登録販売者試験の難易度・合格率・日程など

資格名 登録販売者
評価
資格種別 国家資格
資格法令 必置資格
資格区分 なし
受験資格 誰でも受験できます(2015年度試験より)
試験方法 筆記試験(択一式)
試験場所 各都道府県
試験日程 各都道府県により異なる
申込期間 各都道府県により異なる
合格発表 各都道府県により異なる
受験料 各都道府県により異なる(東京都は13,600円)
問い合わせ先 各都道府県の薬務主管局のホームページをご覧下さい
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概要

登録販売者は2009年6月に新薬事法が施工されたことにより新しくできた資格になります。

これまでは、一般用医薬品を販売することができるのは薬剤師だけでしたが、新薬事法が施工されたことにより「登録販売者」でも第一種医薬品以外の一般用薬品であれば販売することが可能になります。

これにより、これまで薬剤師の確保が難しく販売を断念していたスーパーやコンビニエンスストアなどでも、積極的に医薬品の販売をすることが可能になります。

登録販売者の合格率は2013年度で43.7%と薬剤師の79.1%に比べると合格率はかなり低くなっています。しかし、薬剤師に比べて受験資格が緩いので、総合的に考えると、登録販売者の方が取得しやすいです。

(業務の重要性も薬剤師の方が高いので当たり前ですよね・・・)

受験資格

2015年度から受験資格が廃止になりました。

  1. 大学で薬学に関する専門の課程を修了した者
  2. 大学(短期大学を除く)に入学し、薬学の正規の課程を修めて卒業した者
  3. 高等学校を卒業した者で、1年以上薬局又は一般販売業(卸売一般販売業を除く)、薬種商販売業、配置販売業、若しくは舗販売業で薬剤師又は登録販売者の管理及び指導の下に一般用医薬品の販売等に関する実務に従事した者
  4. 4年以上薬局又は一般販売業(卸売一般販売業を除く)、薬種商販売業、配置販売業、若しくは店舗販売業で薬剤師又は録販売者の管理及び指導の下に一般用医薬品の販売等に関する実務に従事した者
  5. (1)から(4)に掲げる者と同等以上の知識経験を有すると都道府県知事が認めた者

※上記の受験資格のいずれかを満たしていれば受験することができます。

(3)の高等学校を卒業して、薬局などで1年以上の実務経験を積むのが一番簡単です。高卒でも受験資格を持つことができるところが、薬剤師と違って受験資格のハードルが低くなる要因になります。

ちなみに、実務経験の期間は、毎月80時間以上の勤務時間が必要になります。毎月80時間だと、週4日で5時間労働であれば達成できますので、それほどハードルは高くないですね。

試験内容

  • 薬事に関する法規と制度:20問
  • 医薬品に共通する特性と基本的な知識:20問
  • 人体の働きと医薬品:20問
  • 主な医薬品とその作用:40問
  • 医薬品の適正使用と安全対策:20問

免除科目

なし

合格基準

配点を各問1点とし、以下の2つの基準の両方を満たす受験者を合格とします。

  1. 総出題数(120問)に対する正答率が7割以上(84点以上)であること
  2. 各試験項目ごとの出題数に対する正答率が3割5分以上であること

※受験地により多少異なります

受験者数・合格率

実施時期 受験者数 合格率
2016年 43,100人 43.6%
2015年 49,695人 46.0%
2014年 29,085人 43.1%
2013年 26,853人 47.1%
2012年 26,713人 44.2%
2011年 33240人 46.8%
2010年 35,875人 47.7%
2009年 42521人 47.4%
2008年 60,271人 68.3%

試験の難易度

受験資格を得られる人であれば、さほど難しい試験ではないと思いますが、まだこの資格が新設されて間もないので、確立された勉強法が無く、過去問のサンプルも少ないことから苦戦している人が多いのが現状です。

試験の勉強

独学で勉強する場合、とにかく過去問を徹底的にこなして試験の傾向を掴むところから始めましょう。

勉強法 登録販売者 勉強法
テキスト 登録販売者 テキスト
問題集 登録販売者 過去問

通信講座の紹介

登録販売者の通信講座で有名なのが、

の2つです。どちらの講座も4万円前後の受講料になるので経済的にも安心です。

通信講座の比較をする

資格を活かせる仕事

この資格を取得すると、医薬品販売専門者として、ドラッグストアや薬局等で一般用医薬品(風邪薬や心痛剤)の販売が出来ます。登録販売者がいると、一般用医薬品の殆どを占める第二類、第三類医薬品の販売が可能になるので、企業に取って有難い存在です。

薬事法が改正されたことにより、薬の販売を行う為には、各店舗に最低1人は薬剤師、もしくは登録販売者を常駐させなければいけません。

薬剤師は第一類~第三類までの薬を扱う事が出来ます。又、処方箋に基づく薬の調剤が出来ますが、これは登録販売者には認められていません。しかし、ドラッグストア等で扱っている薬の9割以上は第二・第三類なので、薬剤師が不足している現在、それをカバーする人材として、登録販者はとても需要が高まっています。

それに加えて、ドラッグストアの増加、コンビニやスーパー、家電量販店などでの薬の販売が加速していく中で、登録販売者の需要は今後も更に増えていくと思われます。

ドラッグストアは全国にありますし、中には登録販売者に資格手当を付けたり時給を高くしている所もあります。就職先を探すのにはあまり苦労しないでしょう。

また、薬剤師や登録販売者の資格を持っていれば、昇格スピードも速くなる傾向にありますので、経験積めば、早い段階で店長やエリアマネージャーとして活躍することだって可能です。

