医療経営士試験とは
医療機関をマネジメントする上で必要な知識を備えた人材を育成するために作られた資格になります。医療業界でも経営が重視されてきており、注目されつつある資格になります。
試験は1級から3級に分かれており、資格取得者の約9割が男性になります。
医療経営士3級に合格することにより、本協会に入会することができ、医療経営士として本協会の研究会・勉強会等の活動に参加することが可能になります。
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目次
医療経営士試験の基本情報
資格種別 | 民間資格 |
ジャンル | 医療・心理 |
資格区分 | 1級、2級、3級 |
受験資格 | 【1級】2級を取得 ※更に審査あり 【2級】3級を取得後、当協会に入会が必須 【3級】なし |
試験日程 | 下記参照 |
試験方法 | 筆記試験 |
免除科目 | なし |
試験場所 | 札幌、仙台、東京、金沢、名古屋、大阪、福岡 |
受験料 | 【1級】50,000円(別途手数料) 【2級】15,400円 【3級】8,640円 |
登録・更新 | 登録料:10,000円、年会費:10,000円。 3年ごとの更新料:10,000円 |
主な対象者 | 小学生
中学生
高校生
大学生
専門生
社会人
その他 |
問い合わせ | 一般社団法人 日本医療経営実践協会 |
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医療経営士試験の試験日
【1級】(年1回)
<一次試験>9月上旬
<二次試験>12月上旬
【2級】6月中旬、10月中旬(年2回)
【3級】6月中旬、10月中旬、3月上旬(年3回)
医療経営士試験の試験内容
出題形式
【1級】短文記述形式[10題]、論述形式[2題]
【2級】多肢選択式(100問)
【3級】多肢選択式(50問)
出題範囲
- 短文記述形式
-
病院経営戦略論、バランスト・スコアカード、クリニカルパス/地域医療連携、医工連携、医療ガバナンス、医療品質経営、医療情報セキュリティマネジメントシステム、医療事故とクライシス・マネジメント、DPCによる戦略的病院経営、経営形態、医療コミュニケーション、保険外診療/附帯業務、介護経営
- 論述形式
-
出題テーマについて、論述形式で自身が考える病院の経営戦略及び実践手法を論じる
合格点
【1級】非公開
【2級】非公開
【3級】総得点の6割程度
医療経営士試験の受験者数・合格率
1級
時期 | 受験者数 | 合格率 |
---|---|---|
第7回一次 | 74人 | 39.2% |
第7回二次 | 29人 | 79.3% |
第6回一次 | 53人 | 28.3% |
第6回二次 | 15人 | 73.3% |
第5回一次 | 43人 | 46.5% |
第5回二次 | 20人 | 75.0% |
2級
時期 | 受験者数 | 合格率 |
---|---|---|
第18回 | 574人 | 28.4% |
第17回 | 716人 | 29.6% |
第16回 | 644人 | 29.5% |
3級
時期 | 受験者数 | 合格率 |
---|---|---|
第28回 | 2,186人 | 40.9% |
第27回 | 2,084人 | 33.4% |
第26回 | 2,577人 | 39.8% |
医療経営士試験の難易度
3級に関しては、予備知識が無くても独学で十分取得可能です。