検索技術者検定とは
もともとはデータベース検索技術者2級認定試験といい、2014年に現在の検定名になりました。公の場で使って問題のない信用できる情報を入手し活用できる人材の育成を目指しています。
受験級は1級から3級まであり、3級は入門的な側面もありますが、1級、2級合格者ともなると、企業や大学などでも活躍できる情報管理のプロフェッショナルであるということができるでしょう。
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目次
検索技術者検定の基本情報
資格種別 | 民間資格 |
ジャンル | IT・パソコン |
資格区分 | 1級、2級、3級 |
受験資格 | 【1級】 2級取得者 【2級・3級】なし |
試験日程 | 11月下旬(1級二次は翌年2月中旬)年1回 |
試験方法 | 【1級】筆記試験、面接試験 【2級・3級】筆記試験 |
免除科目 | 1級は二次試験不合格の場合、1年間は一次試験が免除 |
試験場所 | 北海道、東京、名古屋、京都、北九州 |
受験料 | 【1級】10,800円(二次試験のみは6,480円) 【2級】 6,480円 【3級】 4,320円 |
登録・更新 | – |
主な対象者 | 小学生
中学生
高校生
大学生
専門生
社会人
その他 |
問い合わせ | 一般社団法人 情報科学技術協会 |
【総合評価】
人気 : | 将来性: |
就転職: | 難易度: |
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検索技術者検定の試験日
2020年度試験
試験日 | 申込期間 |
---|---|
<2級、1級一次> 2020年11月29日(日) <1級二次> 2021年 2月14日(日) | 未定 |
検索技術者検定の試験内容
出題形式
【1級】一次試験:筆記試験、二次試験:面接試験
【2級】筆記試験
【3級】マークシート方式
出題範囲
- 一次試験
-
情報検索技術に関する知識と実践、情報組織化と流通、専門分野の情報資源、情報の利活⽤、情報の最新技術、情報の伝達と評価、教育・指導能⼒、調整・提案能⼒
- 二次試験
-
決められた課題に関するプレゼンテーション能⼒を問うほか、情報検索関連業務についての考え⽅や企画⼒、情報検索技術と問題解決能⼒を組み合わせた情報サービスのスキルなどを問う出題が、⼝頭試問によって⾏われます。
合格点
非公開
検索技術者検定の受験者数・合格率
1級
時期 | 受験者数 | 合格率 |
---|---|---|
2019年 | 21人 | 38.1% |
2018年 | 19人 | 73.7% |
2017年 | 12人 | 50.0% |
2016年 | 13人 | 39.0% |
2015年 | 20人 | 40.0% |
2014年 | 10人 | 70.0% |
2013年 | 13人 | 53.8% |
2012年 | 19人 | 15.8% |
2011年 | 14人 | 50.0% |
2級
時期 | 受験者数 | 合格率 |
---|---|---|
2019年 | 162人 | 46.3% |
2018年 | 172人 | 48.8% |
2017年 | 141人 | 46.0% |
2016年 | 186人 | 46.0% |
2015年 | 159人 | 44.0% |
2014年 | 150人 | 43.3% |
2013年 | 144人 | 45.8% |
2012年 | 183人 | 46.4% |
2011年 | 200人 | 45.0% |
3級
時期 | 受験者数 | 合格率 |
---|---|---|
2019年 | 421人 | 82.7% |
2018年 | 358人 | 85.2% |
2017年 | 463人 | 85.0% |
2016年 | 558人 | 84.0% |
2015年 | 564人 | 84.2% |
2014年 | 613人 | 84.3% |
2013年 | 481人 | 82.1% |
2012年 | 644人 | 82.9% |
2011年 | 701人 | 83.9% |
検索技術者検定の難易度
3級は一般の社会人や情報関係の授業を履修した学生や図書館員など、2級は組織において情報検索業務に従事している人、1級は情報検索業務の実務経験が5年以上の人の方を対象としています。
3級に関して言えば、合格率が毎年80%を超えているのでキチンと勉強すればすんなり合格できるレベルなので構える必要はありません。
検索技術者検定の勉強法
- 対策セミナー(公式サイト)
- 検索技術者検定のテキスト
検索技術者検定を活かせる仕事
1級を取得しておけば情報管理を扱う部署で活躍を期待できますが、いかんせん認知度の低い資格になるので就職や転職で有利になるような資格ではありません。
あくまでスキルアップの為の資格とお考えください。