薬剤師よりも取得ハードルが低いこともあり受験者数は年々増えており、今後も注目される資格の一つになることは間違いないでしょう。

登録販売者の収入

登録販売者が活躍できるドラッグストア販売員の平均年収が年収330万円程度です。

但し、コンビニや家電量販店でも医療品を取り扱うことができるので、働く店舗により大きく収入は異なります。

資格手当が5000円~2万円程付くのが一般的なので、低収入とされる販売員の中ではそれなりに待遇は良いです。

口コミ・体験談

お勧め度 ★★★★☆4

神奈川大学卒の介護職員 30代男性(会社員)
2017年11月10日

権威も権限もあるので今後に期待したいですね
ニックネーム通り介護の仕事してるので当然利用者様に服薬介助することもありウチの施設は看護師がいないので毎日朝昼夜の薬のセットも介護職員がしますので薬の知識は必須とまではいかないけどあるに越したことはないので取っておきました。ただ内容は医薬品販売業の関連法令も結構なウェイトを占めるので純粋に薬を学びたいなら薬学検定の方がいいかもです。ただ登録販売者の方が知名度・権威・権限等が圧倒的にあるので医薬品販売業にお勤めの方なら断然登録販売者ですし私みたいな介護職員でも登録販売者の方が上司・人事考課・外部の方へのアピールにはやはり登録販売者でしょう。ただし私の場合は以前薬学検定2級に落ちてそれはひとまず置いといて登録販売者にチャレンジしましたが薬の名前はなかなか覚えれず法令で点数を稼いだのでまた薬学検定2級以上に挑戦したいと思います。ちなみに私はキャリアカレッジジャパンの通信講座が落ちたら受講料返しますってのに魅力を感じ受講して合格しました。去年の過去問全エリアの問題1200問の過去問集を720問くらいを5回繰り返し解きました。全問は無理でした(笑)。医薬品販売業にお勤めなら販売士やサービス接遇検定も合わせて取っておくといいかもです。また私みたいに現在は業界で働いてなくても周辺知識として押さえてみたりいつか転職するかも知れないという方は他業界へ参入するためのツールとして取っておくのも悪い選択ではないかと。ちなみに受験料はやけに高く私が住んでる岩手県では18000円くらいしました。色んな出版社が出題傾向等を研究して問題集を出してますので独学でも薬学検定に比べ格段に勉強しやすいと思います。出来るだけ少ない回数で取得しましょう。頑張って下さい。

お勧め度 ★★★☆☆3

ともらっくま
2016年9月10日

—-
現状でドラッグストアーで勤務中の方には、資格手当も付くようですし、よろしいかと思います。
ただ、ドラックストアーでの勤務のない方に関しましては求人をみると、時給が820円とかで
最初はレジ打ち・陳列・掃除からスタートとのことでした。
実際勤務されている方からのお話を聞いていますと、重い物を持ったりするので、その方は腰痛になったと・・
勉強は過去問を何度も解いて覚えていけば、大丈夫かと。受験料が高いので(地域にによって違いますが)かなり他の資格試験に比べるとお高いかと思います。
ドラックストアーで勤務経験のない方は、他の資格を目指された方がいいかな?と・・これは私一個人の意見ですので。

お勧め度 ★★☆☆☆2

やすえ 40代女性(会社員)
2014年10月18日

勉強期間は半年ぐらい
ユーキャンの通信講座を利用して取得しました。費用は確か6万円ぐらいだったと思います。
登録販売者が必要かと言われると「??」です。薬剤師も飽和状態の中で、同じような給料で雇うのであれば間違いなく薬剤師を雇います。
事務員の方が知識を得る為に取得するのはいいと思いますが、それだけでいい条件の会社に就職するのは難しいでしょう。

お勧め度 ★★★☆☆3

ルリ 30代女性男性(会社員)
2014年9月12日

疑問
私は薬剤師の資格を取得していますが、登録販売者の資格が何故存在しているのかが疑問です。
法律改正に伴い責任の所在が販売者になりますが、私の職場の登録販売者の方にその自覚がある人がいません。登録販売者の資格を取得して業務をしている人がいますが、薬の成分すら理解していません。
話を聞いたら受験資格をクリアしたので何となく受けたら受かったとのこと・・・そんな人に薬の販売をしてほしくありません。もちろん新米薬剤師より知識を持っている登録販売者もいますがね。

お勧め度 ★★★★★5

高岡 40代男性(会社員)
2014年5月18日

地域によって難易度が違う
勉強法は基本的に過去問を徹底的にして、厚生労働省の定めた手引書を念入りにしておけば難なく合格できます。地域によって難易度が違うみたいですが参考までに・・・ちなみに私は東京都です。
ドラッグ関係の転職にはかなり有利になる資格と言っていいでしょう。私の職場では常に薬剤師や登録販売者の募集をしています。薬剤師は貴重な存在になりますので、ほぼ採用されます。
登録販売者でもよっぽど能力が無いとかでなければ採用されます。登録販売者って辛口な意見が多いですが、それほど難しくない割に、高待遇を狙える数少ない資格だと思います。
※2017年12月17日時点の情報
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