臨床工学技士試験の難易度・合格率・日程など

資格名  臨床工学技士
評価
資格種別 国家資格
資格法令 業務独占資格
資格区分 なし
受験資格 ・臨床工学技士養成所において3年以上の経験をした者
・大学、高等専門学校、又は養成所で2年以上の経験し、尚且つ臨床工学技士養成所で1年以上臨床工学技士としての経験をした者
・大学、高等専門学校、又は養成所で1年以上の経験し、尚且つ臨床工学技士養成所で2年以上臨床工学技士としての経験をした者
・大学(短期大学を除く)で厚生労働大臣が指定する科目を修めて卒業した者
・外国の養成施設を卒業したもの
試験方法 筆記試験
試験場所 札幌、東京、大阪、福岡
試験日程 3月上旬
申込期間 1月上旬~中旬
合格発表 3月頃
受験料 30,800円
問い合わせ先 公益財団法人医療機器センター
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概要

臨床工学

臨床工学技士は、1987年に「臨床工学技士法」が成立してできたもので、医師の指示のもと、人口呼吸器や人工心肺装置などの「生命維持管理装置」の操作や管理をする、医療に不可欠な医療機器のプロフェッショナルになります。

業務独占資格になりますので、臨床工学技士の試験に合格して、厚生労働大臣より臨床工学技士免許を交付してもらわなければ、臨床工学技士としての業務を行うことができません。

受験資格を得るには、臨床工学技士養成所、もしくは指定の学校において、3年以上の臨床工学技士に関わる知識や技能(医用工学概論や公衆衛生学など)を修得してからでないと、受験資格を得ることができません。

臨床工学技士の資格(免許)を取得することで、第1種ME技術実力検定試験の受験資格を得ることができます。

試験内容

  • 医学概論(公衆衛生学、人の構造および機能、病理学概論及び関係法規を含む)
  • 臨床医学総論(臨床生理学、臨床生化学、臨床免疫学及び臨床薬理学を含む)
  • 医用電気電子工学(情報処理工学を含む)
  • 医用機械工学
  • 生体物性材料工学
  • 医用治療機器学
  • 生体計測装置学
  • 医用機器安全管理学

免除科目

なし

合格基準

合格発表後に掲示

受験者数・合格率

年度 受験者数 合格率
2016年 2,947人 81.9%
2015年 2,739人 72.5%
2014年 2,848人 83.2%
2013年 2,784人 78.8%
2012年 2,361人 75.3%
2011年 2,086人 75.5%
2010年 1,959人 77.4%

受験者は増加傾向にあります。

試験の難易度

合格率は8割辺りを推移しており、医師や薬剤師など、他の医療資格と同様に高い合格率ですね。

ただ、合格率は年々低下しており、その背景として、受験者の数が多くなっていることで、合格基準が高くなっていることが影響しているかと思われます。

合格率が高いからと言って、決して簡単な資格ではありません。受験資格を得るには、基本的に臨床工学技士養成所において3年以上の経験を積まなければいけません。

養成所では、臨床検査技師の試験に関する知識や技能をみっちり学習します。そしてその中から、2割の受験者が落ちると考えると、決して簡単な資格ではないことが分かりますよね。

試験の勉強

勉強法 臨床工学技士 勉強法(準備中)
テキスト 臨床工学技士 テキス
問題集 臨床工学技士 問題集

資格を活かせる仕事

臨床工学技士の主な就職先として、総合病院や付属病院にて、人工心肺業務や集中治療室や高気圧酸素療法、心臓カテーテル検査業務などの医療機器に関わる重要などの重要なポジションで業務を行います。

その他にも、医療機器メーカーや、研究など、多方面で活躍することが可能。知識や技術力はもちろん、医師や看護達とのやりとりが多くなりますので、コミュニケーション能力が重要になります。

収入については、入社1年目の臨床工学技士の平均年収は320~350万円程度です。透析業務を行う際は資格手当が支給されることもあります。

口コミ・体験談

お勧め度 ★★★★★5

高貴 30代男性(会社員)
2014年6月10日

他の医療資格に比べて活躍できる場所は多い
専門学校に通いながら、自宅では過去問を中心に勉強。問題数の割に試験問題が多いので、要点だけをまとめて出来るだけ早く問題を解くことを意識しながら勉強しました。
取得を目指すきっかけは、元、人の命に関わる医療の仕事に興味があったのもありますが、NHKで放射能や放射線量についてのニュースがやっていてそこから明確に臨床検査技師になりたいと思いました。
臨床工学技士は、臨床工学技士法 で定められており免許を取得しなければ業務を行うことができません。臨床工学技士の勤務先としては、病院がほとんどですが、医療機器メーカーや他医療施設以外で勤務する臨床工学技士も存在します。他の医療資格に比べて活躍できる場所は多いと思います。
※2017年09月07日時点の情報
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