ITプランニング・セールス検定 – 難易度・合格率・試験日など

目次

ITプランニング・セールス検定とは

ITを活用した提案型営業、いわゆるソリューションセールスに必要な知識とスキルを評価する検定です。IT企業の営業担当者や、IT商材を扱う営業職、これからIT業界の営業職を目指す人に向いています。

単に商品やサービスを売るだけでなく、顧客の経営課題や業務課題を理解し、ITを使ってどのように解決できるかを提案する力が重視されます。そのため、営業力だけでなく、ITの基礎知識や提案力、顧客との関係構築力を整理するのに役立ちます。

上位資格としてITPSマスターがあり、より高度なマーケティングやセールスの専門性を示すこともできます。IT営業としてスキルアップしたい人や、技術と営業の橋渡しができる人材を目指す人に活用しやすい資格といえるでしょう。

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ITプランニング・セールス検定の基本情報

資格種別民間資格
ジャンルIT・パソコン
資格区分ITPS、ITPSマスター(M)、ITPSマスター(S)
受験資格ITPSは制限なし。ITPSマスターはITPS資格の取得者
試験日程年数回、オンライン・会場試験など
試験方法知識試験・スキル試験。知識試験は短答式、スキル試験は論述式
免除科目ITPS養成講座修了者などは知識試験免除あり
試験場所オンライン、東京・大阪など
受験料ITPS:26,400円/ITPSマスター:13,200円
登録・更新認定制度あり
問い合わせ一般社団法人日本経営協会
関連資格営業力強化検定
ITパスポート
セールススキル検定
話しことば検定

ITプランニング・セールス検定の試験日

2026年度試験

試験日合格発表
6月9日(火)・6月10日(水)・6月16日(火)・6月17日(水)試験後1か月~1か月半程度
7月9日(木)・7月10日(金)・7月16日(木)・7月17日(金)試験後1か月~1か月半程度
9月3日(木)・9月11日(金)試験後1か月~1か月半程度
10月8日(木)・10月9日(金)・10月15日(木)・10月16日(金)試験後1か月~1か月半程度
11月12日(木)・11月13日(金)・11月19日(木)・11月20日(金)試験後1か月~1か月半程度
1月21日(木)・1月22日(金)・1月28日(木)・1月29日(金)試験後1か月~1か月半程度
2月4日(木)・2月19日(金)試験後1か月~1か月半程度
3月4日(木)・3月5日(金)・3月11日(木)・3月12日(金)試験後1か月~1か月半程度

ITプランニング・セールス検定の試験内容

試験は「知識試験」と「スキル試験」で構成されており、顧客の経営課題を把握し、ITによる解決策を提案できるかが問われます。

知識試験では、ソリューション営業の考え方やプロセス、IT活用に関する基礎知識などが出題されます。スキル試験では、ケースをもとに課題を整理し、ITプランニング・セールスとして適切な提案やアウトプットを作成できるかが評価されます。

出題範囲

ソリューション営業の基本

顧客の課題を把握し、ITを使って解決策を提案するための基本的な考え方が問われます。単なる商品説明ではなく、顧客の業務や経営課題を理解したうえで提案する力が必要です。

顧客課題の把握

顧客の現状、業務上の問題点、経営課題、改善の方向性などを整理する力が問われます。顧客の要望をそのまま受け取るだけでなく、背景にある本質的な課題を見つける視点が重要です。

IT活用による提案

顧客課題に対して、ITをどのように活用すれば解決につながるかを考える内容が出題されます。提案内容、導入効果、実現までの流れを論理的に整理する力が求められます。

アウトプット作成

スキル試験では、ケースに基づいて提案に必要な資料や回答を作成する力が問われます。ITPSの各ステップで必要となるアウトプットを、設問の条件に沿って記述できるかが評価されます。

試験科目と出題数

試験は、知識試験とスキル試験で実施されます。知識試験は120分の短答式で、スキル試験は90分の論述形式です。オンライン検定ではZoomを使用し、試験問題はブラウザービューファイルまたはPDF、解答用紙はWordを使用すると案内されています。

