ガス溶接作業主任者試験とは
安全衛生技術試験協会が実施している国家資格で、試験を合格して免許を交付してもらうことにより、ガス溶接作業主任者としての業務を行うことができます。
ガス溶接を行う際は、爆発に伴う火災など、いつも危険と隣り合わせです。
そんな中、ガス溶接作業を行う事業所では、労働安全衛生法により、専門家であるガス溶接作業主任者免許を受けた者の中から、ガス溶接作業主任者を選任することが義務付けられています。
受験資格は無く、誰でも受験することができますが、免許を交付してもらう際には、実務経験などの条件をクリアしなければいけません。
スポンサーリンク
目次
ガス溶接作業主任者試験の基本情報
資格種別 | 国家資格(必置資格) |
ジャンル | 保安・技術 |
資格区分 | なし |
受験資格 | なし ※但し、免許を交付してもらう際は、実務経験や養成訓練などの条件をクリアしなければいけません。 |
試験日程 | 各安全衛生技術センターで異なります(年3回~6回実施) |
試験方法 | 筆記試験 |
免除科目 | あり |
試験場所 | 北海道、東北、関東、中部、近畿、中国、九州の安全衛生技術センター |
受験料 | 6,800円 |
登録・更新 | なし |
主な対象者 | 小学生
中学生
高校生
大学生
専門生
社会人
その他 |
問い合わせ | 公益財団法人 安全衛生技術試験協会 |
【総合評価】
人気 : | 将来性: |
就転職: | 難易度: |
スポンサーリンク
ガス溶接作業主任者試験の試験内容
出題形式
筆記試験(択一式)
出題範囲
ガス溶接等の業務に関する知識(5問)、関係法令(5問)、アセチレン溶接装置及びガス集合溶接装置に関する知識(5問)、アセチレンその他可燃性ガス、カーバイド及び酸素に関する知識(5問)
合格点
全科目の合計が6割以上で、尚且つ各科目4割以上の正解率
ガス溶接作業主任者試験の受験者数・合格率
時期 | 受験者数 | 合格率 |
---|---|---|
2018年 | 916人 | 85.8% |
2017年 | 926人 | 85.1% |
2016年 | 887人 | 81.5% |
2015年 | 939人 | 89.9% |
2014年 | 1,055人 | 87.7% |
ガス溶接作業主任者試験の難易度
試験はかなり簡単です。
ガス溶接作業主任者試験の勉強法
資格を活かせる仕事
溶接作業を行う工場などで活躍することができます。