言語聴覚士試験の難易度・合格率・試験日など

医療・心理の資格

言語聴覚士は、1997年に設立された国家資格であり、従来使われていた聴能言語士や言語療法士などと呼ばれていたものは、言語聴覚士に統一して呼ばれる様になりました。

言語聴覚士の役割としては、耳の聞こえが悪くて言葉の内容が把握できなかったり、それに伴い言葉を発することが困難な患者に対して、検査や訓練、指導などを行うのが主になります。

高齢化や交通事故の増加に伴って、言語や聴覚に障害を持った人が増えていますので、今後もこの様な状況の中で、高度な知識を持った言語聴覚士が活躍できる場が増えることが期待されます。

言語聴覚士の受験資格を得るには、文部科学大臣指定の学校や、言語聴覚士養成所で3年以上経験を積む必要があります。そして国家試験に合格して厚生労働大臣から免許を交付されることで、言語聴覚士になることができます。

言語聴覚士は業務独占資格になりますので、言語聴覚士の資格を取得しなければ言語聴覚士を名乗って業務を行うことができません。

合格率は60%辺りを推移しており、他の医療資格に比べて低いです。

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基本情報

資格名  言語聴覚士
評価
資格種別 国家資格(業務独占資格)
資格区分 なし
受験資格 ・文部科学大臣の指定した大学を卒業厚生労働大臣が指定した言語聴覚士養成所で3年以上の経験
・外国の言語聴覚士養成所を卒業し免許を取得
※詳しくは厚生労働省のホームページをご覧下さい
試験場所 北海道、東京都、愛知県、大阪府、広島県、福岡県
試験方法 筆記試験(択一式 :200問)
免除科目
合格基準 200点満点中120点以上
受験料 34,000円
登録・更新
問い合わせ 医療研修推進財団 -PMET-
関連資格
  • 理学療法士(事故や病気などで身体の機能を失われてしまった人に対してサポートする仕事)
  • 作業療法士(作業療法士の約6割が一般病院や精神病院などの医療機関で活躍)
  • 介護福祉士(介護施設の現場で働くなら必ず取得したい資格の一つ)
  • 手話通訳士(聴覚障害者に対して意思疎通などで生活支援を行う役割を担う)

国家資格一覧 ・医療・心理の資格一覧

試験日程

2月中旬(年1回)

第21回試験

【試験日】2019年2月16日(土)
【申込期間】2018年11月19日~12月7日
【合格発表】2019年3月26日

試験内容

基礎医学、臨床医学、臨床歯科医学、音声・言語・聴覚医学、心理学、音声・言語学、社会福祉・教育、言語聴覚障害学総論、失語・高次脳機能障害学、言語発達障害学、発声発語・嚥下障害学・聴覚障害学

受験者数・合格率

年度 受験者数 合格率
2016年 2571人 75.9%
2015年 2553人 67.6%
2014年 2406人 70.9%
2013年 2401人 74.1%
2012年 2381人 68.1%
2011年 2263人 62.3%
2010年 2374人 69.3%

試験の難易度

合格率の推移で考えると、他のリハビリテーション医療資格(理学療法士や作業療法士)と比べても低いことから難易度は高めと考えられます。

また、年度により試験難易度が大きくことなるのもこの試験の特徴の一つです。

試験の勉強

150分で100問の問題を解かなければいけない為、とにかく過去問を繰り返し徹底的にこなし、問題の傾向を読み取り、試験時間を想定してスピーディーに問題を解くことを意識しましょう。

勉強法 言語聴覚士 勉強法
テキスト 言語聴覚士 テキスト
問題集 言語聴覚士 過去問

資格を活かせる仕事

言語聴覚士として働ける場として、大学病院や総合病院などの医療施設が主になりますが、その他にもリハビリセンターや介護老人保健施設などの保健施設や、福祉施設、特別支援学校などの教育機関で働くことも可能です。

ただし、2005年の言語聴覚士の数が約1万人だった頃に比べて、2013年では2万人と、8年足らずで言語聴覚士の数は倍増しています。

それに伴って言語聴覚士は飽和状態であり、資格を持っているからと言って必ず就職できる状況では無くなっています。

言語聴覚士の初任給は20万円~25万円あたりが平均になります。

年収は280万円~400万円ぐらいが目安となり、他の医療技術職と比べて低い水準ですね。

働く場所によって大きく変わり、大学病院や総合病院などの大きな病院だと、収入は上がりますし、小さな病院だと収入は下がります。

受験者の口コミ

まだありません。

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