パターンメーキング技術検定とは
洋服のデザインからパターン(型紙)を起こす専門的な知識や技能を問う検定試験になります。
ファッション教育機関に学ぶ学生が、卒業後にアパレル企業などのパターン技術者として十分な活躍ができるように、また、デザイナーとして就職する際にも習得しておくべき重要な技術として、身に付けてもらう目的で実施することを目的としています。
試験は、理論と製図知識を問う一次試験と、ボディを使用しての実寸による二次試験に分かれており、一次試験を合格することでに二次試験に進むことができます。
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目次
パターンメーキング技術検定の基本情報
資格種別 | 民間資格 |
ジャンル | 衣服 |
資格区分 | 1級、2級、3級 |
受験資格 | なし |
試験日程 | 日本ファッション教育振興協会のホームページで確認 |
試験方法 | 筆記試験、実技試験 |
免除科目 | なし |
試験場所 | 東京、大阪など指定された会場 |
受験料 | 【1級】17,000円【2級】13,000円 【3級】12,000円 |
登録・更新 | なし |
主な対象者 | 小学生
中学生
高校生
大学生
専門生
社会人
その他 |
問い合わせ | 一般財団法人日本ファッション教育振興協会 |
【総合評価】(3級)
人気 : | 将来性: |
就転職: | 難易度: |
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パターンメーキング技術検定の試験内容
出題範囲
デザイン画、パターンメーキングに関する諸条件、素材スワッチ
合格点
60%以上の正解率が目安(明確な基準はなし)
受験時の持ち物
筆記試験 | 受験票・筆記用具・定規・ハサミなどの用具・トレーシングペーパー・電卓など |
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実技試験 | 受験票・筆記用具・シーチング・肩パット・原型・各種定規・パターン用紙・カッターなどの用具・電卓など |
パターンメーキング技術検定の受験者数・合格率
合格率は3級で60%程
パターンメーキング技術検定の難易度
ファッション(服飾)専門学校で4 年以上知識・技術を習得し、実務経験を5~6年程度積み、ファッション造形とパターンメーキング、グレーディングに関する高度な知識・技術を持ち、プロのパターンメーカーとして指導的な能力を発揮できるレベル
受験者に難易度を聞いた
- 実技試験で苦労する人が多い様です。(30代男性)
パターンメーキング技術検定の勉強法
受験資格はありませんが、実技試験を伴うため独学での取得は現実的に困難なので、合格者の多くはファッションに関する専門学校に通っています。
ただ、専門学校に通う時間やお金が無い方には、対策講座を行っているので検討してみて下さい。
資格を活かせる仕事
パタンナーとして活躍することが可能です。
パタンナーの収入
パタンナーの平均年収は300万円程度ですが、働く職場で大きく異なり、アパレルメーカでは比較的高収入を得ることも可能ですが、小さなデザイン事務所の場合、年収200万円に満たないこともザラです。