臨床検査技師試験の難易度・合格率・試験日など

臨床検査技師とは、医師の指導監視のもと、患者の血液や尿などの検査や、心電図や超音波検査(エコー検査)などの専門業務が主な役目になります。正確な検査結果を医師に対して的確に伝えなければいけない重要な役割を担っています。

業務独占資格になりますので、臨床検査技師の試験に合格して、厚生労働大臣より免許が交付されることで、初めて臨床検査技師として業務に就くことが可能です。

臨床検査技師の業務は緻密さと正確さが求められるので、働いている人の6割強が女性になります。

臨床検査技師の2013年度の合格率は77.2%と高い水準ですが、決して簡単な資格ではありません。また、受験資格を要するには、養成機関で3年以上の専門的な知識や技術力を磨かなければいけません。

現代医療が進化していく中で、欠かせない存在で、医療系の資格の中でも、特に重宝される資格になります。

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臨床検査技師試験とは

資格名臨床検査技師
人気将来性
就・転職難易度
主な対象者
小学生
中学生
高校生
大学生
専門生
社会人
その他
資格種別国家資格(業務独占資格)
ジャンル医療・心理
資格区分なし
受験資格厚生労働大臣指定の学校(養成所)で3年以上経験大学医学部、歯学部を卒業医師、歯科医師の取得者大学や育成所で5科目を修めた人
試験日程2月中旬(年1回)
試験場所北海道、宮城、東京、愛知、大阪、広島、香川、福岡、沖縄
試験内容筆記試験(択一式 :200問、5時間)
免除科目
合格点200点満点中120点以上
受験料11,300円
登録・更新登録免許税:9,000円。更新制度は無い
口コミ2件口コミ投稿
問い合わせ臨床検査技師国家試験臨時事務所
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臨床検査技師試験の試験日

2018年度試験

【試験日】2019年2月20日(水)
【申込期間】2018年12月14日~1月4日
【合格発表】2019年3月25日

臨床検査技師試験の試験内容

医用工学概論(情報科学概論及び検査機器総論を含む)、公衆衛生学(関係法規を含む)、臨床検査医学総論(臨床医学総論及び医学概論を含む)、臨床検査総論(検査管理総論及び医動物学を含む)、病理組織細胞学、臨床生理学、臨床化学(放射性同位元素検査技術学を含む)、臨床血液学、臨床微生物学及び臨床免疫学

臨床検査技師試験の受験者数・合格率

年度受験者数合格率
2017年4,829人79.3%
2016年4,987人78.7%
2015年4,400人76.4%
2014年4,298人82.1%
2013年4,148人81.2%
2012年4,097人77.2%
2011年4,012人75.4%
2010年3,959人67.0%

臨床検査技師試験の難易度

受験者数は毎年4000人前後で推移しており、合格率も70%程と横ばいになります。

臨床検査技師の合格率は、他の医療系の国家資格(医師や看護師、薬剤師など)に比べて低くなります。(ちなみに医師・看護師が約90%、薬剤師が約80%)

受験資格を得る為には、厚生労働大臣指定の臨床検査技師養成所で3年以上の課程をこなさなければいけません。その中で、臨床検査技師の試験に関する勉強をみっちり行いますので、授業を真面目に聞いていればそこまで難しくありません。

ただ、ここでいう難しくないというのは、臨床検査技師養成所に通っている人からしてみればという意味であって、決して一般人レベルで難しくないという意味ではありません。

回りくどい言い方をしましたが、要は一般人がちょこっと勉強して受かるようなレベルではないということです。

合格率は70%程で推移していますが、受講する臨床検査技師養成所で合格率の幅が大きく、100%近い合格率を輩出している学校もあれば、半分にも満たない合格率しかいない学校も存在します。

そういった背景もありますので、学校選びには慎重になることが大事になってきます。

臨床検査技師試験の勉強法

臨床検査技師の独学勉強法

資格を活かせる仕事

臨床検査技師の活躍できる場は、主に総合病院や付属病院、検査センターなどになります。

業務内容は、心電図・心臓・腹部エコーなどの「生理機能検査」、手術で摘出された臓器や体液、分泌物を加工して顕微鏡で鏡検する「病理組織検査」が主になります。その他にも、免疫学検査や細菌検査など、検査に関わる業務の一旦を担います。

接客をすることがほとんど無いので、一般の人にはあまり馴染みがないかもしれません。

余談ですが、チームバチスタのパート1で「宮川大輔」さんが演じてたのが、臨床検査技師です。

臨床検査技師の収入

臨床検査技師の平均年収は、461万円です。サラリーマンの平均年収が408万円なので、およそ50万円程高くなります。

看護師の平均年収が471万円なので、臨床検査技師の方が、平均年収が低いという結果になります。(個人的にかなりビックリなんですが・・・)

臨床検査技師は、他の医療系業務独占資格に比べて平均継続年数が高いので、働きやすい環境にあるといっていいでしょう。

(まー、医師や薬剤師などに比べて独立しにくいという背景もあるでしょうが・・・)

臨床検査技師として1年以上細胞検査の経験があれば、臨床検査技師の上位資格として「細胞検査士」と呼ばれる細胞監査に特化した資格の受験資格を得ることができます。

細胞検査士になることができれば、がん細胞の研究などの最前線で活躍することも可能で、そうなれば収入は臨床検査技師に比べて、飛躍的にアップする可能性を秘めています。

臨床検査技師の平均データ

平均年収461万円
平均月収31万円
平均時給1,790円
年間賞与93万円
平均勤続年数10.8年
総労働時間178時間/月
男女割合男性:38.2%、女性:61.8%

※資料出所 厚生労働省「賃金構造基本統計調査

受験者の口コミ

私は現在全く関係ない職種に就いていますのであまり参考にならないかもしれませんが・・臨床検査技師のスキルを生かせる場所として、病院の検査センターや保健所などですね。
経験を積めば上級資格の細胞診検査実務の資格を取得できます。そうなれば、新薬の治検の仕事や企業の研究所など、業務の幅は広がります。
どれだけ経験を積めるかが収入や地位に関わってきます。他の口コミでも言われている様に、臨床検査技師は飽和状態ですが、経験を積むことでプロフェッショナルになれれば、働き口は無数にあると思います。(30代男性 会社員)
大一応言っておきますが、合格率が80%ですが決して楽な試験ではありません。この資格をとることで、「認定血液検査技師」、「認定臨床微生物検査技師」などの資格にチャレンジできるので、踏み台として取得する人が多い。医師や看護師を除いて医療機関の業務独占資格はどこも飽和状態にあります。もちろん臨床検査技師も例外ではありません。
特に臨床検査技師に関しては需要と供給のバランスが崩れていますので、この資格を持っているだけではあまり使い物にならないのが現状です。
但し、一度就職してしまえば、経験さえ積めばかなり先は明るいでしょう。仕事内容としては、患者と接することがほとんど(というか私は皆無)ないので、医者や看護師の様に人を助けている!!という実感が湧かないです。そういった所にやりがいを感じる方にはキツイかもしれませんね。(30代女性 会社員)
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