義肢装具士

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義肢装具士試験とは

医師の処方を下に義肢の装着箇所の採寸はもちろんのこと作成も行います。パラリンピック等における選手の活躍もあり、時に本来人間が持つ能力を超えた力を義肢から生み出せることが広く知られています。
義肢装具士になりたい場合、高卒以上の学歴を持つ人が大学か、義肢装具士養成所で3年以上、義肢について学び受験資格を得る必要があります。
他にも受験資格を得る方法はありますが、今のところ、日本にはその条件を満たす大学や養成所はありません。
義肢装具士の仕事は、義肢を作り、ただ単に体に装着することではありません。それを使う人の気持ちに寄り添い、不安の軽くするよう努めなければいけません。
だから、ただ単に技術や知識があれば良いというわけではなく、人間力も必要とされています。

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目次

義肢装具士試験の基本情報

資格種別国家資格(業務独占資格)
ジャンル医療・心理
資格区分なし
受験資格下記参照
試験日程2月下旬(年1回)
試験方法筆記試験
免除科目調査中
試験場所東京
受験料59,800円
登録・更新登録免許税:9,000円。更新制度は無い
主な対象者
小学生
中学生
高校生
大学生
専門生
社会人
その他
問い合わせ公益財団法人 テクノエイド協会

【総合評価】

人気 :将来性:
就転職:難易度:

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義肢装具士試験の受験資格

  • 大学に入学できる資格があり文部科学大臣が指定した学校又は厚生労働大臣が指定した義肢装具士養成所で3年以上学習
  • 学校教育法に基づく大学、高等専門学校など又は養成所において1年(高等専門学校にあっては4年)以上修業し、かつ、厚生労働の大臣指定する科目を修めた者で、文部科学大臣が指定した学校又は厚生労働大臣が指定した義肢装具士養成所において、2年以上、義肢装具士として必要な知識及び技能を修得

義肢装具士試験の試験日

2019年度試験

試験日申込期間合格発表
2020年2月21日(金)1月6日~20日3月26日

義肢装具士試験の試験内容

出題範囲

臨床医学大要、義肢装具工学、義肢装具材料学、義肢装具生体力学、義肢装具採型・採寸学、義肢装具適合学

合格点

およそ60%の得点率

義肢装具士試験の受験者数・合格率

時期受験者数合格率
2018年度263人89.4%
2017年度232人85.3%
2016年度254人87.0%
2015年度233人84.1%

義肢装具士試験の難易度

試験より受験資格を得る方が難しいです。

資格を活かせる仕事

義肢装具士は、けがや病気等で手足を失ったり、体幹の機能に問題がある人に対して、患者さんの身体に合う義肢やその他の装具を作成するのが仕事です。

義肢は、主に義手と義足があります。装具は身体の機能の失ってしまった部分を補う為に使用するものです。

義肢を作る際に最も大切なことは、患者さんの身体とニーズに合う義肢を作る事です。昔は義肢を付けると接合部に痛みがありましたが、現在は技術が飛躍的に発展し、患者さんが痛みを感じる事は殆どありません。

義肢装具士は採寸を行って患者さんが違和感を感じない義肢を作り上げ、更に義肢を使ってのリハビリまでを行います。このリハビリは、医師や理学療法士らと協力し、患者さんとコミュニケーションを取りながら行います。

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