診療報酬請求事務能力認定試験の難易度・合格率・日程など

資格名 診療報酬請求事務能力認定
評価
資格種別 民間資格
資格法令
資格区分 医科・歯科
受験資格 誰でも受験できます
試験方法 筆記試験:択一式
実技試験:診療報酬請求事務
試験場所 指定会場、受験申請のあった専門学校、各種学校等
試験日程 ①7月中旬、②12月中旬
申込期間 ①5月上旬~6月上旬、②9月中旬~10月中旬
合格発表 ①9月中旬、②翌年2月中旬
受験料 7,500円
問い合わせ先 (公財)日本医療保険事務協会
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概要

診療

診療報酬請求事務能力認定試験は、日本医療保険事務協会が実施している、診療報酬明細書(レセプト)の作成を中心に、診療報酬請求事務に従事する者の知識や効率化を図るために行われる試験になりまます。

試験は、「医科」と「歯科」と分かれており、いずれかを選択して受講します。試験科目はどちらも同じになりますので、試験難易度は同じと考えていいです。

受験資格はなく、学生や業界未経験の方でも受験することができますが、数ある医療事務資格の中でも難易度はかなり高く、合格率は毎年30%程と低いです。資料の持込が可能になりますので、独学で勉強するより、講座等を受講してテキストを揃えた方が合格できる確率はアップします。

受験者の特徴として、専門学生や医療事務講座を受講している人が多いこともあり、比較的若い方が多いです。また、受験者の9割が女性で占めています。

試験内容

試験は学科と実技合わせて3時間で行われる

学科試験(医療・歯科共通)

  1. 医療保険制度等・公費負担医療制度の概要
  2. 保険医療機関等・療養担当規則等の基礎知識
  3. 診療報酬等・薬価基準・材料価格基準の基礎知識
  4. 医療用語及び医学・薬学の基礎知識
  5. 医療関係法規の基礎知識
  6. 介護保険制度の概要

実技試験

  1. 診療報酬請求事務の実技

免除科目

なし

合格基準

非公表(およそ7割程の正解率と言われている)

受験者数・合格率

医科

時期 受験者数 合格率
第45回 7,232人 39.3%
第44回 4,581人 29.3%
第43回 8,038人 38.6%
第42回 5,529人 33.4%
第41回 8,130人 32.1%
第40回 5,665人 29.5%
第39回 9,391人 30.9%
第38回 6,733人 32.7%
第37回 9,289人 33.3%
第36回 6,339人 29.7%
第35回 10,521人 27.7%
第34回 7,561人 27.4%
第33回 10,316人 26.8%
第32回 7,486人 25.6%

歯科

時期 受験者数 合格率
第45回 123人 34.1%
第44回 82人 34.1%
第43回 143人 34.3%
第42回 66人 34.8%
第41回 143人 35.7%
第40回 72人 26.1%
第39回 145人 31.0%
第38回 83人 33.7%
第37回 129人 36.4%
第36回 79人 36.7%
第35回 167人 32.3%
第34回 159人 39.0%
第33回 148人 37.8%
第32回 124人 41.9%

性別

医科
  • 男性:32,227人(9.2%)
  • 女性:319,120人(90.8%)
歯科
  • 男性:912人(9.5%)
  • 女性:8,660人(90.5%)

※統計は第1回~第44回までの累計

年齢構成(医科・歯科共通)

  • 16歳~20歳:135,621人(37.6%)
  • 21歳~25歳:75,140人(20.8%)
  • 26歳~30歳:59,062人(16.4%)
  • 31歳~35歳:36,563人(10.1%)
  • 36歳~40歳:24,444人(6.8%)
  • 41歳~45歳:15,810人(4.4%)
  • 46歳~50歳:8,813人(2.4%)
  • 51歳以上と不明:5,466人(1.5%)

※統計は第1回~第44回までの累計

受講経験の有無(医科・歯科共通)

  • 有:277,839人(77.0%)
  • 無:62,795人(17.4%)
  • 不明:20,285人(5.6%)

※統計は第1回~第44回までの累計

実務経験の有無(医科・歯科共通)

  • 有:64,721人(17.9%)
  • 無:271,988人(75.4%)
  • 不明:24,210人(6.7%)

※統計は第1回~第44回までの累計

統括

受験者のほとんどが「医科」を選択しています。その理由は、医科の方が圧倒的に実務需要が多いからです。

合格率は30%程で、他の医療事務資格に比べてかなり難易度の高い資格になります。独学での合格は厳しく通信講座や専門学校に通いながら受験するのが一般的になります。

受験者の9割が女性になり、診療報酬請求事務の実務をしている人も、ほとんどが女性になります。年齢層は10代~20代が半数を占めており、学生に人気のある資格だと分かります。

