
ですがCBSは日本人、外国人どちら友の面接が行われます。これも大きな違いです。
資格を活かせる仕事
実務で活用できる内容が試験に出題されることから、企業内や教育機関から高い評価を得ています。
国際秘書として活躍したい人のための試験です。