ITPS養成講座の4日間コースを全単元受講した場合は、知識試験が免除され、スキル試験のみで受験できます。

合格基準

合格基準は、知識試験・スキル試験ともに60%以上です。知識試験については、全体の得点だけでなく、8ジャンルそれぞれで40%以上の得点が必要です。

ITプランニング・セールス検定の受験者数・合格率

受験者数・合格率共に非公開

ITプランニング・セールス検定の難易度

ITを活用した提案営業に関する資格ですが、ITエンジニア向けの高度な技術試験というよりは、顧客の課題を整理し、ITを使った解決策を提案する力を確認する資格です。そのため、IT営業やフロントSEとしての経験がある人であれば、比較的取り組みやすい試験といえます。

また、資格取得支援講座も用意されており、講座を通して提案型営業の考え方を学んだうえで受験できる点も、難易度を下げている要素です。実施団体側も、落とすための試験ではなく、学習した課題形成のプロセスをきちんと示せれば合格できると案内しています。

一方で、単なる営業知識だけで合格できる資格ではありません。ITを使って顧客の課題をどう解決するかを考える必要があるため、ITに苦手意識がある人や、提案営業の経験が少ない人はやや難しく感じる可能性があります。

総合的に見ると、ITプランニング・セールス検定は難関資格ではありませんが、ITと営業の両方を結びつけて考える力が求められる資格です。IT営業や提案型営業に関わる人であれば、講座やテキストで基本を押さえることで十分合格を目指せるレベルといえるでしょう。

ITプランニング・セールス検定の勉強法

まずは公式テキストを使って、市場把握、情報収集、ヒアリング、課題解決、提案・企画、プレゼンテーション、契約・フォロー活動などの流れを押さえましょう。

試験は、知識試験とスキル試験に分かれています。知識試験ではITPSの各プロセスに関する理解が問われ、スキル試験ではケースをもとに提案活動やアウトプット資料を作成する力が求められます。

勉強法としては、テキストを読むだけでなく、実際の営業場面をイメージしながら学ぶことが大切です。顧客の課題をどう聞き出すか、どのようにITで解決策を提案するか、提案書やプレゼンでどう伝えるかを意識して整理しましょう。

独学でも学習は可能ですが、IT営業やソリューション営業の経験が少ない方は、資格取得支援講座を活用するのも一つの方法です。4日間の講座が用意されており、講座の最終日に検定試験を受けられる形式も案内されています。

基本的には、公式テキストで知識を固め、ケース問題を通じて提案の流れを練習する勉強法がおすすめです。IT製品やサービスを売るだけでなく、顧客の課題を見つけて解決策を提案する力を身につけるつもりで学ぶと、実務にも活かしやすくなります。

資格を活かせる仕事

IT企業の営業職、システム営業、ソリューション営業、ITコンサルタント補助、システム導入支援、プリセールス、社内のIT企画担当、Webサービスやクラウドサービスの提案営業などがあります。特に、顧客に対してシステム導入や業務効率化の提案を行う仕事では、資格で学んだ知識を活かしやすいでしょう。

ただし、この資格だけでIT営業やITコンサル職への就職・転職が大きく有利になるとは言いにくいです。IT営業では、資格よりも顧客対応力、提案力、業界知識、営業経験、ITサービスへの理解、コミュニケーション力などが重視されます。

また、資格の知名度も高いとはいえないため、履歴書で強くアピールするにはやや弱い面があります。就職・転職で評価を高めたい場合は、ITパスポート、基本情報技術者試験、クラウド系資格、営業実績などと組み合わせてアピールした方が効果的です。

ITプランニング・セールス検定は、就職・転職の決め手というより、IT営業や提案型営業に必要な考え方を整理するための資格です。IT企業の営業職を目指す人や、技術と営業の橋渡しをする仕事に関心がある人にとって、学習の入口として活用しやすい資格といえるでしょう。

資格を広めてくれると嬉しいです!
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