その影響か、実務経験の無い受験者が7割以上を占めます。

試験の難易度

試験はテキストの持ち込みが可能ですがかなり難しいです。

試験の勉強

とにかく過去問や模擬試験を徹底的にこなして問題に慣れることから始めましょう。

勉強法 診療報酬請求事務能力認定 勉強法
テキスト 診療報酬請求事務能力認定 テキスト
問題集 診療報酬請求事務能力認定 問題集

通信講座の紹介

テキストの持ち込みが可能な試験になるので、通信講座などを利用してキチンと試験対策をされたテキストを用意した方が良いです。

ヒューマンアカデミーの「診療報酬請求事務能力認定試験対策講座」は3ヶ月で合格できるカリキュラムが組まれているので、短期間で合格を目指す方にもお勧めです。

資格を活かせる仕事

診療報酬請求事務の生かせる場として、レセプトに関する業務があります。診療報酬請求事務能力人体試験は、医科と歯科があり、どちらかを選択します。

この資格を取得すると、医療事務の仕事に就く事が出来ます。医療事務の中でも受付、会計、オペレーターとは違い、医療費や薬代を法規に基づいて診療報酬点数を計算し、レセプト(医療機関が健康保険組合に提出する毎月の診療報酬明細書)を作成するのが仕事となります。

この資格は一度取得すれば一生使える資格なので、医療機関に就職や転職する際には役に立ちます。

但し、医療制度の改正は常に行われるので、それに対応出来るように改正毎に勉強する事は必要です。

医療事務の仕事は需要が多く、特に女性に人気があるので就職が難しいです。その為、医療事務の中で最も難しい診療報酬請求事務能力認定を持っていると、大きな強みになります。

基本的にレセプトは月末から月初のみなので、現実的には、受付病院内での受付や、ドクターや看護師の事務的な助手業務がメインになります。

医療事務の仕事

口コミ・体験談

お勧め度 ★★★★☆4

あきよ 30代女性(会社員)
2016年8月19日

医療事務の資格。
医療事務の資格で、何種類かあるうちの1つ。診療報酬請求事務能力認定試験は、合格率20〜30%ぐらいと言われているようです。私がこの資格を取ろうと思ったのは、10代の頃から憧れていたからです。
合格率も高い方ではないので、この資格を持っていると、医療機関の就職や転職に有利になると思います。私も、履歴書を見られて、よく取れましたねと何度も言われました。

お勧め度 ★★★★☆4

前田 30代男性(会社員)
2016年4月17日

難易度の高い資格
診療報酬請求事務能力認定試験は医療事務の中でも最も認知度の高い試験ですが、複雑なレセプト業務に関する資格ということもあって難易度も高いです。
試験は医科と歯科に分かれていますが、合格率は医科で30%前後、歯科でも40%程度となっていて、他の医療事務関連の資格と比べても合格率は低くなっています。
受験する人は医療事務として働きたいという人はもちろんですが、すでに医療事務で働いている人がスキルアップを狙って受験する人も多いようです。

お勧め度 ★★★★☆4

かなえ 20代女性(会社員)
2015年10月11日

独学でも可能ですが私は講座を受講しました
過去問を徹底的にこなしてレセプトもいっぱい書いて対策すれば合格することができます。
私は病院で医療事務をしています。診療情報請求事務は3回目のチャレンジで合格しました。今まであまり勉強してこなかった私にとって、相当難しかったです。
医療事務管理士を持っていないかたは、まずは医療事務管理士から目指す方が良いと思います。

お勧め度 ★★★☆☆3

スカルプ 40代女性(会社員)
2015年2月8日

レセプトは毎日数をこなすこと
今の業務のスキルアップとして職場から言われて通信講座を使って受験しました。合格率は30%程しかないので結構難易度の高い資格になりますので、これから受験を検討されている方は、過去問を見てみてから判断した方がいいかもしれません。
勉強は、セブンアンドワイで参考書を購入して独学で勉強しました。勉強のコツとしては、レセプトに関してはとにかく毎日数をこなすことです。基本的なパターンは同じなので、何回もしていくとパターンが見えてきます。

お勧め度 ★★★★☆4

高橋 20代男性(会社員)
2014年5月25日

実技は外来が難しい
試験対策についてですが、実技は外来が難しい傾向があるので、外来を徹底的にこなしておきましょう。レセプトは毎日書くことはもちろん出題傾向をきちんと把握しておきましょう。学科に関しては、過去問を中心に勉強して分からなければその都度テキストを確認する。医学通信社の医療関係法規のテキストは使いやすいです。
難しい試験ですが頑張ってください!
※2017年12月18日時点の情報
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